現代のキャンピングに置き換えの演出、正直、好きではない。
大らかで楽しいコジの良さが出ていない、それが演出の意図だろうし、新しい作品として観ればそれはそれで納得だ。
回り舞台を目いっぱい使って、水や火も。
歌手は演じることが多く、上半身裸にもなり、大変だと思った。
歌手陣は素晴らしかった。外国人勢に交じり、大西も九嶋も全くそん色ない、素晴らしい健闘ぶり。
飯森もオケをしっかりとコントロールしていた。
【指 揮】飯森範親
【演 出】ダミアーノ・ミキエレット
【フィオルディリージ】セレーナ・ガンベローニ
【ドラベッラ】ダニエラ・ピーニ
【デスピーナ】九嶋香奈枝
【フェルランド】ホエル・プリエト
【グリエルモ】大西宇宙
【ドン・アルフォンソ】フィリッポ・モラーチェ
【合 唱】新国立劇場合唱団
【合唱指揮】水戸博之
- 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団