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越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

常願寺川の大転石

2023-12-04 07:08:37 | 富山ゆるり旅(富山県)

【常願寺川の大転石】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑲)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★立山カルデラ(2010~2012年)・・・・・・・・・⑯トロッコかバスで入山 ⑰水谷平と白岩砂防堰堤 ⑱立山カルデラ内を歩く ⑲常願寺川の大転石

◎常願寺川の大転石(立山道の石仏とビューポイント巡り⑲)  富山県 写真17枚

湯川と真川の合流点近くの大石・・・大きさは人と比較してください

大石がゴロゴロと転がっています。

真川の花崗岩の大石群

常願寺川の河原の大石

西大森の大転石、大場の大転石、西の番の大転石(三か所)などがあります

常願寺川扇状地には、直径約4m〜7m、重量約100t〜600tの巨石が40数個分布しているといいます。

これらの巨石は、安政5年2月26日(1858年4月9日)の未明に発生した「安政の飛越地震」(M6.8)の大地震の後の鉄砲水によって流されたものです。

西大森の大転石・・・高さ7.2m、周り約32.4mあると言われる(大部分が土に埋まれており、一部が地上に露出しています)。

かつては、真川・湯川合流点にあり、1回目の洪水で横江地先まで転がり下り、さらに2回目の洪水で現在地まで移動したそうです。

この石によって水勢が変わって西に走り、西大森から下流の右岸側の被害を少なくしたと言われ、村民はこの石の恵みに感謝し、碑を建て、護岸の神として祭るようになったそうです。

石碑部分・・・台座の石と石碑は他の場所から持ってきた石です。

大場の大転石・・・直径6.6m、推定質量400tの花崗閃緑岩の大転石。

西の番の大転石①・・・道路わきにあります

西の番の大転石②・・・道路わきの大転石と常願寺川の間の墓地の脇にあります。洪水で流されてた遺骸がこの地に淀んだため、西番住民が供養したと伝わっている。

西の番の大転石③・・・富山霊園(西番霊園)の中にあります。

立山カルデラシリーズ 終わりです。

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立山カルデラ内を歩く

2023-12-03 08:28:06 | 富山ゆるり旅(富山県)

【立山カルデラ内を歩く】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑱)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★立山カルデラ(2010~2012年)・・・・・・・・・⑯トロッコかバスで入山 ⑰水谷平と白岩砂防堰堤 ⑱立山カルデラ内を歩く ⑲常願寺川の大転石

◎立山カルデラ内を歩く(立山道の石仏とビューポイント巡り⑱)  富山県 写真28枚

立山温泉跡地横の「泥鰌池(どじょういけ)」

今回の紹介は赤線(その②立山温泉跡)のルートです・・・六九谷展望台、天涯の水、多枝原、立山温泉跡地、どじょう池、噴泉、泥谷砂防ダム群、護天涯、他。

「六九谷展望台」・・・六九谷展望台よりの立山カルデラを囲む山々。

1969(昭和44)年8月の集中豪雨によって、多枝原(だしわら)谷の沢の一つが大きく崩れてできた谷です。・・・(1969年にできたことから「六九谷」と呼ばれています。)

凛とそびえ立つ 天狗山と国見岳そしてカルデラ壁・・・六九谷展望台より

鷲岳と鳶岳そして鳶崩れ跡、麓は多枝原で、手前は六九谷です。

「鳶崩れ跡」・・・大鳶崩れ と 小鳶崩れ。

「天涯の水」・・・地下42mから毎分40リットル湧き出ている天然水です・・・立山カルデラで働く人々の疲れを癒す恵みの水です。

「多枝原平」・・・立山カルデラのほぼ中央に位置するここは、1858年(安政5年)の鳶山大崩壊によって崩れた大量の土砂が堆積してできた平地です。

「幸田文 「崩れ」の歌碑」・・・幸田文は昭和51年10月 72歳の時にここを訪れ小説「崩れ」を書いたそうです。

「泥谷砂防ダム群」・・・重要文化財 常願寺川砂防施設です。

土砂の浸食を防ぎ、崩壊地の植生回復に大きく貢献した、標高差120mの急傾斜の谷筋に建造された、22基(堰堤19基、床固3基)の長大な階段式の砂防堰堤。

現在は、山腹工(土留めと排水路、植林)によって植生が回復し、緑あふれる小峡谷になっており、防災とエコを実現した好事例となっています。           

「湯川第12号砂防堰堤」(2009年10月完成・標高1331m・堤高17.5m・堤長240.4m)。・・・立山温泉跡地を過ぎて湯川の砂防堰堤です。

「立山温泉跡地」・・・この温泉は1580年に発見されたと伝えられています。夏場には500人もの客でにぎわったそうです。

         安政5年(1858年)、この温泉地に大地震があり、鳶崩れ(とんびくずれ)という大規模土砂崩れが発生、立山温泉は数10mの土砂に埋まり壊滅しました。

         このとき入浴に来ていた30余人が犠牲になっています。

立山温泉絵図・・・安政の飛越地震(1858年4月9日(安政5年2月26日)の未明)以前の様子の絵図です。

明治ごろになって再び立山温泉は復活し、たいへん繁盛していたようです。 残念なことに1969年、大雨によって登山道が流され、1973年に閉鎖、1979年に建物は焼却されました。

