tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

文庫コミック

2005年09月11日 00時53分34秒 | Weblog
二週間前に大学へ行って、図書館で大量にコピーを取ってきたが、方向性が見えないのと、辞書みたいな本のすべてをコピーするわけにも行かず、結局借りてきた。
この本は本屋では売っていないから、すべてコピーを取っても価値はあるのだが、さすがに一枚10円では困る。実際にはキンコーズで8円コピーを取ってきた。枚数は80枚。たいしたことないか。

それで、今日は返却するついでに資料収集。あまり長くは居たくないのだが、なんだかんだと手間取って、12時過ぎに入ったのが、3時半近くに出る羽目になった。今日のコピー枚数は50枚程度か。

大学前も変わってきた。個人営業の古本屋が廃業して、代わりにブックオフが建った。あまりいい品揃えとは言いがたい。チェーン展開しているから、足りない分は補充みたいな形で、送られてくるみたいだが、どんな本をそろえるかで立地条件も影響する。

このところ、藤子不二夫Aの『まんが道』が読みたいのだが、文庫コミックくらいしかない。漫画は結局絵が命なのだが、文庫のサイズにすると見にくくなるような気がする。何せ小さくなるからだ。全巻はそろっていなかったが、一冊を見てみると、それほど見にくくない。読みやすかった。だが、同じように手塚治虫の『陽だまりの樹』を手にとって見ると、案の定読みにくい。その両者の違いとは、絵の書き込み方である。

藤子は線の書き込みが少なく、ペタッとしたタッチで書くが、手塚はきわめて絵を書き込むだけあって、細かい。しかし、それは文庫サイズでは、発揮できていないのである。特に手塚のタッチは独特といえるものがあるから、今のコミックになれた子供が見ると、好き嫌いがはっきりするかもしれない。ある意味、劇画タッチなのだ。

文庫コミックも、本屋ではセロファン(シュリンクという)がかかっていて中を見ることはなかなか出来ないが、かえって確認する必要があるかも知れない。