【第28回「篤太夫と八百万の神」】
昨日放送の『青天を衝け』第28回の視聴率は、前回から1.2%アップの13.8%。
明治に入っても、おもしろさは変わらないと思います。
以下、つらつらと。
・新政府から大蔵省への出仕を求められたものの、自ら断ろうと東京へ向かう栄一。その途中、箱根で猪飼様と再会。このつながりは大正時代まで続くことに。
・大蔵省で出会った大蔵少輔・伊藤博文。足軽から志士になり、品川御殿山のイギリス公使館焼き討ちに参加。その後イギリスに渡り、開国論に転向・・・栄一と同じ様なキャリア。もっとも、国学者・塙次郎の暗殺疑惑があるので、ある意味上かも。
・子孫や早大に怒られそうな大蔵大輔・大隈重信。しかし、口達者な栄一を「八百万の神」論で言いくるめたのは史実。また、「あーる」は「あるんである」が本当の模様。
・箱館戦争後、東京の軍務官糾問所に投獄された喜作。出れたのはしばらく先ですが、生きていればこそ。
・慶喜に会った際、内心を見抜かれる栄一。この辺りが「特別」なんでしょう。
・結局大蔵省へ出仕し、大隈らの前で熱弁・・・ああ勘違いで次回へ。あの面々の前で言いたいこと言って、クビ(物理)にされないのは見事。