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【スピリチュアリズムの12の救い】(11)何も恐れるものはない

2011-01-21 00:01:11 | 高森光季>スピリチュアリズムの12の救い

 霊魂は不滅ですし、すべての体験は霊的成長の糧です。わたしたちは皆、消滅も退歩も不公正もない、霊的進化の道を、常に高い次元をめざして進んでいるのです。
 肉体や心は傷つけられることはあっても、魂は、自らなす以外、傷つくことはありません。
 ですから、何も恐れるものはありません。恐怖や不安は霊的成長を妨げる障害です。それらを取り除くことは人間にはなかなか難しいことですが、霊魂は不滅であり、すべての体験は霊的成長の糧であることをより深く認識していけば、恐怖や不安は少なくなっていくはずです。

 《取り越し苦労ばかりしている人間が多すぎます。その心配の念が霧のようにその人を包み、障害物となって霊の接近を妨げます。知識を具えた人までが取り越し苦労をされている。人間にとって最大の恐怖は死でしょう。それが少しも怖いものではないことを知り、生命が永遠であり、自分も永遠の存在であり、あらゆる霊的武器を備えていることを知っていながら、なぜ将来のことを心配なさるのでしょう。不幸の訪れの心配は不幸そのものよりも大きいものです。その心配の念が現実の不幸よりも害を及ぼしています。》(『シルバー・バーチの霊訓』2、42-43頁)

 《全存在のホンの一かけらほどに過ぎぬ地上生活にありては、取り損ねたら最後、二度と取り返しがつかぬというほど大事なものは有り得ぬ。》(モーゼズ『霊訓』28節)

 《地上のあなたの不調和なものに目を向けぬよう、あなたを傷つけるもの、粗野で不実なものに、目を向けることのないよう。上方に目を向けなさい。良いもの、真実なもの、美しいもの、これら神のいのちに頭を向けなさい。神の息吹きを吹き込み、地上に愛を、癒しを、その心を外に向かって発しなさい。神の子であるあなたは健全なもの、聖なるものです。ですから、あなたが真実に心から思えば、そのようにあなたはなります。苛立ちの心を、恐怖を、不調和の思いを捨てなさい。神の生命にあって、心静かに生きなさい。》(『ホワイト・イーグル霊言集』180頁)

 《スピリチュアリズムの真実を知ったあなた方は、それによって得た分を物的なものに換算したらどれほどのものになるか考えてみたことがおありですか。つまりあなた方は地上的なものでは計り切れないほど貴重なものを手に入れられたのです。それに比べれば、俗世的な宝はガラクタも同然です。あなた方はこれから先も永遠に生き続けるのです。》(『シルバー・バーチの霊訓』4、116頁)

 《神の居まさぬ処とてなく、その心に神の居まさぬ者は一人もいない。……貴方の髪の毛一本までも神は知っておいでになる、一羽の雀が地に落ちるのも神のみ心の外にはない、この言葉をご存じでしょう。空は高く、清く、金色に光っています。影を去り、清浄と平和と喜びを望み見ましょう。我々は光の子ではありませんか。》(『ホワイト・イーグル霊言集』61頁)


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