「日本自動車博物館」からの車のご紹介の第82回目。
本日もダイハツからですが、「フェロー」という軽自動車。
宝石をイメージした「プリズムカット」と呼ばれるボディと、当時としては少なかった角型ライトがとても斬新なモデルでした。
1966年の発売。
2ドアながら、大人が4人、快適に乗ることが出来る車を目指しました。
また、ホンダの「N360」とライバル関係となり、パワーアップ競争もしたようです。
現在も、小さなボディに、いかに人と荷物を乗せるか?
ということが、課題であると思いますが、この頃からそういう着眼点で開発を行っていたのは偶然ではないでしょうね。
やはり、歴史があってこそ、ユーザーのニーズを反映した結果の蓄積がある訳で、それをどのように生かすかが重要なのだと思います。