花の後の宴～”下流界”の遠足

今年の桜は開花後、気温が低い日が続き、長く楽しめた。
しかし関東地方で４月中旬に「花見」は「無理だろ！」
ということを承知の上で、
「花見遠足」と銘打った昨日の勝手にドッグラン遠足。

案の定、ほぼ葉っぱだけとなった桜の下、
”狙い通り”他の花見客がいない中で、
わんこ隊ゾロゾロは悠々と過ごせた。

思い返せば、「勝手にドッグラン」の面々で
最初に上流を目指したのは２００７年冬のことだった。
あれから月日は流れ、
もう自力で上流を目指せないつんちゃ。
つんちゃ程ではないにしても、
栄光の上流を目指すのもちょっと二の足を踏むわんこが増えてきた。
一抹の寂しさを覚えるのも仕方ないこと。
だれでも歳を取るのだ。

そこで名誉幹事ラブ父さんが、
現状を受け入れ、下流界におけるピクニック遠足を企画してくれた。
「花見遠足」と称して・・・。

と言っても、つんちゃは現地への車移動で、”直行直帰”の、
これはすでに「遠足」とは言えない、
”ピンポイント爆撃”というべき強引な参加であったが・・。

それでもみんなと合流して、一緒に過ごせて、
最近、”犬毛海岸”で会う機会が少なくなった旧友たちや、
初めて会う友達やらで、
刺激の多い１日を過ごせたことに満足した日だった。

この日初対面だったネットで知り合ったわん友さんから頂いた、
シニアわんこのケアに関する小冊子には
シニアだからといって、生活環境を固定化することは、
脳の活性化を阻害し、反って老化を早めるというようなことが書かれていた。

体力は落ちても、脳への刺激は必要なこと。
ボケないように新しいことに接する機会を作っていかなければ、
と思うのは、つんちゃのことばかりでなくわが身も同じ。

もう、上流までは歩けないにしても、
今できる運動と、脳への働きかけは、
怠りなくしていくことで、
現状維持ができれば、と願う。

大切なワン友たちと普段と違う場所に遠足にで出かけ、一緒に過ごすと、若さと元気のパワーが充電される。
花のない風景は、”サクラ”達とワンコたちで賑やかだった。


相変わらず、ビシッと揃わない「勝手にドッグラン」の集合写真ONLYわんこバージョン。
これぞまさしく「勝手」の名にふさわしいと言える。




花の色は　うつりにけりな　いたづらに　我が身世にふる　ながめせしまに

小野小町は嘆いているけど、、
しんみりするより、楽しもう！姥桜！
つん：前向きはええけど、ウバは余計や。