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Pretenderの備忘録

デカローグ 5・6

2024-05-23 22:12:16 | 芝居・ミュージカル・バレエ
折り返し。
5は、死刑廃止をテーマに。死刑のシーンもあり、かなりえぐい表現だ。殺人の背景がきちんと論じられていないのが、不十分だと感じた。
6は、ストーカーだと思うが、それが純愛として受け入れられ相手に変化をもたらす、ちょっと椿姫的な面もあった。それが何かとても違和感として残った。結末は予定調和的なのだが。。。

【原作】クシシュトフ・キェシロフスキ/クシシュトフ・ピェシェヴィチ
【翻訳】久山宏一
【上演台本】須貝 英

デカローグ5 「ある殺人に関する物語」 [演出:小川絵梨子]
福崎那由他 渋谷謙人 寺十 吾 亀田佳明 斉藤直樹 内田健介 名越志保 田中 亨 坂本慶介

デカローグ6 「ある愛に関する物語」 [演出:上村聡史]
仙名彩世 田中 亨 亀田佳明 寺十 吾 名越志保 斉藤直樹 内田健介
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Medicine メディスン

2024-05-22 23:14:48 | 芝居・ミュージカル・バレエ
95分。よくわからない状況で、よくわからない展開が続く。田中圭は多分、精神を病んでいる役なのだろう、あとはどういう位置づけか今一つ不明。難しかった。


シアタートラム

【作】エンダ・ウォルシュ
【翻訳】小宮山智津子
【演出】白井晃
【出演】田中圭 奈緒 富山えり子
    荒井康太(Drs)
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読響定期

2024-05-21 21:57:23 | 音楽 Classic
満席。読響はプログラムによって一回公演もあるが、どういう基準で決めてるのだろう。

金管が、やや不安定な場面がいくつかあったものの、丁寧な演奏だった。

2022年にマーラー9番を読響で振ったのを覚えている。客員指揮者になったようだし、今後が楽しみだ。

出演
指揮:ユライ・ヴァルチュハ
メゾソプラノ:エリザベス・デション
合唱:国立音楽大学、東京少年少女合唱隊
読売日本交響楽団

曲目
マーラー:交響曲第3番 ニ短調
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團菊祭五月大歌舞伎 昼の部

2024-05-20 22:29:59 | 歌舞伎
結構入っていた。
おしどり、結構長い。無難な感じ。

毛抜、左團次の追善狂言。男女蔵は、おおらかに演じていた。アクセントのつけ方がちょっと團十郎的でどうなのかとは思ったが。贅沢な配役。

幡随院長兵衛、菊之助が水野を憎々しく。團十郎はこの役はまあ何度もやっており、板についている感じ。児太郎が、七之助の声に似てきたなあと。

一、鴛鴦襖恋睦(おしのふすまこいのむつごと)
おしどり

河津三郎/雄鴛鴦の精
遊女喜瀬川/雌鴛鴦の精 
股野五郎
松也
尾上右近
萬太郎

四世市川左團次一年祭追善狂言
二、歌舞伎十八番の内 毛抜(けぬき)

粂寺弾正
腰元巻絹
小野春風
小原万兵衛 
八剣数馬
秦秀太郎
錦の前
乳人若菜
秦民部
八剣玄蕃
小野春道

後見
男女蔵
時蔵
鴈治郎
松緑
松也
梅枝
男寅
萬次郎
権十郎
又五郎
菊五郎

團十郎

河竹黙阿弥 作
三、極付幡随長兵衛(きわめつきばんずいちょうべえ)
「公平法問諍」

幡随院長兵衛
水野十郎左衛門 
女房お時
極楽十三
雷重五郎
神田弥吉
小仏小平
閻魔大助
笠森団六
加茂次郎義綱
下女およし
御台柏の前
坂田金左衛門
伊予守頼義
坂田公平
渡辺綱九郎
出尻清兵衛
唐犬権兵衛
近藤登之助
團十郎
菊之助
児太郎
歌昇
尾上右近
廣松
男寅
鷹之資
莟玉
玉太郎
梅花
歌女之丞
九團次
吉弥
市蔵
家橘
男女蔵
右團次
錦之助
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資本主義の中心で、資本主義を変える

2024-05-20 08:55:12 | 読書
清水大吾著 ニューズピックス(2023)

GSでESGを担当した人間の著書。GSを人員削減で解雇され、それまで考えてきたこと、取り組んできたこと、そして主張をまとめたもの。現在は、みずほ証券にいるようだ。
三部構成。第1部、資本主義は「限界」か?では、GSというのはある意味、純粋な資本主義原理が透徹しているのだろうと思う。その問題点は、短期志向だとされる。第2部、お金の流れを根本から変える、では、政策的株式保有やガバナンスを例に、日本社会の忖度やもたれあいについて論じる。第3部、ピラニアを放り込め!では、企業社会に緊張感を持たせることの重要性を説く。

現状を理解したというよりも、まだこんな状況であったのかと、驚いた。日経平均が示してる通りとも言える。。バブルの際に、持ち合いは系列とともに指摘はされていた。資本コストの視点から米国でコーポレートガバナンスについて学んだときは、日経にもその言葉はなかった。インセンティブとしての報酬が重要だとの議論は、みんなで渡れば怖くないで業績にかかわらず水準を上げてきた日本企業の現状がその有効性をしめしている。

そんな状況の中で、斎藤公平のようなマルクス的な議論が出てきた。ヒントにはなっても解決にはならないだろう。

サンデルの議論は、資本主義の暴走が、民主主義を脅かすというのが根底にあるように感じている。日本の資本市場を知らない「リベラル」にはそうした感性は皆無のことも経験した。

ESGは逆風だが、この先も展開していくことを楽しみにしている。







GS
コーポレートガバナンス ESG 持ち合い 
報酬、人事

資本主義

一ノ矢 同士 広がる 
ベンチャーに問題


コメント (1)
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