【ヤマエンゴサク(山延胡索)】
野草 : ケシ科 キケマン属
花期 : 4月~5月
高さ : 10~15cm
葉は楕円形の小葉3枚からなるが稀に細長いのもみられる。
茎の上部に総状花序の濃い青紫色または紅紫色の花を咲かせる。
エゾエンゴサクと分布域を同じくする地域がある。
花の下の苞が長楕円形であるのがエゾエンゴサクで、花の下の苞が写真のように切れ込むのがヤマエンゴサク。
◎2025年4月9日 富山県にて 写真6枚 追加しました
◎2023年3月30日 富山県にて 写真5枚 追加しました
◎2022年4月12日 富山県にて 写真4枚 追加しました
◎2021年4月1日 富山県にて 写真5枚 追加しました
◎2020年4月15日 富山県にて 写真1枚 追加しました
◎以前のヤマエンゴサク
【オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)】
野草 : ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
花期 : 2月~5月
2年草で草丈10~20cmほど。日あたりのよい場所によく生えています。
茎はよく分枝し、地面を這うように広がる。葉は対生で長さ1~2cm、幅0.8~1.5cm。
粗い鋸歯がある。葉腋よりは花柄を出し、花はるり色で、花弁は基部で合着し、4裂する。 直径8~10mm。
花の寿命は1日だけで、日が当たっている時だけ開いています。
◎2025年4月9日 富山県にて 写真4枚 追加しました
◎2024年2月28日 富山県にて 写真4枚 追加しました
◎以前の写真 2件
【2025 キクザキイチゲ】
◎2025年4月7日 富山県にて 写真12枚 追加しました
青色タイプ
花弁が多いタイプ
薄青色タイプ
白色タイプ
◎2025年4月4日 富山県にて 写真3枚
【タイワンホトトギス(台湾杜鵑)】
野草 : ユリ科 ホトトギス属
花期 : 9月~10月
名の由来 : 紫斑がホトトギス(杜鵑)という野鳥の胸斑ににていることから。
山野の林下や林縁、崖や傾斜地などの、日当たりの弱いところに自生する。葉は互生し、楕円形で長く、葉脈は縦方向で、表面には毛が生える。
花期は初夏から秋にかけてで、雌雄同花で上向きに咲き、花弁が 6枚で直径数cm程度のもので 2〜4日程度咲くことが多い。
◎2024年11月12日 富山県にて 写真2枚 追加しました
◎過去の画像 2枚
よろしければ、日本ブログ村・花ブログ【山野草(山野草・高山植物)】をクリックして下さいね。
にほんブログ村
【ソバナ(岨菜)】
野草 : キキョウ科 ツリガネニンジン
花期 : 8月~9月
ツリガネニンジン(釣り鐘人参)とよく似た花をつけますが,ツリガネニンジンは花が輪生するのに対して,ソバナは小さな釣り鐘型の青紫の花が一つずつ独立していること,
柱頭は花冠より突き出ないことなどの違いがあります。
◎2024年7月13日 富山県にて 写真4枚
◎過去の画像
【サイハイラン(采配蘭) 】
野草 : ラン科 サイハイラン属
花期 : 5月~6月
名の由来 : 花序につく花の様子が采配に似ている事から。
山地や丘陵地の木陰に生える多年草。1~2個の葉を頂生しています。
葉は長楕円形で長さ15~35センチ、先は尖る。
花茎は高さ30~50センチで10~20個の花を総状につける。
花は細長く紅紫色を帯び垂れ下がっています。
◎2024年6月21日 富山県にて 写真4枚 追加しました
二年ぶりに見に行ってきました・・・花期が終わりで枯れ始めていました
◎2022年6月9日 富山県にて 写真7枚 追加しました
◎以前
【ウツボグサ(靫草) 】
野草 : シソ科ウ ツボグサ属
花期 : 6月~7月
別名 : カコソウ(夏枯草)
名の由来: 花穂の形が矢を入れる靫(うつぼ)に似ているところからの命名である
当たりのよい路傍・野原・丘陵などに生える多年草です。茎の断面が四角形です。
靫というのは,花穂が弓矢を入れる靫に似ているためだそうです。別名はカコソウ(夏枯草)といい,花の後の枯れた穂を利尿薬として用いるとのこと。
ウツボグサの、茎は四角で高さ30センチ位になり、基部からは走出枝が出てふえます。
