VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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匂いの記憶

2009-12-12 | Weblog
ヒトの何千倍・何万倍と言われる犬の嗅覚。
いったいどのくらいの匂いを嗅ぎ分け、どのくらい記憶しているのだろう・・・。

犬には遥かに及ばないヒトの嗅覚でも、
動物の本能として
匂いは脳というコンピューターのCPUに直接刺激を与え、
忘れていた記憶さえ呼び起こすことがある。

記憶がまだ確かではないような年齢のころのことや、
他の状況をあまり覚えていないような場合でも、
匂いの記憶だけは鮮明であることがある。

例えばワタシは、
小さい頃習っていたピアノの先生がつけていた香水を今でも覚えている。
なんという名前のものかは今だに知らないのだが、
あの香りにごく稀に出会うことがあると、
レッスンを受けていた部屋の様子さえ思い起こされるのである。
先生のお顔は全く覚えていないというのに、だ。

祖父母の家の裏庭へ続くじめじめした通路の苔むした匂いや、
熱帯魚のえさを買いに行ったお店で、ミジンコの水槽のフタを開けた時の匂いや、
キャベツの葉に埋もれていた青虫の匂いや、
そんな、ど~でもいい、決してイイ匂いとは言えないものの匂いまで覚えている。

されば、犬の匂いの記憶とはどれほどの容量があるのだろうか?
もう、いい加減消去してしまいたい記録もあるだろうに。
よく、霊感が強い人は、普通の人には見えない霊が見えてしまって疲れると聞く。
わんこたちも、ヒトにはわからない匂いがどーしよーもなくインプットされて、
うんざりしてしまわないのだろうか?

つんちゃに限っては、「ウザイ」とは思わないようだ。
積極的に匂い拾いに取り組んでいる。

今日も今日とて、朝な夕なに鼻を地面に擦り付け、
時には天高く鼻を突き出し匂い分析に励んでいる。
論文でも書くつもりだろうか・・・。

つん:「犬における嗅覚の記憶容量と分析能力についての犬的考察」が仮題やねん。


つん:日夜、研究に勤しんでんねん。
(陰の声:ただの趣味って話も聞きますが・・・。)


ウッドデッキに立ち寄り、チェリーままとプチお茶会。
少し経って、もみママが到着。差し入れてくれたカレーをいただく。


つん:この匂いは強烈やから知ってる知ってる!
   でも、うちは食べたことないねん・・・。<オトナの味>らしいねん・・・。



土曜日の恒例:海に夕陽を見に行く。
土曜日の恒例:やっぱり浜辺に出る前に沈んだ・・冬時間・・・。


残照の浜辺で。


匂いを嗅ぐ。


嗅ぐ。


嗅ぐ。
今日は潮の匂いが強い。
どこか懐かしい潮臭さ・・・。子供の頃の夏を思い出す。


つん:冬、やで・・。



本日の”つんちゃワン”
 メイン=豚肉(220g)
 サイド=野菜7種(かぼちゃ・大根・かぶ・人参・しいたけ・えのき・キャベツ)
 スープ=八丁味噌・大根の葉
 おやつ=牛スジ・ヨーグルト・安納いも
 ご相伴=チェリーままのおやつ(手作りササミジャーキー)
 サプリ=アースリスージG・コッドオイル・カルシウム
 









コメント
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つっきーの木