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越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その2)

2011-07-23 11:05:36 | 自然散策クラブ(澄麗(スミレ)会)
【立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その2)】

『歩くアルペンルート・・・立山駅~黒四ダム』歩こう!!』
2011年7月21日(木)

その1 弥陀ヶ原からスタート オオバタケシマランやタテヤマウツボグサ
その2 美松坂(1)     ベニバナイチゴやゴゼンタチバナ
その3 美松坂(1)     ミネズオウやツガザクラ
その4 美松坂から天狗平   テガタチドリやシナノキンバイ
その5 天狗平から室堂平   ハクサンフウロやクロユリ
その6 特集         キヌガサソウとチングルマ(タテヤマチングルマ)
その7 ライチョウの親子

その2 は美松坂を登りつつ、両サイドの道端の高山植物を探しながらのトレッキングです。
途中広大な大湿原の弥陀ヶ原高原を余すところ無く眺める事が出来る場所が数箇所あります。
ゴロ石の道を登る道も草刈りがしてあり歩きやすかった。ナナカマド・ミネカエデなどの樹林の中を歩くと、初夏を精一杯の美を競って楽しませてくれます。

◎美松坂のコースから見た弥陀ヶ原・・・ガキ田が点々と見えます


◎ベニバナイチゴ(紅花苺)バラ科・・・果実は赤く熟し食べられます


◎エンレイソウ(延齢草)ユリ科


◎キソチドリ(木曽千鳥)ラン科


◎ハナヒリノキ(嚏の木)ツツジ科


◎ツマトリソウ (端取草) サクラソウ科


◎ゴゼンタチバナ(御前橘) ミズキ科


◎アカモノ(赤物)ツツジ科


◎マルバウスゴ (丸葉臼子)ツツジ科


◎サンカヨウ(山荷葉)メギ科


◎オガラバナ(麻幹花)カエデ科


◎コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)ツツジ科


◎オオバスノキ (大葉酢木)ツツジ科


◎オオヒョウタンボク(大瓢箪木) スイカズラ科・・・秋口にはヒョウタン形の赤い実がつきます


その3 の続きます
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立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その1)

2011-07-22 05:35:55 | 自然散策クラブ(澄麗(スミレ)会)
【立山・弥陀ヶ原~美松坂~室堂平(その1)】

『歩くアルペンルート・・・立山駅~黒四ダム』歩こう!!』
2011年7月21日(木)

その1 弥陀ヶ原からスタート オオバタケシマランやタテヤマウツボグサ
その2 美松坂(1)     ベニバナイチゴやゴゼンタチバナ
その3 美松坂(1)     ミネズオウやツガザクラ
その4 美松坂から天狗平   テガタチドリやシナノキンバイ
その5 天狗平から室堂平   ハクサンフウロやクロユリ
その6 特集         キヌガサソウとチングルマ(タテヤマチングルマ)
その7 ライチョウの親子


今回は高原バスで弥陀ヶ原(標高1,930m)まで行き、そこから遊歩道で美松坂を登り天狗平まで。そこからチングルマロードを進み室堂平に行きました。お天気は午後からは薄曇でガスで視界は良くありませんでしたが雨にも会わずトレッキングにはこの日も最高のお天気でした。
一部遊歩道より残雪を眺めながら途中で見かけた立山の植物 約65種類をシリーズ6回にわたってご紹介していきます。そして室堂平で見かけた雷鳥の親子・・・しばし足を止めてみていました。

その1 は弥陀ヶ原にてバスを降り、少し車道を歩いた後石垣横の階段を登り美松坂へと入って行きます。
美松坂は天狗平と弥陀ヶ原と結ぶ近道として作られました。バス道路が出来るまで沢山の登山客で賑わっていたのですが, バス開通後一時は廃道状態となりました。しかし数年前天狗平山荘のスタッフや山岳ガイドの方々により整備され安全に歩く事が出来るようになりました。
立山室堂周辺では珍しくなった?”地面を歩く”登山道です。所要時間 下り1時間20分。登り2時間。 近年人気コースです。

◎本日のコース(赤線)です。弥陀ヶ原~(美松坂)~天狗平~(チングルマロード)~室堂平
(地図はマピオン画像を編集)