「安政大地震被災者供養塔」・・・飛越地震による鳶崩れで30数名が生き埋めとなりました。元薬師堂の跡に建てられました。背景の山は鷲岳(標高2617m)です。

「休憩小屋」は元別館跡に建てられました。

温泉跡地にあった当時の金庫とお釜です。

「浴槽跡地」です。当初のタイル貼りの浴場跡があります。

「立山の砂防ここより発す」の石碑・・・立山温泉跡裏手、天涯の橋の近くに石碑が設置され、平成13年(2001)10月23日除幕となりました。

「天涯の橋」・・・ 立山温泉跡地と泥鰌池の間を流れる湯川に架かる橋は鋼鉄製のつり橋で、河原よりの高さが10数mあり、ちょっとしたスリルを味わうことができます。 

「湯川泉源」の案内板です。

湯川の河原・・・岩の間から温泉が湧き出ている?・・・石の周りに温泉成分が付いている。

「泥鰌池(どじょういけ)」・・・安政5(1858)年の飛越地震による「鳶崩れ」によって、湯川がせき止められ幾つもの池ができました。その一つが今も残っている泥鰌池です。

どじょう池の後の山腹にかすかに見える水平な線はトロッコの跡とのこと。水谷平からさらに奥に向かう営林署管轄の軌道だったそうです。

「噴泉」・・・立山温泉跡地から湯川の河原へ降りた場所に噴出していますが、調査用削孔跡から自噴している温泉で温度は約90度ほどあるそうです。そして「湯川砂防ダム群」。

泥谷第1床固(堤高7.0m、堤長52.4m)年月が過ぎ、草木が繁っています。

「護天涯」・・・天涯とは「天のはて、極めて遠く隔たったところ」という意味で、この碑は富山平野の土砂災害を防ぐために人里を離れた立山カルデラを守ることは、

あたかも地の果て天涯を守ることに通じる、という意味で使われているそうです。泥谷上流1号えん堤に埋め込まれていて、「健脚多枝原コース」から見ることができました。

⑲常願寺川の大転石 に続きます。

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水谷平と白岩砂防堰堤

2023-12-02 07:24:33 | 富山ゆるり旅(富山県)

【水谷平と白岩砂防堰堤】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑰)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★立山カルデラ(2010~2012年)・・・・・・・・・⑯トロッコかバスで入山 ⑰水谷平と白岩砂防堰堤 ⑱立山カルデラ内を歩く ⑲常願寺川の大転石

 

◎水谷平と白岩砂防堰堤(立山道の石仏とビューポイント巡り⑰)  富山県 写真31

「白岩砂防堰堤」2009年6月30日に本堰堤、副堰堤、床固(第二副堰堤)および方格枠が「白岩堰堤砂防施設」として、国の重要文化財に指定されました。

2017年11月28日付けで、重要文化財「白岩堰堤砂防施設」に本宮堰堤(ほんぐうえんてい)と泥谷堰堤(どろだにえんてい)が追加指定され、指定名称が「常願寺川砂防施設」に変更。

今回の紹介は青線のルートです・・・水谷平、天涯の湯、白岩砂防堰堤(ダム)、インクライン、湯川・真川の合流点、白岩下流展望台、立山の展望台からの眺め など。

水谷平と3本のドロノキ、後は水谷連絡所の建物です。

白岩トンネル・・・水谷平から入ると出口に「天涯の湯」があり、ここから立山カルデラ内部に入ります。

出口からUターンするように谷側のやや大きい新しいトンネルがあります。ここが岩盤対策用のトンネルでしばらく進むと壁一面にアンカー工事の末端部が並んでいます。

崩壊している箇所の内側にあたるところで、表面は国立公園内であるため、景観をこわす補強対策工事が出来ないためこのような方法を採用したとされます。

「天涯の湯」

宿舎生活をしながら砂防工事をしている人たちが、仕事の疲れをいやすために作った露天風呂です。お湯は1km程離れたところで湧き出ている温泉を、ホースで引き入れています。

足湯もありました。

「白岩砂防堰堤」・・・重要文化財 常願寺川砂防施設です。本堰堤の高さ63m、7基の副堰堤を合わせると落差は108mとなりともに高さ日本一です。 

白岩砂防ダム管理橋を渡って反対側の壁まで行く事が出来ます。

管理橋から砂防えん堤の下を見ましたが下部が全く見えません。

「インクライン」・・・荷物や車等の運搬台です。緑色の台の上に車両や資材の積載専用が乗り台全体が高低差約85m、線路長217mのレールの上を動いていきます。

インクライン横の階段を降りていきます。約420段の階段です。

インクライン下部の乗降場所です。

下の橋の上から見上げた白岩砂防えん堤です。・・・この後 湯川(常願寺川)を下り、真川との合流点まで行きました。

 「山腹工」(さんぷくこう)・・・山腹の崩壊箇所の進行を抑えるため行われる工事のことで、アンカーボルトの金属部分が光って見え、うっすらと植生の緑色が復元し始めています。

 留まる大岩・・・ダムの端から落ちそうでなかなか落ちないしぶとい大岩。カルデラ内の土石の流出エネルギーの大きさを物語っているようです。

湯川(常願寺川)と真川との合流点です。

常願寺川の対岸の中腹にトロッコの軌道が見えます。

「白岩下流展望台」・・・上から見た白岩砂防堰堤群です。右上の緑色の構造物がインクラインの上部駅です。

水谷平の全景です・・・水谷の滝も見えます。

水谷の滝(右側)と柱状節理(左側)

天蓋の湯が左下側に。有峰二の谷、三の谷(とんび泥の台地が雨水で削られ、トゲの様にそびえ立っています)・・・天涯の湯の横の橋が有峰橋です。

立山側の3つの展望台から見た立山カルデラです。(松尾峠展望台、カルデラ展望台、室堂山展望台)

