急な来日発表にもかかわらず、ほぼ満席。同じプログラムを週末に川崎でやってるにもかかわらず。樫本の集客力たるや凄いものだ。
ドイツの地味目なオケであるが、こういうオケがゴロゴロしているのがドイツの凄さだと思う。
ベートーヴェン、オケの並びもバスが逆だったり、金管を客席に配したり、工夫がある。音は普通。
ヴァイオリンコンチェルト、第一楽章の力強い出だし、第二楽章、第三楽章とヴァイオリンの音色が異なり、引き込まれる。オケとの息もぴったり。アンコールは、無伴奏をしっとり。
ラインは、光景が見えるようなゆったりとした演奏。
アンコールの際に、オケの歴史や曲について、簡単に解説。
サントリーホール
出演
指揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト
ヴァイオリン:樫本大進
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
ヴァイオリン:樫本大進
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
曲目
ベートーヴェン:序曲『レオノーレ第3番』 ハ長調 Op. 72b
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 Op. 61
シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 Op. 97 「ライン」
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 Op. 61
シューマン:交響曲第3番 変ホ長調 Op. 97 「ライン」
J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV1004 より 3.サラバンド(ヴァイオリン・アンコール)
ベルリオーズ:歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲
ベルリオーズ:歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