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Pretenderの備忘録

4大ピアノ・トリオを聴く

2012-03-12 23:24:06 | 音楽 Classic
紀尾井ホール 1階20列6番

佐藤俊介・堤 剛 ・河村尚子
4大ピアノ・トリオを聴く
第二夜 ドヴォルジャークとチャイコフスキー
■佐藤俊介(Vn),堤 剛(Vc),河村尚子(Pf)
●ドヴォルジャーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90「ドゥムキー」,チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50「ある偉大な芸術家の思い出に」

佐藤俊介は何度か、室内楽のアンサンブルで聴いているが、ソロが出るようなのは初めて。若いのに情緒たっぷりに弾く。堤先生は、若手の育成ということでやられているのだろう、本当に頭が下がる。以前は、樫本くんと小菅さんとかと組んだりもしていた。河村さんというピアニストは初めてだが、きらめきを感じさせるピアノだ。

二曲ともしっかり聞かせてくれ、贅沢な夜を過ごせたと思う。
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三月大歌舞伎 昼の部

2012-03-11 20:21:16 | 歌舞伎
新橋演舞場 2階右列26番

一、荒川の佐吉(あらかわのさきち)

  序 幕 江戸両国橋付近出茶屋岡もとの前の場より
  大 詰 長命寺前の堤の場まで

                 荒川の佐吉  染五郎
                丸総女房お新  福 助
                隅田の清五郎  高麗蔵
                 大工辰五郎  亀 鶴
                   お八重  梅 枝
                鍾馗の仁兵衛  錦 吾
                成川郷右衛門  梅 玉
                相模屋政五郎  幸四郎


二、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)

  九段目 山科閑居

                   戸無瀬  藤十郎
                大星由良之助  菊五郎
                    小浪  福 助
                  大星力弥  染五郎
                    お石  時 蔵
                 加古川本蔵  幸四郎

荒川の佐吉、江戸の芝居を仁左衛門が当たり役としていたが、染五郎が仁左衛門から学んで、これから当たり役となるかだろう。声がもう少し伸びるといいなあと思う。亀鶴の辰五郎がしっかり。

山科閑居、動きが少なく、長く、通しではかかることは多くないが、単独で上演されることが多い。今回は、豪華顔合わせではあるが。戸無瀬は多分、現時点では藤十郎が再興ではあろうが。菊五郎の由良之助、初めて見る、重厚さにやや欠けるか。福助の小浪、娘であることをデフォルメしすぎている。染五郎の力弥、そろそろ年齢的に難しくなってこよう。時蔵のお石、これは秀逸。気丈な感じがよく出ている。幸四郎の本蔵、想定内。

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樫本大進

2012-03-08 22:18:32 | 音楽 Classic
サントリーホール 1階19列6番

樫本大進(Vn)&コンスタンチン・リフシッツ(Pf)
曲目
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.12-2
: ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 op.30-1
: ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 op.30-2
: ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 op.30-3

アンコール

クライスラー
:シンコペーション

ベートーヴェンソナタの2年目。
安心して聞いていられるが、伸びやかさがちょっと亡くなったような気もするのだが。
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新橋 Bar EST

2012-03-06 22:59:24 | グルメ
http://www.ekiten.jp/shop_59037/

久しぶりに新橋久で晩飯。美味しい、優しい、幸せな気分になった。第一部だったので、8時半には店を出る。

新橋でショットバーは難しいよなと歩きながら、烏森口のすぐの地下に雰囲気のよさそうなバーが。入ってみる。
感じのいいバーテンが二人。
そんなに高級な酒はないけど、雰囲気はある。
また来てみたいと思った。
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三月大歌舞伎 夜の部

2012-03-04 22:42:14 | 歌舞伎
新橋演舞場 3階1列21番

  宗吾霊三百六十年
  東山桜荘子

一、佐倉義民伝(さくらぎみんでん)

  序 幕 印旛沼渡し小屋の場より
  二幕目 東叡山直訴の場まで

                  木内宗吾  幸四郎
                   おさん  福 助
                  徳川家綱  染五郎
                宗吾長男彦七  金太郎
               大名久世大和守  友右衛門
               同 井上河内守  権十郎
               同 酒井若狭守  亀三郎
               同 三浦志摩守  亀 寿
               同 青山伯耆守  松 也
               同 稲葉丹後守  宗之助
               同 浅野摂津守  萬太郎
               同 伊丹肥前守  廣太郎
               同 秋元但馬守  廣 松
                 松平伊豆守  彦三郎
                渡し守甚兵衛  左團次
                  幻の長吉  梅 玉


二、唐相撲(とうずもう)

                   日本人  菊五郎
                    通辞  團 蔵
                    皇后  梅 枝
                  通辞夫人  萬次郎
                    皇帝  左團次


三、小さん金五郎(こさんきんごろう)

               金屋橋の金五郎  梅 玉
               芸妓額の小さん  時 蔵
        太鼓持六ツ八実は木津屋六三郎  松 江
               芸妓大村屋お糸  梅 枝
                千草屋娘お崎  右 近
               千草屋女房お縫  歌 江
               奈良屋権左衛門  錦 吾
                広瀬屋新十郎  團 蔵
                 女髪結お鶴  秀太郎

三階で見るのは30年ぶりくらいかもしれない。
花道はスクリーンで見るしかないが、最前列だったこともあり、意外とよく見えた。そうすると、三階の右は結構よく見えるということか。

佐倉義民伝、前も同じような配役で見たことがあるが、好きになれない芝居。コクーンでもやったが、ラップに仕立てても面白くなかった。福助が以前は大仰でわざとらしくて嫌だったが、今回は抑えていた。幸四郎は、こういう動きの大きくない心理劇みたいなが好きなんだろう。

唐相撲、菊五郎劇団のお遊びという感じ。萬次郎が若々しく、面白くいい味を出していた。左團次、ちょっと痩せたか。

小さん金五郎。これもリラックスした芝居。松江にいい役が付いた。芸達者がそろっているので、大スターが出てなくても、舞台はそれなりに締まる。
佐倉義民伝、
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