☆参考・松尾峠から見た立山カルデラの上部・・・ザラ峠、刈込池、新湯が見えます。

湯気が上がっているのが「新湯」でその下の池が「刈込池」です。

☆参考・弥陀ヶ原(立山カルデラ展望台)にて・・・立山カルデラ展望台より見たカルデラ内部から

立山カルデラ内部です・・・後ろの霞んだ山が薬師岳方面です。立山温泉跡地と天涯の橋が見えます。

立山温泉跡地(休憩小屋・浴場跡・トイレ)と天涯の吊橋が見えます。

ザラ峠(2,348m)・・・「佐々成政の厳冬期北アルプス越え」として剱・立山連峰に入山。 ザラ峠を越えた後、黒部川を渡り、針ノ木峠(2,536m)を越えて、大町、松本に至るルートだそうです。

☆参考・室堂山(室堂山展望台) から見た立山カルデラ

・山並みは

⑱立山カルデラ内を歩く 続きます。

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トロッコかバスで入山

2023-12-01 07:48:50 | 富山ゆるり旅(富山県)

【トロッコかバスで入山】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑯)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★立山カルデラ(2010~2012年)・・・・・・・・・⑯トロッコかバスで入山 ⑰水谷平と白岩砂防堰堤 ⑱立山カルデラ内を歩く ⑲常願寺川の大転石

立山カルデラには立山カルデラ砂防体験学習会に応募して当選者のみ参加できます。毎年 コースや方法は決まりますので、応募要項等を調べてから応募してください。

今回は2010年から2012年にかけて色々なコースで参加した時の写真をまとめてみました。見るとこが多く画像枚数が増えてしまいました。

 

◎トロッコかバスで入山(立山道の石仏とビューポイント巡り⑯)  富山県 写真25枚

☆立山砂防の軌道(トロッコ)にて立山カルデラ内部に行く

立山砂防の軌道(トロッコ)は砂防工事用の専用軌道です。(白岩砂防堰堤展望台にて)

千寿ケ原のトロッコ乗り場です。

千寿ケ原から樺平まで38段(以前は42段)のスイッチバック(途中 連続18段のスイッチバック(連続数世界一))を経て水谷出張所まで1時間45分で結んでいます。

立山砂防工事用の専用軌道のスイッチバックは全部で38段あります。・・・以前は42段でしたが新天鳥トンネルが出来て4段少なくなりました。

千寿ケ原から水谷までは トンネル 12ヵ所、橋梁 20ヵ所 があります。

途中 今は使っていない線路 桑谷オーバーハング が見えます・・・岩が線路に被さる奇景も列車が通らなくなった今。

「平成の崩れ」・・・鍬崎山から北東方向に派生する支稜が常願寺川に落ちるあたり、トロッコの車窓に生々しい風景が見えます。

右側が真川、左が湯川 ここで合流して常願寺川になります。

樺平の連続18段のスイッチバック(連続数世界一)・・・4本の軌道が見えます。

白岩砂防堰堤とインクラインが見えます・・・ここで停車、降車のサービスがあります。

水谷出張所に着きました。全長18km 高低差640m 1時間45分の乗車でした。

谷平の立山砂防の軌道(トロッコ)・・・1両 9人乗り、3両連結で運行していました。

水谷連絡所の建物・・・トロッコの終点、水谷連絡所。地名としては水谷平。正面の建物は立山砂防事務所水谷出張所 。

☆バスにて立山カルデラ内部に行く

立山カルデラ砂防博物館の前からバスで行きます。(立山カルデラ砂防体験学習会に応募して当選者のみ参加できます)

立山カルデラ砂防博物館の前に「護天涯」の複製があります。

「本宮堰堤」・・・重要文化財 常願寺川砂防施設

昭和10年4月に着工され、わずか2年後の昭和12年3月に完成しました。高さ22m、長さ107.4mで約500万m3という日本最大級の貯砂量を持ちます。

平成21年(2009)に白岩堰堤が砂防施設として全国初の重要文化財に指定され、平成29年(2017)に本宮堰堤、泥谷堰堤が追加されました。

「有峰湖展望台」・・・ここは薬師岳の登山口や折立検問所があります。貯水量 2 億 m3(黒部湖と同等)の有峰湖を見渡せます。

折立の薬師岳登山口

折立検問所(一般車両は通行できません)

スゴ谷床固現場(平成16年度完成)

バスでは検問所を過ぎ、跡津川断層露頭と柱状節理を見ながら有峰トンネルを経て六九谷に向かいます。

岩井谷にある 立山カルデラ案内図・・・跡津川断層露頭等の説明が書かれていました。

「真川の跡津川断層露頭」白い花崗岩と褐色の礫層が垂直な断層面で接しているのがはっきりと観察できる。この断層を震源として、1858年4月9日に「安政飛越地震」(M7.1)が発生ました。

「有峰トンネル西口の柱状節理」・・・柱状節理は多くの種類の火成岩で起こり、岩が冷えて収縮すると形成されます。ここでは水谷平とここで見ることが出来ます。

この後 有峰トンネルを経て 六九谷展望台に向かいます。

⑰水谷平と白岩砂防堰堤 続きます。

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立山の花・鳥・蝶たち

2023-11-24 07:10:47 | 富山ゆるり旅(富山県)

【立山の花・鳥・蝶たち】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑮)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★立山 縦走 ・・・・・・・・・・・⑫雄山山頂⑬立山三山巡りと縦走⑭浄土沢から雷鳥沢、⑮立山の花・鳥・蝶たち(抜粋)

◎立山の花・鳥・蝶たち (立山道の石仏とビューポイント巡り⑮)  富山県 写真29

⇒高山植物(花)

