沖縄県では、6月22日を「慰霊の日」として県民の休日と定められています。この日、沖縄県では、花を手向けて祈る人の姿が絶えません。沖縄全戦没者追悼式では、小学校6年生が詩を朗読されました。(下の画像をクリックするとニュース記事へ移動します。)
「沖縄は、今でも戦争が続いている」と言う言葉を聞くことがありますが、それは本当のことだと思います。私は、たった5年間ですが沖縄の教会で働いていたことがあります。恥ずかしいことですが、その経験がなかったら、「それは本当のことだ」と思えたかどうか、分かりません。
知らないので、想像することもできないのを責めても仕方ありません。だから、小学校6年生の詩を通して、想像してみはどうかと思います。
いかがでしたでしょうか。
よく、「日本人は、恥を知っている」と言う人がおられます。小学校6年生の子どもが、戦争の痛みや悲しみを、平和への誓いに昇華させている詩を耳にしたとき、「恥」を知っている誇り高い多くの人たちは、きっと恥ずかしい思いをされているに違いありません。