葉は対生し、全株に白く粗い毛が密生しています。
ウツボグサの花は、6月~7月頃に茎頂に紫色の唇形花を穂状につけ、真夏に花穂のみが枯れたように、褐色に変わります。
◎2024年6月10日 富山県にて 写真2枚 追加しました
◎2024年6月6日 富山県にて 写真3枚 追加しました
◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真1枚 追加しました
◎2017年6月14日 富山県にて 写真4枚 追加しました
◎2009年6月21日 以前
【オダマキ(苧環) 】
野草 : キンボウゲ科 オダマキ属
花期 : 5月~8月
不思議な花の形をしています。花弁に見える部分は萼で、花弁は筒状の部分になります。
特徴的なのは花弁の後ろに距(細長い部分)が伸びることで、独特な花の姿になります。
ミヤマオダマキ、ヤマオダマキなど日本に自生もありますが、園芸では花色豊富なセイヨウオダマキが主流です。
最近は豪華な印象の八重咲きも多く出回ります。葉は3枚の複葉。株はロゼット状になり、背丈は矮性のものから高くなるものまで様々です
◎2024年5月15日 富山県にて 写真7枚 追加しました
◎ミヤマオダマキ(深山苧環) 2009年10月5日 写真1枚
名前の由来:距の突き出た姿が苧環(おだまき)という機織りに使う麻糸の糸巻きも形状によく似ていることからと深山に生える苧環(おだまき)のこと。
冠の外側は青紫色の萼片が5枚、内側は花弁で上半分は白色、青紫色の基部は長く伸びて距(きょ=後ろに飛び出た部分。)になります。
◎ヤマオダマキ(山苧環) 2011年8月22日 富山県にて 写真1枚
山の草原や日当たりの良い道端などに生える多年草です。オダマキの一種で、茎は開出毛が生えていて、葉は2回三出複葉で、小葉は扇形で粗く切れ込み、先端は丸い。
花は枝分れした茎の先に径約3センチの花を1個ずつ下向きに開く。花は褐紫色のものが多いが、黄白色の品種もあり、キバナノヤマオダマキといわれています。
【キリ(桐) 】
野草(落葉高木): ゴマノハグサ科 キリ属
花期 : 5月
落葉高木で樹高10mに達する。葉は大型で稚樹時には5浅裂、生長するにつれて全縁となる。幼樹の葉は大きく、花は5月に咲き、秋から冬にかけて翼のある種子をとばす。
成長も早く、女の子が生まれるとキリを数本植えておき、嫁入りのときには箪笥を作って持たせるなどの風習もあった。
◎2024年5月15日 富山県にて 写真4枚 追加しました
◎以前の画像 富山県にて 写真1枚
【ハンショウヅル(半鐘蔓)】
野草 : キンポウゲ科 センニンソウ属
花期 : 5月~6月
名の由来 : 花の様子を半鐘に見立てたもの
木質のつる植物で落葉性。
葉は長さ4~9cmの卵形の三出複葉で対生する。花柄の長さは6~12cmで、先端に紅紫色の鐘形の花を1個下向きに付ける。
似た花に、トリガタハンショウヅルがあり、白色の花を咲かせます。
◎2024年5月17日 富山県にて 写真5枚
【2024 キクザキイチゲ】
◎2024年4月6日 富山県にて 写真5枚 追加しました
オオイヌノフグリに囲まれて・・・
キクザキイチゲ(奥)とアズマイチゲ(手前)
◎2024年3月30日 富山県にて 写真3枚 追加しました
◎2024年3月27日 富山県にて 写真10枚
【2024 カタクリ】
◎2024年4月1日 富山県にて 写真2枚 追加しました
◎2024年3月30日 富山県にて 写真4枚 追加しました
◎2024年3月27日 富山県にて 写真10枚
里山のカタクリは日当たりの良い所ではポツポツと、その他はまだつぼみでした。
つぼみから徐々に咲くまで
【タテヤマアザミ(立山薊)】
野草 : キク科 アザミ属
花期 : 8月~10月
新潟や富山周辺の高山の草地に生息する日本固有種で、キク科アザミ属の大形の多年草です。
茎は直立あるいは斜上し、枝は分枝しないか僅かに分枝する。
開花期には根生葉はありません。
葉形は楕円形~広楕円形で、葉幅は広く、浅い鋸歯があります。
頭花は紅紫色で横向きに咲かせます。
総苞は鐘型をしており粘りません。
◎2012年~2019年 富山にて 写真7枚