・チングルマ(稚児車) ・・・バラ科 花後、花柱が長く伸び、羽毛状になります。葉は秋には鮮やかなチングルマの紅葉が見ることが出来ます。

・7枚の花弁のチングルマ・・・普通は5枚の花弁ですが、まれに6枚や7枚の時があります

・タテヤマチングルマ(立山稚児車) ・・・立山には稀に花弁の薄いピンク色のものがあり、タテヤマチングルマの名があります

・チョウノスケソウ (長之助草)・・・1889年に立山で須川長之助氏が発見。ここでは毎年約100個ほどの花が咲きますが、8枚の花弁が完全な花は極稀

・タテヤマウツボグサ(紫)・・・平地のウツボグサより一回り大きく、花穂がやや長い

・タテヤマウツボグサ(白)・・・稀に白花があります

・タテヤマリンドウ(立山竜胆)・・・白花のタテヤマリンドウはシロバナタテヤマリンドウとして別扱いされることもあります

・ミヤマリンドウ(深山竜胆)・・・亜高山帯上部の草地や湿地のほか、ハイマツ低木林の林縁部などでも見られます

・タテヤマアザミ(立山薊)・・・わが国の固有種で、山地から高山帯の林縁や草地に生え、高さは60~150センチになります

・シラネアオイ(白根葵)・・・亜高山から山地の湿り気の多い沢筋などの林縁で見られます。花は青紫色で直径10cmぐらいと大形です。

・キヌガサソウ(衣笠草) ・・・本州中部以北の亜高山帯から高山帯下部に生える。地下茎は横にのび、茎を1本出し高さ30~60cm

・ヒカリゴケ(光苔)・・・1科1属1種の原始的かつ貴重なコケ植物である。その名が示すように、洞窟のような暗所においては金緑色(エメラルド色)に光る

⇒野鳥

・ライチョウ(雷鳥)・・・日本では特別天然記念物であり、長野県・岐阜県・富山県の県鳥です。

・オスとメス

・親子

・ヒナ

・ホシガラス(星鴉)・・・こげ茶色の体に白い斑点の鳥。山地の針葉樹林にすみ、樹上や地面で昆虫や針葉樹の種子などを食べます

・イワヒバリ(岩雲雀)・・・2500mを越える山の一番高いところで見かける野鳥の代表がイワヒバリです

⇒蝶

・ミヤマモンキチョウ(深山紋黄蝶)・・・日本では本州中部地方の1700メートル以上の高山地(飛騨山脈と浅間山系)に限って分布する高山チョウです。

・クモマベニヒカゲ(雲間紅日陰)・・・日本では北海道の大雪(たいせつ)山群と利尻島の高地帯、本州中部地方の高山帯に産し、高山チョウの一種として知られている

・ベニヒカゲ(紅日陰)・・・本州では、中部地方以北に分布し、おもに標高1200m以上の亜高山帯に生息する

・クモマツマキチョウ(雲間褄黄蝶)・・・典型的な高山蝶といわれ,高山の標高 2000m付近のお花畑にみられます。

⇒紅葉

終わり。

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浄土沢から雷鳥沢

2023-11-23 07:33:47 | 富山ゆるり旅(富山県)

浄土沢から雷鳥沢】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑭)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★立山 縦走 ・・・・・・・・・・・⑫雄山山頂⑬立山三山巡りと縦走、⑭浄土沢から雷鳥沢、⑮立山の花・鳥・蝶たち(抜粋)

浄土沢から雷鳥沢 (立山道の石仏とビューポイント巡り⑭)  富山県 写真25

浄土沢の全景です

赤線のルートを歩きました

室堂から一ノ越に向かって歩きます・・・振り返れば室堂平や奥大日岳、大日岳が見えます

一ノ越の近くにある祓堂

祓堂を超え一ノ越山荘の手前から浄土沢ルートに入ります

見上げれば、雄山へ登る登山客が見えます

眼下に見えるミクリガ池(左)とミドリガ池(右)、手前の岩場のところが玉殿岩屋・・・左の建物が立山室堂山荘、池のむこうの建物がみくりが池温泉です。

地獄谷のガスと雷鳥荘

奥大日岳をバックに、雷鳥荘や雷鳥沢ヒュッテ、ロッジ立山連峰が見えます

浄土沢から雷鳥沢に続く登山道

◎奥大日岳とナナカマド

初秋の色づき

立山の山崎圏谷・・・日本で最初に発見された圏谷

振り返れば降りてきた一ノ越付近(V字の底辺の左側)が見えます

立山三山(雄山・大汝山・富士ノ折立)の尾根が続きます

振り返れば浄土山・・・逆光でした

ちょっと雲がかかってきました

ロッジ立山連峰と雷鳥沢キャンプ場が見えてきました

ナナカマドの紅葉が綺麗です

雷鳥沢キャンプ場と野営場管理所(左の建物)・・・池塘や六地蔵尊の祠も見えます

賽の河原・・・ここから称名川へ流れていきます

雷鳥沢に着きました

室堂平に向かって登っていきます

⑮立山の花・鳥・蝶たち(抜粋) へ続きます。

 

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立山三山巡りと縦走

2023-11-22 07:22:24 | 富山ゆるり旅(富山県)

【立山三山巡りと縦走】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑬)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★立山 縦走 ・・・・・・・・・・・⑫雄山山頂、⑬立山三山巡りと縦走、⑭浄土沢から雷鳥沢⑮立山の花・鳥・蝶たち(抜粋)

 