◎弥陀ヶ原に着きました。ここからスタートです
下の方に雲海が見えます。・・・徐々に雲海が上がってくる気配です


◎タテヤマウツボグサ(立山靫草)シソ科


◎ミヤママタタビ(深山木天蓼) マタタビ科・・・葉が始めは白く、徐々にピンク に変色していきます


◎ムシトリスミレ(虫取菫) タヌキモ科・・・食虫植物の名に恥じず、下の葉に虫がたくさんがついてます。栄養を沢山とってどんどん繁殖して欲しいです




◎車道より美松坂への登り口です


◎クロクモソウ(黒雲草) 】ユキノシタ科・・・亜高山帯から高山帯 下部の湿り気の多い傾斜地や渓流のほとり、湿った草地に生育しています


◎クモマニガナ(雲間苦菜) キク科・・・平地のニガナやハナニガナより小さく、岩場のタカネニガナより大きい


白花です


◎マイヅルソウ(舞鶴草) ユリ科・・・葉の基部が深く切れ込んだハート形である点で、この葉の形が舞い上がる鶴のように見えることからマイヅルソウと呼ばれます


◎モミジカラマツ(紅葉落葉松草、紅葉唐松) キンポウゲ科・・・名前は、花がカラマツの葉の付き方に似ていること、葉が モミジの葉に似ていることから付けられました


◎オオバタケシマラン(大葉竹縞蘭) ユリ科 ・・・葉腋から目立たない緑白色の花をぶら下げる。花柄の途中 に関節があり、そこでねじれる。秋には赤い実がなります


◎ミツバオウレン(三葉黄蓮) キンポウゲ科・・・亜高山帯~高山帯の針葉樹林内のやや湿ったところや雪田の縁に生える 多年草です


◎イワカガミ(岩鏡) イワウメ科・・・高山や深山の草地や岩場に群生する,常緑多年草です。花の先は大まかに5裂し,先端は細かく裂けています。葉は丸く光沢があります


◎ハリブキ(針蕗) ウコギ科・・・葉がフキに似て大きく、全身に針がある。別名:クマダラ


◎ミズバショウ(水芭蕉)サトイモ科


その2 に続きます

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山中温泉:鶴仙峡

2011-07-21 07:24:03 | 旅行
【山中温泉:鶴仙峡】
石川県加賀市山中温泉(旧:江沼郡山中町)
2011年7月16日~17日

小学校の同窓会が山中温泉で16日~17日の1泊2日で開かれました。42名の同級生の内26名が出席、それに小学1年と2年生の担任の先生も出席させ、○○年前の懐かしいお話に和気藹々と過ごす事が出来ました。山中温泉といえば鶴仙渓(かくせんけい)の渓谷があり、「こおろぎ橋」から「あやとり橋」、「黒谷橋」に至るまでの、約1kmの区間を言っています。砂岩の浸食によって数多くの奇岩が見られる景勝地であり、南北に長い山中温泉街の東側を並行し、温泉客の散策地としても人気が高いスポットです。

◎鶴仙峡の案内板・・・右下側が「黒谷橋」、中央に「あやとり橋」、左上側に「こおろぎ橋」があります。


◎こおろぎ橋
鶴仙渓の一番上流に架かる総檜造りの橋で、全長は21mで鶴仙渓、または山中温泉のシンボルとしてよく登場します。




◎あやとり橋
こおろぎ橋より更に800m下流に架かる橋で橋名はあやとりと平仮名表記です。デザインを施したのは、華道草月流家元の勅使河原宏で、竜がうねりを見せるような独特の形に、鮮やかな赤紫が目を引き、強烈なインパクトを与えています。






◎黒谷橋
あやとり橋から更に500m下流に架かる橋でコンクリートアーチ橋で昭和10年に竣工、白を基調とし、大正時代を思わせるようなレトロ調の意匠が特徴です。


◎小才橋


その他に見所として
◎砂岩の浸食によって数多くの奇岩が見られる景勝地


◎あやとりはしの近く、鶴仙渓遊歩道沿いに名物の川床




◎「山中や菊は手折らじ湯のにほい」と詠んだ松尾芭蕉を祀る御堂です


◎無限庵・・・加賀藩家老であった横山家が金沢市の邸内に建てた書院を移築したもの


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祖母谷自然観察会(その4)

