
「海外で見かけた日本車」シリーズの第421回目。
「ポルトガル編(2015年)」です。
今日からはホンダの車を紹介していきますが、その初回は「アコード TYPE R」。
この車の兄弟車が日本にて「アコード EURO R」、「トルネオ EURO R」として販売していたので懐かしいですね。
「アコード」の世代としては、6代目に相当します。
改めて、こちらの車両を観察してみると、フロントのホンダのCIマークは“赤バッジ”ではなく、通常のタイプ、ヘッドランプウォッシャー付き、巨大なリアスポイラー、さらに左右2本出しのマフラーと、非常に特徴的。
この車はヨーロッパのツーリングカー選手権にも出ていましたから、これくらいは当然でしょう。
エンジンは直4-2.2L の名機「H22A」。
その後、「F20」や「K20A」といった、排気量:2L の高回転型高出力エンジンにつながっていきます。
実は「トルネオ EURO R」を運転したことがありますが、当時、「アリスト」(2代目)に乗っていた私からすると「セダンにしては足回りが硬い」というのが印象的でした。
まあ、これはホンダの「TYPE R」のお約束のようなものですから、私が不慣れなだけであったのだと思います。
この感じは国内で言えば、FD2型(セダン)の「シビック TYPE R」に引き継がれたように感じますね。