◎立山三山巡りと縦走 (立山道の石仏とビューポイント巡り⑬)  富山県 写真25

・立山三山巡り・・・立山信仰では浄土山は「過去」、雄山(立山)は「現在」、別山は「未来」の山とされ、これらを合わせて、「立山三山」と称されています。

          浄土山の画像は『⑨室堂平周辺』に記載しています。

・立山縦走・・・立山(雄山・大汝山・富士ノ折立)、真砂岳、真砂乗越、別山、剱御前小舎、雷鳥坂を下り雷鳥沢に至ります。浄土山は 室堂平周辺 でアップしてます

室堂から赤線のルートです。内蔵助山荘に宿泊。雄山→大汝山→富士ノ折立→真砂岳→内蔵助山荘→別山(南峰)→剱御前小舎→雷鳥沢→室堂

・雄山山頂(標高 3003ⅿ)がら立山(大汝山・富士ノ折立)、別山の立山三山を目指してスタートです

・山崎カールのローソク岩・・・山崎カールは雄山山頂直下の西側斜面に幅四百メートル、長さ六百メートル 。ローソク岩がそびえ立っている。

・大汝山登り口・・・登山道の岩には黄色い矢印が

・大汝山山頂(標高 3015ⅿ)・・・立山の主峰は雄山、最高峰は大汝山ということになります

・大汝休憩所・・・、標高3000メートルだし、晴れていれば富山湾まで見渡せるので、かなり素晴らしい夕日が見られることでしょう。でも今はガスが・・・

・ガスで霞んだ中の富士の折立

・富士の折立の山頂(2999ⅿ)・・・人が立っています

・「内蔵助カール(クラノスケカール)」・・・富士ノ折立あたりからの内蔵助カールが美しいです。 氷河はこの時期、だいぶ小さいです

・クラノスケカールを見ながら稜線の尾根を歩いていきます・・・来た道を振り返ると

・下から吹き上げる風が強いです

・大走りの分岐点・・・真砂岳・大走りの分岐は、立山縦走路の富士ノ折立から真砂岳の間にあります。西斜面への巻き道(大走り下り口への道)があります

・内蔵助山荘・・・北アルプス立山真砂岳直下に位置する家族で営む小さな「昔ながらの山小屋」です。お天気が良ければ剱岳に富士山など360度のパノラマが楽しめます

・別山(南峰)・・・別山の山頂は北峰(標高 2,880メートル)と祠のある南峰(標高 2,874メートル)の二つに分かれています

・剱御前小舎で休憩・・・別山乗越

・下の方に雷鳥沢ヒュッテ(白い建物)とロッジ立山連峰(赤い屋根)と地獄谷が見えます

・雷鳥坂を降りて行きます

・雷鳥沢に着きました

・雷鳥沢キャンプ場から見た一ノ越、浄土沢方面です

・雷鳥沢ヒュッテに向かって登っていきます。下に見えるのが雷鳥沢キャンプ場とキャンプ場管理所です

⑭浄土沢から雷鳥沢 に続きます。

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雄山山頂

2023-11-21 07:23:37 | 富山ゆるり旅(富山県)

【雄山山頂】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑫)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★立山 縦走 ・・・・・・・・・・・⑫雄山山頂、⑬立山三山巡りと縦走⑭浄土沢から雷鳥沢⑮立山の花・鳥・蝶たち(抜粋)

 

◎雄山山頂 (立山道の石仏とビューポイント巡り⑫)  富山県 写真22枚

・一ノ越山荘・・・一の越山荘は、室堂ターミナルから雄山山頂に至る登山道の中間点、標高 2,700mの稜線に建つ山小屋です。

・浄土山側から見た一ノ越山荘と立山・雄山への登山道・・・尾根を進みます。浄土山登頂は 室堂平周辺 にて掲載

・一ノ越山荘手前の祓堂(2,565m)・・・前に置かれた賽銭箱には「剣岳神社」とかいてあります

・二ノ越・・・一ノ越山荘から三ノ越の間にあり、標高 2,793メートルくらいの場所です。一の越山荘から二の越までは、岩ガレの登山道です

・二ノ越から三ノ越にかけての登山道・・・下の方に一ノ越山荘が見えます

三ノ越の手前に「皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)の歌」

・皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)のプレート

・プレートの元にあった石仏

・三ノ越・・・標高 2880mくらい、なだらかな休憩ポイント。「一ノ越」から山頂までのちょうど半分くらいです

・四ノ越・・・再び険しくなった岩の道を進み、四ノ越(標高約2960m)の祠を過ぎ、そして最後の急登をジグザグに登ると山頂の五の越に到着です

・五ノ越・・・標高 2992mくらい 雄山神社 社務所の前を通り、頂上への入口の柵を通った目の前にある祠です

・一等三角点・・・標高 2,991.6メートル

・立山は日本三霊山(富士山、立山、白山)の一つです

・五ノ越の横の石段の上に雄山山頂の祠があります

・雄山頂上(標高3003ⅿ)

雄山神社 立山頂上 峰本社・・・立山山頂に立つ社は、室町時代より建立されていたと考えられ江戸時代からは加賀百万石前田家によって手厚い保護を受け、幾度も建て替えられている

・現在の宮は1996年に建立され、先代は1860年からの長きわたり1万尺の峰に鎮座し続けました。

・ほら貝の音に送られて・・・

⑬立山三山巡りと縦走 に続く。

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東一ノ越から黒部湖へ

2023-11-14 07:25:57 | 富山ゆるり旅(富山県)

【東一ノ越から黒部湖へ】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑪)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★立山 室堂平周辺 ・・・・・・・・⑧室堂平の石造物⑨室堂平周辺⑩地獄谷(今は立ち入り禁止)、⑪東一ノ越から黒部湖へ

◎東一ノ越から黒部湖へ(立山道の石仏とビューポイント巡り⑪)  富山県 写真36枚

◎今回のコースは  室堂~一の越~東一の越~(タンボ平)~黒部平~ロッジくろよん~黒部ダムサイトまで 帰りは乗り物で。

今回のルート(地図は地理院地図を編集)・・・赤線・徒歩、 青線・乗り物=観光船(カルベ)、ケーブル、ロープウェイ、トロリーバス)