2011-07-20 16:59:41 | 越中の山野草と温泉を楽しもう!
【祖母谷自然観察会(その4)】
2011年7月18日(月)
県民カレッジ自遊塾 《越中の山野草と温泉を楽しもう》 23年度・第3回
観察会コース : 黒部渓谷:欅平駅から祖母谷温泉まで

その1 トロッコ電車の車窓から(宇奈月から出平まで)
その2 トロッコ電車の車窓から(出平から欅平まで)
その3 遊歩道散策(欅平から祖母谷温泉まで)
その4 遊歩道でであった山野草

欅平から祖母谷温泉までの道のりで見かけた山野草です。

◎ヤマブキショウマ(山吹升麻) バラ科


◎ノリウツギ(糊空木)アジサイ科


◎ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)キク科


◎クロモジクロモジ(黒文字)クスノキ科 の実


◎シモツケソウ(下野草)バラ目


◎タニタデ(谷蓼)アカバナ科


◎オトギリソウ(弟切草) オトギリソウ科 ・・・この草を原料とした秘薬の秘密を 漏らした弟を兄が怒りのあまり斬り殺したという伝説があるそうです


◎エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)ユキノシタ科


◎キンコウカ(金黄花・金光花) ユリ科 ・・・低山帯~高山帯の湿原に群生する多年草




◎アカモノ(赤物)ツツジ科 の実


◎ニワトコ(接骨木)スイカズラ科 の実


◎ハクサンオミナエシ(白山女郎花) オミナエシ科 


◎トリアシショウマ(鳥足升麻) ユキノシタ科


◎ヒメヤシャブシ(姫夜叉五倍子)カバノキ科


◎ホツツジ(穂躑躅) ツツジ科 ・・・花が穂になっていることによります


◎ミカエリソウ(見返草) シソ科 ・・・名の由来, 花がきれいでみんな振り返って見ること による


◎コメツツジ(米躑躅)ツツジ科 ・・・名前の通り白くて小さな花のツツジです


◎クガイソウ(九蓋草) ゴマノハグサ科 ・・・クガイソウの名前の由来は先端がとがり縁に多くの鋸歯がある葉が4~8枚くらい輪生し 、 それが6~9段あることで 九階草(クガイソウ)となり、後に 「階」が「蓋」に 変化し「九蓋草」と呼ばれるようになったということです


祖母谷自然観察会 おわり
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祖母谷自然観察会(その3)

2011-07-20 05:45:36 | 越中の山野草と温泉を楽しもう!
【祖母谷自然観察会(その3)】
2011年7月18日(月)
県民カレッジ自遊塾 《越中の山野草と温泉を楽しもう》 23年度・第3回
観察会コース : 黒部渓谷:欅平駅から祖母谷温泉まで

その1 トロッコ電車の車窓から(宇奈月から出平まで)
その2 トロッコ電車の車窓から(出平から欅平まで)
その3 遊歩道散策(欅平から祖母谷温泉まで)
その4 遊歩道で出合った山野草


その3 は黒部峡谷鉄道の際終点の欅平駅(標高599m)から祖母谷川に沿って祖母谷温泉まで、山野草を見ながらの散策をしました。
奥鐘橋を渡り、まず岩壁をえぐり取って造られた歩道「人食い岩」の大きく開いた口の中をくぐって進みます。途中道の右側に28個のヘルメットが置かれています。看板にはこの先の道路は“落石等について100%の安全は保障していません、自己の責任において注意してください”との旨が書いてあります。
しばらく進むと日本秘湯の会の名剣温泉があります。さらに正面に唐松岳を見ながら進むとトンネルが2つほどあり、長いトンネルを抜けると祖母谷温泉が二つの橋と共に見えてきます。
祖母谷温泉は唐松岳(2,696m)や白馬岳(2,932m)の登山口でもあり、多くの登山客が訪れます。
橋を渡り祖母谷温泉の反対側の河原には河原の露天風呂「祖母谷地獄」があります。


