ROOM 402

日々多くを思うものですがその思いはすぐにきえて忘れてしまうものです。忘れられない想いや日々の出来事を書き綴ります。

閉ざされた森

2007年03月25日 | CINEMA
数日前に取り込んだ映画なのだが期待してなかった分楽しめた。まずは映画タイトルの「閉ざされた森」からしてそそられた。主演にジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソンなど知ってる俳優さんが出ていたが、ここでもジョン・トラボルタはいい味を出していたのである。ジョン・トラボルタは個人的に大注目の俳優さんなのである。ジョン・トラボルタといえば「サタデー・ナイト・フィーバー」だが本人はあのイメージを払拭したくて長年苦労したらしい。その後の「アーバン・カウボーイ」でもイメチェンに成功できなかったようである。「ミッドナイト・クロス」も大好きな作品だが最近のような超売れっ子というわけではなかったようだ。近年では「パルプ・フィクション」「ブロークン・アロー」「フェース・オフ」「ゲット・ショーティー」「ソードフィシュ」とヒット作を連発するが特に「パルプ・フィクション」以降のジョン・トラボルタからが個人的にとてもカッコイイ俳優さんだと思っている。この年齢を重ねるごとに渋くカッコヨクなっていく点ではなぜかショーン・コネリーに似ている気がするのであるが、この感じは私だけの特殊な感じなのであまり気にしないでいただきたい。年齢・体型ともに親近感がわくジョン・トラボルタだが近頃は演技自体も上手だと思う。地味な映画だが「フェノミナン」もとてもいい映画だったぞ。

この映画なのだが現在の米軍レンジャー部隊をベースにしている。だが基本的にはサスペンス&心理モノであり、舞台が米軍基地であろうがそんなことはどうでもよいのである。映画のポイントは誰が本当のことを言っていて、誰が嘘を言っていて、誰が真犯人で、誰が黒幕なのかということであり、それをジョン・トラボルタと新人の女性検察官が調査するという内容である。昔これととてもよく似た映画を見たことあるのだが、その「ユージャル・サスペクツ」ととても酷似している感じがしてしまった。あの映画から主役のケビン・スペイシーは大ブレイクして現在ではハリウッドを代表する大物俳優になってしまったが「ユージャル・サスペクツ」と「アメリカン・ビューティー」でのケビン・スペイシーの演技は名演であった。映画の内容イコール種明かしになってしまうので内容は書かないが、「パルプ・フィクション」で同期のジョン・トラボルタとサミュエル・L・ジャクソンが出演しているだけでこの映画がどれだけ食わせ者かがわかっていただけると思う。