立山 一ノ越山荘 (標高 2,700m)

尾根には雄山への登山客が見えます。

一ノ越から東一ノ越へのルートです・・・振り返れば一ノ越山荘が見えます

正面には槍ヶ岳が・・・

一ノ越山荘の左側・・・右側から竜王岳、鬼岳、獅子岳です

綺麗なお花畑の中を進みます。

東一ノ越に着きました。

(タンボ平・黒部ダム) (東一ノ越) (一ノ越・雄山) の標識

東一ノ越(標高 2,480m)

これからタンボ平に向かいます・・・左に大観峰駅、右下に黒部ダム、正面に鹿島槍ヶ岳

ロープウェイの大観峰駅(標高2316m)を見上げるところまで来ました。ロープウェイも見えます

ロープウェイの真下近くに来ました。見上げれば・・・

黒部平駅です

黒部平(標高1,828m)に到着です・・・右が針ノ木岳(2,821m)、左がスバリ岳(2,752m)

黒部平のクジャクチョウ(タテハチョウ科)

くろよんロッジに宿泊、早朝早くダムの放水前に黒部ダムの行ってきました・・・まだ放水がされていない景色・・・展望台には行けませんでした

放水が始まりました・・・観光客は誰もいません

ここは黒部ダムの中心地(標高 1,454ⅿ)です

一人占めの風景です

宿に戻り、朝食・・・朝食後、黒部湖の湖畔に降りて行きました。タンボ沢が黒部湖に流れ込む岸辺です・・・平ノ木小屋への登山道の木の仮橋が架かっています

水面目線での黒部湖

ここでまずウォータータッチ・・・黒部湖の湖水を手で味わいました

一本のブナの木です・・・樹皮だけで中が無く上の方で一本になってます・・・自然の驚異!

黒部湖の遊覧船とダムサイトの黒部ダム展望台や施設

黒部湖遊覧船 「ガルベ」です・・・これに乗って黒部湖の遊覧をしてきました

黒部湖の奥・・・平乃小屋

平ノ渡(梯子状の階段が見える)・・・平乃小屋と針木出合を結ぶ無料渡船の乗り場です

黒部ダムの展望台にて・・・虹がかかっています

建設による殉職者の慰霊碑

立山・室堂まで戻ります・・・黒部ダムより黒部平までケーブルで

黒部平から大観峰まではロープウェイで

大観峰から室堂まではトロリーバスで

無事、室堂に着きました。

 

 

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地獄谷散策

2023-11-13 07:22:15 | 富山ゆるり旅(富山県)

【地獄谷散策】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑩)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★立山 室堂平周辺 ・・・・・・・・⑧室堂平の石造物⑨室堂平周辺、⑩地獄谷(今は立ち入り禁止)、⑪東一ノ越から黒部湖へ

 

◎地獄谷散策 (立山道の石仏とビューポイント巡り⑩)  富山県 写真20枚

・地獄谷・・・熱水が湧き出す荒涼とした谷間にいく筋もの噴気が上がり、硫黄の匂いがたちこめる地獄谷は、立山信仰の「地獄」を象徴する存在。遊歩道が整備された

室堂平の人気散策コースの1つだったが、平成23年(2011)から有毒の亜硫酸ガスの濃度の上昇が確認され、自動警報装置の老朽化も進んだことから2011年度から通行禁止に。

・雷鳥荘付近から見た地獄谷

・みくりが池温泉の北側にあるエンマ台展望台から見た地獄谷

・雷鳥沢ヒュッテの方面から早朝に地獄谷に向けて出発(2003年と2004年に撮影)・・・2011年以降は立ち入り禁止になっています

・紺屋地獄東 付近

・鍛冶屋地獄 付近

・硫黄塔・・・従来の硫黄塔は休止中、その近くに新しい噴出口が出来ています。

・旧硫黄塔 左奥に剱岳が顔を出しています

・百姓地獄あたりです

・地獄谷を抜け、大谷方面に向かいます

・左の川がソーメン滝に流れていきます

・ソーメン滝(赦免滝)・・・ソーメン滝は地獄谷から発した流れが落差130mの断崖を白くそうめんのように流れ落ちてゆくところからそう呼ばれるようになったそうです。

又別名赦免滝や御赦免滝(ごしゃめんたき)とも呼ばれます。それは上流にある地獄谷で責め苦を受けた亡者がこの滝によって罪を免除されるからという意味もあるようです。

⑪東一ノ越から黒部湖へ 続きます。

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室堂平周辺

2023-11-12 07:16:08 | 富山ゆるり旅(富山県)

【室堂平周辺】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑨)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★立山 室堂平周辺 ・・・・・・・・⑧室堂平の石造物、⑨室堂平周辺、⑩地獄谷(今は立ち入り禁止)⑪東一ノ越から黒部湖へ

 

◎室堂平周辺 (立山道の石仏とビューポイント⑨)  富山県 写真21枚

⇒室堂平・・・標高2450ⅿ アルペンルート観光の拠点!高さ20mに迫る雪の大谷や、「北アルプスで最も美しい火山湖」と言われるみくりが池など、迫力ある大自然との多くの出会いがある。

・室堂小屋(立山・室堂平)・・・江戸時代中期に立てられた日本最古の山小屋。国の重要文化財に指定されており、冬の積雪にも耐えられるように堅牢な造りになっている。

・血の池・・・ミクリガ池からリンドウ池に行く途中の右手に見えるいくつもの小さな池。立山地獄の1つで血の池地獄ともいわれる。

       伝説では、ここは女性が落ちる地獄で、池にたまった血を飲み干すよう、地獄の鬼に責められると恐れられていた。

・雷鳥沢キャンプ場・・・剱岳登山者のベースキャンプとして利用されています。立山室堂周辺では、ただ1つのキャンプ場です。

・地獄谷(今は立ち入り禁止)・・・立山の室堂平近くにある地獄谷は立山信仰の中心的存在で、恐山(青森県むつ市)、川原毛地獄(秋田県湯沢市)と並ぶ「日本三大地獄」のひとつ。