◎欅平から祖母谷温泉へ


奥鐘橋


橋より下を見てたら橋の下を“トビ(鳶)”が飛んでいました・・・上から目線で見たのは初めてです


人食い岩・・・人を飲み込むように見えることから


道路わきには28個のヘルメットが・・・帰りには戻しておいてください


秘湯の温泉 名剣温泉です


峡谷に面した露天風呂もみえます


祖母谷峡にはまだ残雪が残っていました


名剣温泉を過ぎ道は祖母谷温泉へと


長いトンネルを抜けると・・・そこは祖母谷温泉でした




祖母谷温泉です


男子露天風呂


河原に下りていくと




河原から熱湯が湧き出ています・・・湯の花も


清流の水と温泉を混ぜて足湯にしている観光客の人も


塾生の方々も・・・




この後、欅平駅に戻り、14時37分の電車で宇奈月に戻りました。
総勢 67名の 塾生の方々が参加されました。

その3 終わり

その4 遊歩道で出合った山野草 に続きます
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祖母谷自然観察会(その2)

2011-07-19 10:08:13 | 越中の山野草と温泉を楽しもう!
【祖母谷自然観察会(その2)】
2011年7月18日(月)
県民カレッジ自遊塾 《越中の山野草と温泉を楽しもう》 23年度・第3回
観察会コース : 黒部渓谷:欅平駅から祖母谷温泉まで

その1 トロッコ電車の車窓から(宇奈月から出平まで)
その2 トロッコ電車の車窓から(出平から欅平まで)
その3 遊歩道散策(欅平から祖母谷温泉まで)
その4 遊歩道で出合った山野草

その2 は出平駅(標高370m)から終点の欅平駅(標高599m)までの沿線の大自然をお楽しみください。
黒部川のエメラルドグリーンの水面と垂直に落込む岩山「出六峰」、ねずみも登れなかった高さ200mの垂直に切り立っている「ねずみ返しの岩壁」、釣り鐘状の山の「東鐘釣山」、秋の紅葉が綺麗な「錦繍関」そして鐘釣駅の「万年雪」などが楽しめる事が出来ます。

◎出平駅から欅平駅まで


エメラルドグリーンの湖面と出六峰(だしろっぽう)


黒部川第二発電所と「ねずみ返しの岩壁(右奥)」




猫又駅です・・・・下りの列車とすれ違います


川に横転している工事用重機が・・・


鐘釣山(標高759m)です


錦繍関の(下流)


錦繍関の(上流)


鐘釣駅近くの「万年雪」です


百貫山(標高1,969m)


小屋平ダム


欅平駅に着きました


河原展望台の足湯です


河原展望台から見上げた奥鐘橋


その2 おわり

その3 に続きます。
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祖母谷自然観察会(その1)

2011-07-19 08:55:30 | 越中の山野草と温泉を楽しもう!
【祖母谷自然観察会(その1)】
2011年7月18日(月)
県民カレッジ自遊塾 《越中の山野草と温泉を楽しもう》 23年度・第3回
観察会コース : 黒部渓谷:欅平駅から祖母谷温泉まで

その1 トロッコ電車の車窓から(宇奈月から出平まで)
その2 トロッコ電車の車窓から(出平から欅平まで)
その3 遊歩道散策(欅平から祖母谷温泉まで)
その4 遊歩道で出合った山野草

第3回 僧ヶ岳と祖母谷自然観察会が7月17日と18日の1泊2日のスケジュールで開講されました。
私は都合で2日目の祖母谷自然観察会のみ参加しました。

地鉄・宇奈月駅の隣に建つ黒部峡谷鉄道宇奈月駅(標高224m)から終点欅平(標高599m)まで距離として20.1km、くぐるトンネルの数が41個、渡る橋が21箇所の1時間20分の日本一深いV字渓谷の小さなトロッコの旅です。トロッコ電車の車窓から左右に広がる手づかずの大自然。そして終点、欅平から祖母川沿いに名剣温泉、祖母谷温泉へと続く遊歩道。自然の山野草を楽しみながらのトレッキングをしてきました。
その1、その2 はトロッコ電車の車窓からの黒部峡谷の大自然。そして その3 は人食い谷や祖母谷川沿いの温泉や祖母谷地獄(河原の露天風呂)などを中心に。その4では遊歩道で見かけた山野草を紹介いたします。

