愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

列車の旅

2010年11月24日 | たっちーの部屋
今回はにゃんこニュース。ニュージーランドからです。
あるにゃんこが、自宅付近を散策中のこと。目の前でとっても大きな音を立てて、ゆっくりととっても大きな四角い物体が止まりました。
「前から気になっていたんだけど、これって何だろう? 鉄道とか、列車って言ってたけど…?」
飼い主が、この四角い物体の中に入るのを目撃したことはありますが、にゃんこにはなんだか見当もつきません。
「中はどうなってるんだろう? よーし、今日は点検してみよう!」
にゃんこは鉄道に乗り込みました。
「なんだ? 別にどうってことないじゃん」
などと思っているうちに出発進行。
「えっ? 何? どうしたの? どうなってるの?」
何が何だか分からないうちに、列車はどんどんスピードを上げていきます。
なんだか分からないまでも、異常事態を感じたにゃんこは列車の片隅で身を固くして恐怖に耐えていました。
しかし、そうこうしているうちに列車は終点の首都ウェリントンに到着。
運転手さんが列車内を点検中に、恐怖に震えるにゃんこを発見します。
「あれ? にゃんこ? どっから乗ったんだ? ちゃんと切符は買ったか?」
などと声をかけながら近づく運転手さん。
しかし、現在の自分の状況が把握できないにゃんこは恐怖でいっぱい。きっと運転手さんが、宇宙船に突如として表れたエイリアンかプレデターにしか見えなかったのでしょう。
「近寄るなぁー!」って感じで思いっきり反撃するにゃんこ。
「バカ、保護しようとしてるんじゃないか。やめろ!」と運転手さん。
数分間に及ぶ格闘の末、無事ににゃんこは保護されましたが、運転手さんは手をひどく引っ掻かれ手当てを受けることに。お陰でこの運転手さんは、この日予定していた乗務を取りやめになってしまいました。
「いやー、長く運転手をやっているけど、列車の中でにゃんこに引っかかれて乗務ができなくなった人なんて聞いたことないよ」
と運転手さん。
鉄道会社は「にゃんこの運賃はいただきませんから、飼い主さんは名乗り出てください」と呼びかけているそうですが、その後、飼い主さんが見つかったかどうかは不明。
にゃんこにとって、とんだ列車の旅になったようです。
なお、例によってたっちーのお届けするにゃんこニュースは妄想を暴走させて、思いっきり脚色しています。正確なニュースはこちらまで。

ちなみに今回の写真は、外を点検中のキジロウ。引っ越して景色が変わったことを不思議に感じているようで、特に動く自動車などを「すげーっ!」って感じで見つめています。

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