tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

現代建築の欠点(そごう大阪店開店)

2005年09月07日 23時55分40秒 | Weblog
2000年に閉店したそごう大阪店が再オープンした。
最寄の心斎橋駅では朝から駅員が整理に当たっていた。
通勤時間の早い時刻からである。
というわけで、ほぼ定時に退社して、のぞいてきた。

感想一言
「ワンフロアが狭いような気がする。」
前の店は、確かに昭和初期の建築だったから、古かったが、天井は言うほど低くなかったし、天井を見なくとも、ワンフロアの面積は広かった。おまけに親近感は合ったような気がする。
今度の店は、確かに1階あたりの天井は高いが、あれを見ていると、必ずしもその高さが、広さにつながっていないようなことがわかる。確かに新しいのは仕方ないけど、親近感はそれほどわかない。
フロアの真ん中にエスカレータがあるけど、ある程度上ると、そこからフロアが見渡せるくらいの広さという感じだ。それほど広くはない。おまけに店と店の明確な境界があいまいだから、少しごちゃごちゃしているような印象を与える。また狭さが手伝って、壁やガラスで境界を作ったブティック系の店は、かえって、入りにくいような印象を与える。

でも、なんで狭いという印象を与えるのかが最初、よくわからなかった。で、隣の大丸に入ってなんとなくわかってきた。天井の高さが、かえってマイナスに働いているような感じだ。おまけに最上階までの吹き抜けが存在して、これがなおさらワンフロアの面積を狭くする。

吹き向けをつぶして床を作り、店とした例はある。奈良近鉄では、その店が存在する。

誰が設計したのかはわからないけど、店の周囲を見ていると、大阪キタの西梅田にあるハービスエントにそっくりだ。特に地上から地下鉄の入り口になっている部分は。

あそこも高級ブティックがたくさん入った店だが、今ひとつわからない場所。下手すると、そごうもその二の前だ。

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