愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

コンセント

2006年03月31日 | 西子
 以前も書きましたが、西子には専用の電気アンカがあり、猫ベッドに投入しています。
 当然、電気ですから、コンセントを抜けば暖かくなくなります。
 西子がひとりで留守番しているときは、電気アンカのコンセントは繋がったまま。ですから、一日中、寒い思いをせずグデーッと寝ていると思われます。
 この電気アンカのコンセントを抜くのは、僕が寝るとき。西子と僕は、一緒に寝ていますから、だーれも使わない電気アンカの電源を入れっぱなしにしておくのは地球環境の上からもよろしくない。
 というわけで、僕が寝るときには、電気アンカのコンセントを抜くのですが、抜くときはたいていまだ西子は電気アンカの上でグデーッと寝ています。僕が「さぁー寝る準備を」と思い、電気アンカのコンセントに手をかけ、フッと西子を見ると目が合うときがしばしば。何だかその目は、ヌクヌクとした電気アンカのぬくもりを惜しんでいるようにも見えます。しかし、その目に負けて、電気アンカを一晩中点けているわけにもいきません。僕は「明日も仕事だからもう寝るんだよぉー」などと言いながら、心を鬼にしてコンセントを抜くと、西子の視線はコンセントへ。その目は、なんとなく「あっ、抜いたのね」って感じ。
 「西子ったら、コンセントを抜くと電気アンカが暖かくなくなることをわかってるのかな? まさかぁ。わからないだろう。猫だし…」などと思いながら、灯りを消して西子を布団に入れて入眠。西子は、不思議といったん布団に入ると、もう猫ベッドに行こうとはしません。毎夜のように「やっぱり、コンセントを抜いた電気アンカが暖かくないことをわかっているのかな? それとも単なる習慣?」などと考えながら眠りについていました。
 ところが、ある朝、西子は電気アンカの暖かさとコンセントの関係に気づいたようなのです。
 それは寒ーい朝でした。例によって、なかなか布団から出ようとしない西子を容赦なく布団から出すと、「寒いよー」とでもいうように「あおーん」を繰り返していました。その様子を見て、電気アンカのコンセントを入れる僕。すると、それまでなら所在なさげにうろちょろしたあとに、あきらめたように猫ベッドに向かっていた西子が、迷うことなく猫ベッドへ。「えっ西子、電気アンカが暖かくなることわかったの? それとも偶然?」と聞いてみましたが、意に介さず二度寝に入る西子。しかし、その日を境にコンセントを入れると猫ベッドに直行するようになりました。
 う~ん、西子ったら自分に都合のいいことの学習能力は高いのかも?
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