◎宇奈月から出平まで


地鉄・宇奈月温泉駅前の温泉噴水です


黒部峡谷鉄道の宇奈月駅・・・ここからトロッコ電車に乗ります


右奥が新山彦橋で手前が以前の橋で今は歩道橋になっています


山彦橋より・・・列車の音が山彦となって温泉街に響くことから「やまびこ」の名前が


やまびこ展望台より


9:00 トロッコ電車の出発です。


新柳河原発電所・・・宇奈月ダムに設置されています


猿専用の吊り橋・・・奥に黒薙温泉からの温泉を引く引湯管の吊り橋も見えます


仏石・・・自然の岩です


アップ写真・・・・後ろ側にお花とロウソクやお線香が!


黒薙駅に着きました、青い橋が後曳橋です(昔 あまりの高さに思わず後ずさりしたと言われています)


鉄橋の枕木の間から見えた川底です(沿線中最も高い所を渡っています)


発電所に水を送る「水路橋」です


出平ダムです・・・排砂ゲートを装備していて下流の宇奈月ダムと連携し、黒部川に溜まった土砂を排砂しています


出平ダムを過ぎると出平駅に着きます。

その2 に続きます。

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イワカガミ(岩鏡)

2011-07-19 05:44:06 | 山野草(赤・ピンク花)
【イワカガミ(岩鏡)】
高山:イワウメ科イワカガミ属
花期:4月~7月
花の由来:葉には光沢があり、カガミの名に通じたようです。

高山地帯や亜高山の草地や岩礫地などに生える多年草。
高さは10~20cmで根元の葉が鏡のように光を反射します。
より低い山にあるものを単にイワカガミといいます。
冬季には、葉は暗紅色に色づきます。

◎2011年7月2日 立山:弥陀ヶ原にて 写真1枚追加しました


◎2011年5月19日 立山:材木坂にて 写真2枚追加しました





◎2009年9月15日 写真1枚追加しました。












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イワナシ(岩梨)

2011-07-18 04:39:07 | 山野草(赤・ピンク花)
【イワナシ(岩梨)】
高山:ツツジ科イワナシ属
別名:イバナシ
花期:4月~6月
名前の由来:実の味が梨に似ているのでこの名があります。

山地帯~亜高山帯の岩場や礫地、ブナ林の林床などに生える常緑の小低木。茎に褐色の長い毛がある。葉は互生して革質、長さは10㎝ほどある。花は筒状で長さ1~1.5cm、先は5裂です。
果実は夏に熟しナシによく似た味で、甘く食べられます。

◎2011年7月2日 立山:弥陀ヶ原にて 写真1枚追加しました


◎2011年6月16日 立山:上の小平にて 写真1枚追加しました。


◎2011年5月19日 立山:美女平にて 写真2枚追加しました




◎平成21年 以前の写真2枚


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定番 雨晴海岸の日の出

2011-07-16 06:34:35 | 日記
【定番 雨晴海岸の日の出】
2011年7月15日

今日は雨晴海岸にダルマ朝日?を見に行ってきました。
日の出時刻 4時48分に海から出なく雲間からの日の出・・・そのあとはすっきりと姿を見せてくれましたが・・・でもダルマ朝日でなく、チョッピリ変形した朝日でした。
カメラマンは私を含めて十数名来ていました。

◎氷見市雨晴海岸にて
女岩と日の出+トンボ


チョッとだけ楕円に


雲間からの朝日


夜明け前です


名カメラマン達・・・朝早くからご苦労様です。
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ラショウモンカズラ(羅生門葛)

2011-07-14 05:02:58 | 山野草(青・紫花)
【ラショウモンカズラ(羅生門葛)】
高山  : シソ科 ラショウモンカズラ属
花期  : 4~6月
名の由来: 羅生門で鬼退治をしたときに切り落とした鬼の腕に見立てた名前です。