・みくりが池・・・約1万年前にできた周囲630ⅿ、推進15ⅿの火山湖。その美しい姿から、北アルプスで最も美しい火山湖と言われています。

⇒浄土山コース・・・室堂平から展望台(立山カルデラ展望)方面に進み展望台手前で左の浄土山登山口に入り浄土山の北峰・南峰を経て一ノ越に下りて、室堂平に戻ります。

・展望台に向かう途中から見た立山(雄山・大汝山・富士の折立)そして真砂岳が見えます。

・展望台(立山カルデラ展望台)から見た立山カルデラ

・山並みは

・少し戻り 浄土山 登山口から浄土山を目指します

・浄土山 北峰

・浄土山 南峰へ向かいます・・・奥に見えるのが真砂岳です

・浄土山 南峰・・・富山大学立山研究所に着きました

・龍王岳と残雪

・一ノ越の方に降りていきます

・2013年室堂ターミナルビル「遙拝殿」に雄山神社 峰本社 旧社殿 が復元されました

・立山の草紅葉・・・天狗平から剱岳方面を見た、チングルマの草紅葉。

・立山方面は

・雪の大谷の写真です

⑩地獄谷(今は立ち入り禁止) に続きます。

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室堂平の石造物

2023-11-11 06:50:44 | 富山ゆるり旅(富山県)

【室堂平の石造物】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑧)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★立山 室堂平周辺 ・・・・・・・・⑧室堂平の石造物、⑨室堂平周辺⑩地獄谷(今は立ち入り禁止)⑪東一ノ越から黒部湖へ

 

◎山上の石造物 (立山道の石仏とビューポイント⑧)  富山県 写真21枚

立山玉殿の湧水・・・立山黒部アルペンルートの立山トンネルの開通により、標高2450mの室堂に噴出した湧水です。

・室堂平の宝篋印塔・・・室堂園地に立つ宝篋印塔(ほうきょういんとう)。立山の登拝者や登山者など、室堂で遭難し亡くなった人々を供養するため建てられたものです。

・「奥州仙台」在銘 梵字六字名号石標・・・第32番観音の近くにあります。

・保存堂内の石仏

・玉殿岩屋、虚空蔵窟へ・・・立山開山の聖地と伝えられています。

・虚空蔵窟・・・虚空蔵窟と呼ばれる洞窟も立山修験道の行者の宿泊に使用されたものといい、内部には石地蔵や十六羅漢が十数体祭られている。

・玉殿岩屋・・・玉殿岩屋は立山開山伝説の聖地で、熊と白鷹を追って来た佐伯有頼に、熊が阿弥陀如来に、白鷹が不動明王となって現れ立山の開山を命じた場所とされている

・呉羽山展望台の「佐伯有頼少年象」・・・鷹を左手に乗せ右手で立山を指さしています

・一ノ越の手前、祓堂を超えたあたりで浄土沢に降りる道があります。降りて行くと雷鳥沢との出会い一帯が賽の河原と呼ばれている場所です

・登山道の途中に六地蔵の祠が見えます。(下の方道の左側に小さく)

・賽の河原の六地蔵・・・親より先に死んだ子供が落ちるとされた場所で、六地蔵の石仏が安置されています。

・賽の河原の橋は、室堂平の北縁部を流れる浄土川(浄土沢)に架かる橋です。

・天狗平山荘 線刻仏・・・旧山荘のあった付近で発見された室町時代に溯ると推定される石仏、線が薄くて判り難いのですが、丸顔のお地蔵さん。現在は山荘の石垣に安置され祀られています

・地獄谷の伽羅陀山と炎高山社

⑨室堂平周辺 に続きます。

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弥陀ヶ原・獅子ヶ鼻・他

2023-11-06 06:14:20 | 富山ゆるり旅(富山県)

【弥陀ヶ原・獅子ヶ鼻・他】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑦)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  千寿ケ原(立山駅)から弥陀ヶ原・・⑤材木坂を登る⑥美女平・弘法・八郎坂、⑦弥陀ヶ原・獅子ヶ鼻・他

 

◎弥陀ヶ原・獅子ヶ鼻・他 (立山道の石仏とビューポイント⑦)  富山県 写真21枚

⇒弥陀ヶ原・・・弥陀ヶ原は、立山火山の約9万年前の大規模な噴火活動による噴出物で形成された高原です。大小3000個以上の水溜り(池塘)があります。

 ・水溜り(池塘)を「ガキの田」あるいは「ガキ田」と呼んでいます。

 ・弥陀ヶ原を起点に、立山カルデラ展望台・湿原散策・松尾峠への散策・獅子が鼻の鎖場を通って天狗平に至る旧登山道コースなどいろいろなコースがあります。

⇒弥陀ヶ原(旧登山道コース)・今回は天狗平から獅子が鼻・弥陀ヶ原コースへ歩きました・・・美松坂から見た弥湿原

 ・池塘の中の木道を進んでいきます。

⇒獅子ヶ鼻・・・一の谷の獅子ヶ鼻岩です。ここの一の谷の鎖場は立山難所の一つです。

 ・鎖場の途中にある「役の行者窟(えんのぎょうしゃくつ)」です

・獅子ヶ鼻の鎖場・・・獅子ヶ鼻岩の右側を降りていきます

 ・一の谷に降りました

 ・木道を通って弥陀ヶ原に

⇒立山カルデラ展望台コース・・・弥陀ヶ原から立山カルデラコースにて

 ・展望台から見た立山カルデラです

⇒見松坂コース・・・弥陀ヶ原から天狗平に向かう立山高原バス道路の山側のコースです。(点線部分を歩きました)

