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Pretenderの備忘録

歌舞伎座新開場十周年 二月大歌舞伎

2023-02-11 22:45:36 | 歌舞伎
前回は大阪で14年前に観た。
孝夫さんは相変わらず元気。一世一代、これが最後。
脇はちょっと物足りなくもあるが、歌昇が健闘。
早変わりも多く、楽しめる。
芝翫はイマイチ。

四世鶴屋南北 作
片岡仁左衛門 監修
奈河彰輔 補綴
今井豊茂 補綴
  通し狂言 霊験亀山鉾(れいげんかめやまほこ)
亀山の仇討

片岡仁左衛門一世一代にて相勤め申し候
序幕
大詰
甲州石和宿棒鼻の場より
勢州亀山祭敵討の場まで

藤田水右衛門/隠亡の八郎兵衛 
芸者おつま
石井源之丞/石井下部袖介
源之丞女房お松
石井兵介
若党轟金六
大岸主税
石井源次郎
石井家乳母おなみ
縮商人才兵衛
丹波屋おりき
藤田卜庵
仏作介
大岸頼母/掛塚官兵衛
貞林尼

仁左衛門
雀右衛門
芝翫
孝太郎
坂東亀蔵
歌昇
千之助
種太郎
歌女之丞
松之助
吉弥
錦吾
市蔵
鴈治郎
東蔵
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珠玉のリサイタル&室内楽 徳永二男、堤剛、練木繁夫による珠玉のピアノトリオ・コンサート Vol.9

2023-02-11 22:27:00 | 音楽 Classic
雪から一夜明け快晴の銀座。
JTホールから移ってもう10年ということか、来年の宣伝を最後にしていた。
しっとりと聴かせるモーツァルトとシューベルト。スメタナは激しく、ベテランぞろいのメンバーも慣れていない様子。
アンコールはシューベルトの第二楽章。
観客は3名に実際に教えを受けたかつての生徒が多いようだ。


ヤマハホール

徳永二男(バイオリン)
堤 剛(チェロ)
練木繁夫(ピアノ)

W.A.モーツァルト/ピアノ三重奏曲 第3番 変ロ長調 K.502
B.スメタナ/ピアノ三重奏曲 ト短調 Op.15
F.シューベルト/ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 Op.99, D 898

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ファルスタッフ

2023-02-10 22:48:27 | 音楽 Opera
明日まだタンホイザーの最終公演あるのに、ファルスタッフが幕開け。新国立はセット二つを置ける舞台になったんだっけ、それができるかで相当揉めて中間に落とした記憶があるのだが。

演奏もしっかり厚みや抑揚があり、歌手もしっかり安定。ただ、東フィル=ミョンフンのコンサート形式の方が楽しかったというのはなぜだろう。


新国立劇場
【指 揮】コッラード・ロヴァーリス
【演 出】ジョナサン・ミラー

ニコラ・アライモ ホルヘ・エスピーノ 村上公太 青地英幸 糸賀修平 久保田真澄 ロベルタ・マンテーニャ 三宅理恵 マリアンナ・ピッツォラート 脇園 彩 
【合唱指揮】三澤洋史
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団
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桜姫東文章

2023-02-09 23:04:59 | 歌舞伎
最近、桜姫の上演が続いた。一昨年は歌舞伎座で孝玉があったし、ルーマニアの劇場の公演もあった。以前、コクーンでも、歌舞伎バージョンと現代バージョンを勘三郎の企画でやったことがある。なぜ、南北のおどろおどろしい作品が現代に蘇るのだろうかと考えるが、よくわからない。だから劇場に足を運ぶ。

ストーリーは歌舞伎で上演機会が少ない稲野谷半兵衛を巡る物語も一幕きっちり描いていた。役者は演出上、あまり演じないようにしているのだろう。衣装は現代風だが、刀を持っているし、ストーリーも昔の時代。そこから物語の本質が見えてくるのかもしれない。ワークショップを観ているような、稽古場を覗いているような見せ方。成河と石橋静河を迎え、いつも観ているようなメンバーが役を掛け持ちで演じる。

これ、ほぼ満席で、若い人が多かったが、彼らが歌舞伎に行くようになればいいなと思う。


作|鶴屋南北
監修・補綴|木ノ下裕一
脚本・演出|岡田利規
出演|成河、石橋静河、武谷公雄、足立智充、谷山知宏、森田真和、板橋優里、安部萌、石倉来輝
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進駐軍を笑わせろ!

2023-02-08 23:58:59 | 読書
米軍慰問の演芸史 青木深 平凡社2022

全く知らない世界だったので非常に面白く読んだ。
目にすることがほとんどなくなった曲芸や寄席での紙切り等の歴史もわかる。
また、昔の紅白の曲を観ていると海外の曲ばかりだなと不思議に思っていたが、米軍でジャズを謳っていたという背景がわかって非常に面白かった。学者が書いているものなので、索引等もしっかりしている。
社会史として、記録に残しておきたいものだ。
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