ディーゼル・エンジンについて、色々と調べている時に注目すべき記事を見つけました!
それは、
- BMW 123d(欧州仕様)のディーゼルは「リッター当たり出力100馬力超」
というもの。
この「リッター当たり出力100馬力」と言えば、ホンダがVTECを開発した際、よく聞かれた基準です。
それをディーゼル・エンジンでも達成可能としたとは、さすがはBMWというところ。
このエンジンですが、
- 直4-2Lディーゼル
- シーケンシャルツインターボにより、2000rpmという低回転から400Nmのトルクを発生
- 最大出力は、150kW(204ps)/ 4400rpm
- CO2排出量は138g/km
- 「Euro4」に適合
- 2008年の Engine of the Yearを受賞
とのことです。
ホンダもトルク型のディーゼルを次期アコードあたりに搭載するようですが、このような話題を聞くと、「高出力タイプ」を開発して欲しいな、と思ってしまいます。
あと、同様に調べていると、Mベンツでも新型ディーゼルを開発しているとの情報がありました。
これは近日中に発売予定の「C250CDI」に搭載予定のエンジンで、
- 直4-2.2Lディーゼル
- 1600rpmの極低回転から500Nmという高トルクを発生
- 最高出力は150kw/4200rpm
- CO2排出量は143g/km
- 2009年から施行予定のEuro5に先行適合
というもの。
高出力のBMWに対し、高トルクを狙っているのが、両社の目指す方向性の違いを表しているようで興味深いですね。
国内でも、日産、三菱、そして、ホンダあたりが新型クリーン・ディーゼルを順次、市販化していくでしょうが、日本のメーカーが得意とするターボ技術が生かせる分野だけに、世界をリードする素晴らしいエンジンが開発されていくことを望みます。
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