ラショウモンカズラは本州~九州、朝鮮に分布する多年草で、美しい紫色の花を咲かせます。
花冠の長さは4~5cmであり、シソ科の植物としては大きな花です。
開花していると目立ち、谷沿いの明るい樹林下などに生育しています。
開花している状況からは、ツル植物とは思えないが、花後に地上を這う走出茎を出します。

◎2011年6月2日 長野県安曇野市 上高地にて 写真2枚





◎2011年5月21日 南砺市相倉地内にて 写真3枚




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ハシリドコロ(走野老)

2011-07-13 05:46:02 | 山野草(緑・茶花)
【ハシリドコロ(走野老)】
高山:ナス科ハシリドコロ属
花期:4~5月
別名:キチガイイモ、キチガイナスビ、オニヒルグサヤ
名前の由来:まちがって食べると、狂乱状態が激しく 、走り回るのでハシリドコロの名前が付いているとのことです。

ハシリドコロは本州から九州、朝鮮に分布する多年草で、冷温帯から暖温帯上部の落葉広葉樹林下に生育し、谷底の平坦地や斜面下部に生育することが多い。
春はやくから芽をだし、新緑の頃には群生して花を咲かせているが、6月終わり頃には地上部はなくなってしまう。
地下に太い根茎があり、勢いのある地上茎をだし、高さ50cmほどになり、葉は長さ20cm弱になります。柔らかくて両面無毛で、葉腋に暗紫紅色の花を付けます。
全草柔らかく、食べられそうな印象があるが有毒植物として有名です。


◎2011年6月2日 長野県安曇野市 上高地にて 写真4枚






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クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)

2011-07-11 02:30:04 | 山野草(緑・茶花)
【クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草)】
高山:ユリ科 ツクバネソウ属
花期:5~8月
名前の由来:8葉が車の車輪の様に見えることからクルマバ(車葉)で、花の形が衝羽根に似る事からついています。

高山帯の林内に生え、茎の高さは20~40センチ。茎頂に、黄緑色の花を1個上向きにつけます。
外花被片は4個で、披針形で内花被片も4個ですが糸状で外花被片より短く、外花被片の間から下へ垂れ下がっています。雄しべは8~10個あり、先端の葯隔が目立ちます。葉は柄がなく、6~8個が輪生し、披針形です。クルマバツクバネソウは、ツクバネソウによく似ていますが、葉が6~8個輪生することと糸状の内花被片があること、雄しべの先端に葯隔が突出していることで見分けられます。

◎2011年6月2日 長野県安曇野市 上高地 写真2枚




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笠をかぶった入道雲

2011-07-09 06:00:03 | 自然現象
【笠をかぶった入道雲】
2011年7月8日 15時40分

今日は富山では35度を越える猛暑日になりました。
午後3時過ぎに自宅から南東の空を見上げると、入道雲(積乱雲)が薬師岳方向に出ていました。
しばらく観ていると、入道雲に笠雲が出始めました・・・・笠雲と入道雲のコラボ
積雲の上部に頭巾をかぶったような雲が、規模の小さなものは頭巾雲、規模の大きなものをベール雲と呼ばれています。

すっぽりと笠をかぶった入道雲・・・ベール雲




入道雲が発達し、一層目の笠を破って二層目に・・・襟巻(えりまき)雲とも言われます





入道雲の上にかすかに・・・この後消えてなくなりました


右側は笠の形、左側はドーナツの形に見えます

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ノウゴウイチゴ(能郷苺)

2011-07-09 05:21:04 | 山野草(白花)
【ノウゴウイチゴ(能郷苺)】
高山;バラ科オランダイチゴ属
花期:6月~7月
別名:ノウゴイチゴ
名前の由来:このイチゴは岐阜県の能郷白山で発見されたことからこの名があります

高山から亜高山の湿り気のある草地や林縁で見られます。
花弁、萼片などが7~8個と多い。葉は3出複葉、小葉は倒卵形、中央より先に鋸歯があり、葉は白っぽい、果実は香り・甘さとも最高で、野生のイチゴとしてはシロバナノヘビイチゴとともに第一級のものだそうです。シロバナノヘビイチゴは宮城県以南から本州中部に多く、花弁が5枚である点が異なります。


◎2011年7月2日 立山・弥陀ヶ原にて 写真3枚






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