ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

デブはダメ!

2007年03月07日 | BICYCLE
よく行く新宿の自転車さんに続々と今年のモデルが入荷しています。どれもこれもカッコよくて欲しいなぁ、と思うものの自分の心に正直に本当に欲しいモノとなるとこれがナカナ決められないものなんですね。あれほどたくさんの車種、カラーがあるのに「この1台」を決定するとなるとナカナカ決められないこの行為は他の何かに似ているなぁと思い返したら、丁度自分の奥さんを決める行為に似ていると思いだしました。カメラもクルマも「この1台」となるとナカナカ決められないのは皆さん同じなんですよね。特にこだわりのないものは1秒で決められるのですけどね。
さて現在、私の欲しいロードバイクという車種ではカーボン素材のものが流行なのですが(カーボンの弱さを克服するためにフレームがやや太いのが難)、クロモリ(クロームモリブデン鋼:鉄ですね)素材の細身のフレームが上品でとても素敵なのです。軽くて操縦性もよろしいカーボン、多少重いものの(とはいっても大したことない)独特の乗り味のクロモリ、うーーーん!どれもこれも欲しいぞ!というのでこの半年は雑誌などを見ながら楽しい時を過ごしておるのですが、ここでたいへん基本的かつ重要なことがわかりました。それはこれら美しいロードバイクなのですが、体重の重い人は乗れないということです。そんなことないぞ。私は以前にお相撲さんがママチャリ乗っているのを見たことあるぞ。という人もいるかと思いますがママチャリとロードバイクは同じチャリでも別物です。特にロードバイクはタイヤも細く(ほとんどが2.3cm)、軽量化のためにフレームはもとよりあらゆる部品も肉抜き加工を施すなど頑丈にはできていません。阿佐ヶ谷にある某有名輸入自転車店ではあからさまにデローザ、コルナゴ、ピナレロなどのロードバイクを乗る人に体重制限を設けているところもあるくらいです。私も体重聞かれましたし。
じゃあ、大体どの範囲まで許されるのか!ということなのですが、大体75キロくらいまでのようです。80キロではフレームに無理のある車種もいくつかあるようですね。確かにロードバイク乗りでデブの方ははあまり見ません。たとえクロモリといえどもフレームが耐え切れませんし、あの細身のクロモリフレームに太目の方は似合いません。誤解しないで頂きたいのは太っている方で自転車好きの方を非難しているのではありません。私も以前デブでしたからデブの悪口はいいたくないのです。ただ、大型バイクでも体重の軽い人は乗るべきではないように、ロードバイクにも若干の制限があるということです。現在66キロの私でも少し気がゆるむとすぐに70キロ、75キロになってしまいます。今年も日々自制して運動、食事制限しないといけません。ありったけ飲んでも食べても体重が変わらない人がいますが本当にうらやましいです。私も日々気兼ねなく飲み食いしたいであります。さて肝心の1台ですが多分、本年で生産終了と言われているイタリアの老舗コルナゴによるクロモリフレームの傑作「マスターXライト」だけは手に入れておかなければいかん!と思っておるところです。