【アルゼンチン２－１コートジボアール】
アルゼンチンはクレスポにサビオラ、コートジボアールはドログバと決めるべき人が決めたこの試合。
コートジボアールはいいプレーを見せていたのですが、アルゼンチンの伝統を含めた強さにしてやられたという感じでした。
チェルシーでレギュラーを争うクレスポとドログバ、セビージャで復活したサビオラといずれも異能の才をもったストライカーですが、この試合を決めたのは何といってもリケルメでしょう。
ヴィジャレアルのときと同様、ぜんぜん走らないし、守備はほとんどしない。しかし、アルゼンチンの２点を演出したのは紛れもなくリケルメ。
特に２点目のサビオラへのスルーパスはものすごかったです。
それにしても、日本はグループＣに入らなくてよかったですな。ぜんぜん勝てる気がしません。
【トリニダード・トバゴ０－０スウェーデン】
最初はイブラヒモビッチ＆ラーションの２トップがどんなプレーをするか期待していたのですが、途中からは完全にトリニダード・トバゴの応援をしてしまったももんが。
後半開始後すぐに退場者を出したものの、個々のプレイヤーが能力を出し切り、役割を完遂した結果の１ポイントは何よりも大きいものでしょう。
これをもたらしたプレーヤーたちも大したものですが、ベテラン監督ベーンハッカーの手腕もさすがでした。
反対にスウェーデンは、今後のことを考えると失った２ポイントは大きいはずです。
まして、残りの２試合がイングランドとパラグアイ。
今日のような単調な攻撃では崩せるか微妙だけに、アクセントをつけられるシュルストレームを長い時間使ってもらいたいものですが。
それにしてもスウェーデン、そのシュルストレームが正ゴールキーパーのイサクションをケガさせちゃったんで、シャーバンが代わりに出場していました。
このシャーバン、父親がエジプト人で母親はフィンランド人。本人はスウェーデン代表という人です。
【イングランド１－０パラグアイ】
前半はイングランド、後半はパラグアイのペースで試合が進んだものの、結局前半４分にイングランドがベッカムのフリーキックがガマーラのオウンゴールを誘った１点で勝利。
つくづくベッカムの右足は異能というに値しますな。
イングランドは懸念されていたジェラードが先発。ランパードも惜しいミドルを放つなど緒戦にしてはいい結果だったと思います。
パラグアイはゴールキーパーのヴィジャールがいきなり負傷退場するアクシデントがあったものの、さすがに粘り強いプレーを見せていました。
ただ両チームとも、エースのオーウェンとサンタクルスの存在感がなかったのが気になります。
故障明けぶっつけのルーニーやケガでメンバーから外れたカルドソなど、フォワードの層に問題があるだけに、彼らにかかる期待は大きいでしょうし。
あとは、隠れバイエルンのドス・サントスがどういうプレーをするか見てみたかったのですが、出番なしでした。残念。
