tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

ルパン (原題:アルセーヌ・ルパン)

2005年10月09日 23時59分10秒 | 映画
はい、先週見に行くと言って見事に失敗した「ルパン」
本日見に行ってきました。

やはり、休日だけあって、次の回まで待たなければならず、チケットと整理券をもらいました。始まるまで一時間半ほどありましたが、既に整理券は36番でした。
時間をつぶして、劇場入り。席の数が120席。私が入った回は既に満席。立ち見も出ていました。ずっと同じ姿勢だったから、体が痛くなってくる。
結構前の方で、スクリーンに向かって端の方の席だったから、やはり見にくかった。それでも映画は1年ぶりだから、感激。前回は仕事帰りに「世界の中心で愛を叫ぶ」を見たかったけど、満席で断念。代わりに「スチームボーイ」を見た。(←全然違うじゃん)

さて、19世紀末のフランスを舞台にしているが、時代考証はきわめてしっかりしている。アルセーヌ・ルパンというキャラクターだけを借りて、まったく違う話を作るのでもなく、モーリス・ルブランの原作をベースに話を組みたてているだけあって、随所に原作の内容が出てくる。ポプラ社の原作しか読んでいないが、その中で話のベースは『魔女とルパン』(原題:『カリオストロ伯爵夫人』)、と『ルパン最後の冒険』(原題:『カリオストロ伯爵夫人の復讐』)その他にも『奇岩城』『怪盗紳士』『黄金三角』『813の謎』などの要素が含まれていた。

その一つ一つが話の中で出てくるたびに、感激するのは、原作を読んだ小学生の頃の一生懸命さが思い出されるからかも知れない。話の素晴らしさは、大掛かりなセットや、効果によるものだけでなく、アルセーヌ・ルパンという人物の内面にも及び、人間としての彼の魅力を伝えてくれる。

是非お勧めしたい。

最新の画像もっと見る