愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

引っ越し(その4)

2008年08月23日 | たっちーの部屋
荷物が届いたところで、早速、荷ほどき。
西子お気に入りのイスを出して座らせるとくつろいだ様子。ちょっとは安心してくれたようです。
問題はキジロウ。押入の奥からまん丸の目を光らせて、こちらの様子をうかがっています。何度か、引きずり出して抱っこしたりしてみたのですが、どうも落ち着かない様子で、押入の中に戻ってしまいます。
「なんだ、意外とびびりだな」などという僕の言葉を聞きつつも、押入から出てこようとしません。
とはいえ、びびりであると同時に寂しがり屋のキジロウが、いつまでも押入の中の孤独に耐えられるはずもありません。のそのそとはい出るように出てきて、おそるおそる様子をうかがい始めました。
そんなキジロウに、気が立っている西子が「びびってんじゃないわよ!」って感じで、顔を見た途端に何度かシャーと気合いを入れます。やはり「モノ派」の西子のほうが順応性があるのかも?
キジロウにとってみれば、びびりといわれようが、気合いを入れられようが、怖いものは怖い。気が付くと積み上がった段ボールの隙間に潜り込んだりしていました。
しかし、段ボールの荷物が片づく頃には、猫砂を入れ替えずに持ってきたトイレで用を足すなど、キジロウもだいぶ落ち着いてきます。
このころになると、家チェック開始。洗面台も上がり込むなどして入念にチェックしています。トイレやお風呂に至っては、ドアを開けた途端にどこからともなく現れて「チェックさせろぉ~」って感じで猛ダッシュ。かなり熱心にチェックしていました。
西子は引っ越し前と変わらず、イスの上ででろ~んと寝ています。しかも、夕食も今までどおりのペース。
しかしキジロウは、その日の夕食には手をつけず終始落ち着かない様子。「大丈夫かな?」と心配して、久しぶりに一晩出しっぱなしにしていたところ、翌朝にはカラッポに。
「まさか、西子が食べた?」とも思いましたが、よく見ると粉砕されたカリカリのかけらを発見。これは、犬歯が1本しかない西子ではなく、キジロウが食べた証拠です。
こうして飼い主の心配をよそに、翌日にはすっかり新居に馴染んだキジロウ。
それにしても西子もキジロウも、落ち着くのが早すぎるような気がする…。
これって順応性が高い? それとも何も考えてない?

ちなみに今回の写真は、引っ越し後初めてのマザーボールでの2ショットの寝姿。
ますはめでたし、めでたし…。
コメント (2)
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