tyokutaka

タイトルは、私の名前の音読みで、小さい頃、ある方が見事に間違って発音したところからいただきました。

SWEET CAMEL

2005年02月17日 17時15分25秒 | Weblog
今日、CHEERSへジーンズを買いに入ってきた。実は、ジーンズをはき始めてこの方、この店でしか購入したことがない。15年以上になる。バーゲンのハガキをもらって、その中に、「SWEET CAMEL緊急売り切り処分」とあった。実はこのブランドは、はき始めた時からである。ちなみにこのブランドのジーンズはすべてレディスである。それゆえ、細身である私は(この15年以上細身である、身長は伸びたが)より細く見せることの出来るこのジーンズを男性にもかかわらず、ずっと愛用している。今回の緊急売り切りとは、この店で取り扱うことを終了するために行っているそうだ。今後はマリテ・フランソワ・ジルボーという、フランスのジーンズブランドを中心にしていくと聞く。だがSWEET CAMELというブランドがなくなるわけではない。店の主人と話すと、かつてCAMELを買っていたお客さんが、最近ではジルボーにシフトしているのだと話される。そして、最近ではSWEET CAMELの展開がイトーヨーカドー等の大手スーパーマーケットへシフトしていることも話された。SWEET CAMELがそれだけ大衆化したことでもあるのだと思う。ブランドイメージの確立に伴う力学はかなり複雑である。何もないところで高値を付けて売り出しても、誰も振り向いてくれない。それゆえ、最初の何年かは赤字ギリギリの値段をつけて、それから上げていくという方法を取る。しかし、ブランドイメージが高級化すると、また別な問題として「良いものだけども、高いから少ししか売れない」ということになる。その結果、ブランドのプライドが許せる範囲で、売り場を確保しようとメーカーが動くことになる。なんとなく、そんなものを見たような気がした。