 ・立山高原バス道路わきの登山口です。ここから天狗平に向かいます。

 ・途中の大きな安山岩の自然石に水原秋桜子の句碑がありました。「龍胆(りんどう)や巌頭(がんとう)のぞく剱岳」

 ・天狗平山荘が見えてきました

⇒道標地蔵・・・追分の第26番観音像の左側の地蔵菩薩像には「右うばふところ道 左一の谷道」と書かれています。

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美女平・弘法・八郎坂

2023-11-05 07:05:38 | 富山ゆるり旅(富山県)

【美女平・弘法・八郎坂】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑥)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★千寿ケ原(立山駅)から弥陀ヶ原・・⑤材木坂を登る、⑥美女平・弘法・八郎坂、⑦弥陀ヶ原・獅子ヶ鼻・他

 

◎美女平・弘法・八郎坂 (立山道の石仏とビューポイント⑥)  富山県 写真23枚

⇒美女平(立山杉)・・・美女平では樹齢1000年を超える立山杉の巨木を見ることが出来ます。

 ・白いイワウチワ(岩団扇)

 ・仙洞杉(せんどうすぎ)は、標高 約1180ⅿに立つ立山杉です。幹周りは940cm、樹高は21メートルです。不老樹(10.5m)と子育て杉(9.55m)に次いで3番目に幹回りの太いものです。

 ・出迎え杉(でむかえすぎ)は、美女平園地の奥に立つ立山杉です。幹周りは484cm、樹高は28メートルです。

 ・子育て杉(こそだてすぎ)は、寄り添うように根元から2本の幹が立ち上がり、その間に広葉樹(タカノツメ)が寄生樹として生えています。幹周りは955cm、樹高は23ⅿです

 ・火炎杉(かえんすぎ)は、立山黒部アルペンルートの美女平駅を基点とする「美女平探勝歩道」にある立山杉です。幹周りは700cm、樹高は22メートルです。

 ・不老樹(ふろうじゅ)は、立山黒部アルペンルートの美女平駅を基点とする「美女平探勝歩道」にある立山杉です。幹周りは1050cm、樹高は34メートルです。

 ・断裁坂(だんざいざか 断罪坂)のお地蔵さん・・・赤土をくり抜いて石仏が安置されています。

 ・石仏・・・ブナ坂の手前にありました

⇒滝見台・・・日本一の落差350mを誇る称名滝、水量の多い季節や豪雨の後には、右側に落差500mのハンノキ滝も姿を現わし、2本合わせて美しいV字型を見せてくれます

 ・称名滝が見えます・・・バスもここは一旦停止してくれます。

 ・萩原井泉水の句碑

⇒弘法・・・新しい弘法大師の石像は弘法バス停の近くにあります。この地には弘法大師ゆかりの清水が湧出していました。

 ・2006年の頃の石像です

 ・道標地蔵像・・・弥陀ヶ原 弘法の 第25番観音の左側に地蔵菩薩立像があります。「右湯之道 左立山道」と書いてあります。

⇒八郎坂・・・称名滝近くの飛竜橋から立山黒部アルペンルートの弘法に至る長さ約3Km、標高差600ⅿの登山道です。

 ・飛竜橋を越えたところに八郎坂への登り口があります。

 ・日本一の称名滝・・・滝は4段に折れ落差は350ⅿの日本一です。右手に融雪期や降雨期に落差500ⅿのハンノキ滝が現れます。(V字形と紅葉時期)

 ・悪城の壁(あくしろのかべ)・・・桂台を過ぎて称名川の左岸には高さ約400ⅿの雄大な岸壁がが続いています。

⑦弥陀ヶ原・獅子ヶ鼻・他 に続きます。

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材木坂を登る

2023-11-04 07:34:05 | 富山ゆるり旅(富山県)

【材木坂を登る】・・・(立山道の石仏とビューポイント巡り⑤)

☆立山道の石仏とビューポイント巡り ベース

  ★千寿ケ原(立山駅)から弥陀ヶ原・・⑤材木坂を登る、⑥美女平・弘法・八郎坂⑦弥陀ヶ原・獅子ヶ鼻・他

 

◎材木坂を登る (立山道の石仏とビューポイント⑤)  富山県 写真20枚

⇒千寿ケ原(立山駅)・・・アルペンロッジ風の立山駅

 ・熊王の水・・・その昔立山登拝者は藤橋から急坂を登り美女平へとたどった。途中 熊王権現社で喉の渇きをいやした。ここから引水したものです。

⇒材木坂入・・・材木坂入口の道「左 立山道」と刻まれている。旧道の草生坂の面影を見る思いです

 ・立山ケーブルカー 立山駅

 ・柱状に割れた溶岩「材木石(材木岩)」。

 ・梯子のある急坂もあります。

⇒美女平口・・・給油場の横にある材木坂の入り口。

 ・美女平駅(ケーブルと高原バス乗り場)

 ・2代目の美女杉・・・昔は材木坂の途中にあったらしいが、それが枯れ死した後、これを2代目美女杉としています。

 ・美女平駅のシンボルでもある「美女杉」とも呼ばれるこの杉は、男女の恋の願いを叶えるという言い伝えがあります。

 ・美女杉の前にかわいい地蔵さんがあります。「美女杉坂天明八年越中礪波綾子村講中」の銘があります。

 ・美女平園地(立山登拝口)です・・・ここから弘法方面へ進みます。

⑥美女平・弘法・八郎坂 に続きます。

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