新種発見！

　ネコ属とヒョウ属の中間的な形態の「ウンピョウ」。漢字では「雲豹」と書くんだそうですが、ネコ科に属する中型の肉食獣です。
　今回、このウンピョウにとってもよく似た新種が発見されました。
　この新種のヒョウくん、ウンピョウにとってもよく似ているため、これまで何度も目撃されていたそうですが、どうやら「ちょっと変わった柄のウンピョウ」ぐらいの感じで見過ごされてきたようです。
　ある日「なんだかちょっと違うんじゃないかぁ～」ってことかどうか知りませんが、世界自然保護基金（ＷＷＦ）が、このヒョウの遺伝子と皮膚組織をテストした結果、これまで見つかっているウンピョウとは異なる種類であることが明らかになったというのです。
　「ボルネオウンピョウ」と呼ばれるこのヒョウくんについて、ＷＷＦの担当者は「われわれは100年以上目にしてきたが、独自の種であることには気付かなかった」なんていっているそうですから、ヒョウくんにしてみれば「今さら…」と思ったか、「バレたか…」と思ったか。
　いずれにしろ、ネコ属とヒョウ属の中間的な形態のウンピョウに近い種ということですから、個人的にはこの新種のヒョウくんが果たしてネコよりかヒョウよりか興味深いところ。
　ちなみに、ボルネオでは昨年12月にも新種の動物や魚類、植物が多数発見されたとのこと。21世紀になっても新種が発見されるんですから、やっぱり地球って広いんですねぇ～