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Pretenderの備忘録

十二月大歌舞伎 昼の部

2008-12-23 21:53:19 | 歌舞伎
歌舞伎座 1階1列13番

一、新歌舞伎十八番の内 高時(たかとき)
 北条高時 梅 玉
 衣笠 魁 春
 安達三郎 松 江
 渚 歌 江
 長崎次郎 錦 吾
 大佛陸奥守 東 蔵
 秋田入道 彦三郎

やっている人たちも不思議だと言っている芝居で、観ていても、不思議という感じしかなく。九代目がこれで何を表現したかったのかというのは非常に興味があるけど。


二、京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)
 鐘供養の場


 白拍子花子 三津五郎
 所化 秀 調
 同 右之助
 同 高麗蔵
 同 市 蔵
 同 松 江
 同 男女蔵
 同 宗之助
 同 巳之助


常磐津の道行、かなり、雰囲気がいつもの道成寺と違う。立ち役でありながら、女形の大曲をそつなく踊ってしまう三津五郎は凄いと思うと同時に、何か今ひとつ、色気というか、迫るものがないというか、YoYoMaのチェロみたいな感じがした。

三、東山桜荘子 佐倉義民伝(さくらぎみんでん)
 序 幕 第一場 印旛沼渡し小屋の場
 第二場 木内宗吾内の場
 第三場 同 裏手の場
 二幕目 東叡山直訴の場

 木内宗吾 幸四郎
 幻の長吉 三津五郎
 徳川家綱 染五郎
 松平伊豆守 彌十郎
 おさん 福 助
 渡し守甚兵衛 段四郎

劇評にもあったが、幸四郎、福助がかなり大仰。段四郎の渋さが燻し銀のよう。

コメント
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