ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

パン

2007年03月23日 | EAT
食欲の春である。というか、私はいつも食べ物のことばかり考えてる困った食いしん坊なのである。痩せたいのに食べたい!食べたいけど痩せたい!食べるから痩せない!だったら食いまくってやる!というわけで体重がどんどん増加しつつあり危険なのである。

特に最近はパンにハマッてるのだが東京には美味しいパン屋さんが多くて困るのである。富ヶ谷の「ルヴァン」と渋谷東急本店前の「ヴィロン」のバゲットは絶品である。新興の「ヘンリー・カイザー」のバゲットもとても美味しい。伊勢丹に入っている「アンデルセン」だってナカナカの味である。銀座、恵比寿、新宿の三越に入っている「ヨハン」も便利なので時々買うが先の4店のほうが断然に美味しい。

私の最近のパン遍歴なのだが、パンにハマった当初はシンプルなバゲットを買ってきて家でパテやフォアグラなどをつけて楽しんでいたのである(3ヶ月ほどほど)。その後にパンにもいろんな種類があることを知り、そのどれも食べたくなってしまいいろいろな種類を食べまくり(3ヶ月ほど)、しかし明らかに体重が増えてしまったのでまたシンプルなバゲットに戻っている現在である(ここ2ヶ月ほど)。パンの中でも私が好きなのは俗に言う「フランスパン」、つまりバゲットなのだが、このバゲットというのがナカナカに奥が深いのである。まず、本当に美味しいバゲットをだす店が圧倒的に少ないということ、ほとんどのお店が落第点なのである。これは使用する小麦粉が国産かフランス産かで大きく分かれるところだ。焼き方、形状にも私なりのこだわりがある。私の場合特に大切なのがバゲットの外側、つまり表皮なのだ。これがパリッとしながらもシットリとしていなくてはいけないというまことに個人的でワガママな要求を満たしているお店は実に少ない。ちなみにヴィロンのバゲットは合格である。ヴィロンにはバゲットだけでも数種類あるのだがそのどれもが納得できる味である。渋谷にはあまり用事がないのだがバゲットのためだけにヴィロンに行くほどである。

富ヶ谷にある「ルヴァン」のパンも絶品である。こちらは天然酵母のパンである。近頃流行の天然酵母であるが「ルヴァン」は本物である。天然酵母のパンでは西荻窪の「リスドォル・ミツ」が有名だが、私はルヴァンを推薦したい。「リスドォル・ミツ」のパンも1ヶ月ほど食べ続けてみたが「ルヴァン」の味の奥深さには敵わなかった。ルヴァン伝説を語ると長くなるが、実に奥深い店である。ルヴァン恐るべし。と書いてる間にもパンが食べたくなってしまった食いしん坊、困ったものである。