まだ、小さな幼虫で全長1cmくらい、専門的に言えば、「2齢幼虫」というところでしょう。
こげ茶と白のツートンカラーですが、これは「鳥のフン」に擬態をしたもの。
うまい作戦です!
この後、さらに成長していくと、緑色の「モスラの幼虫」みたいになります。
「アゲハチョウ」の仲間の幼虫の特徴として、捕食者からの刺激に対して、「黄色い角と刺激臭を出して撃退!」というのがあります。
今回も、その写真を撮ろうと、彼(?)を刺激してみましたが、1回、小さな角を出したのみで、あとは知らんぷりでした。
まだ、年齢的に「擬態メイン」なのでしょう。
さて、刺激臭ですが、当然のことながら、食べた植物の成分を元に体内で生成・濃縮されているものと思われます。
「アゲハチョウ・クロアゲハ」等は柑橘系の葉を食べますから、山椒等でも分かる通り、その中に刺激臭の元となる物質は含まれていそうです。
一方、「キアゲハ」などはニンジンの葉を食べます。
ニンジン葉の料理を食べると分かりますが、こちらもセリ科の植物なので、刺激臭の元になる物質は含んでいそうですね。
ここで、「柑橘系の葉を食べる幼虫」と「セリ科の葉を食べる幼虫」では刺激臭は違うのか?
なんてことも気になりますね(私だけ?)。
きっと、違うと思いますが、チャンスがあれば試してみましょう。。。
あと、この幼虫は蛹の状態で越冬するものと思われす。
そのあたりの様子も、今後、観察していきます!
”花柚子”という若木を、植えたのですが、2~3年、毎年、新芽をパクパク食べるんです。
初めは、取ってたのですが、「もう,かなん」と思って、抜きました。残念でした。
母が蝶の幼虫を家の中で育てるために
たまに、脱走した子が家の中で蝶へ孵化します!
結構びっくりです。。。
この手の幼虫って、すごい食欲ですよね。。。
うちの木は、例の食べ物の種を蒔いたら、勝手に生えてきたパターン、のものなので好きに食べて頂いています。
どちらかと言えば、幼虫の成長が楽しみです!
家の中で羽化ですか?
越冬すべき蛹が、室内の暖かさで、真冬に成虫にならないように注意ですね。
うちのは完全に「外」なので問題なさそうです。。。