■工事内容:奥様があきらめていた、難しいレンジフードの交換を行いました。 タカラスタンダード製VUS604AD
福岡 ガス給湯器のメンテナンス会社 (西部ガスリビング指定販売店) 博多の建築士三兄弟

■今回は、2013年の9月・10月に行った、特殊な3軒のレンジフードの交換工事について
ご報告いたします。
築30年以上の建物のお話です。 ご覧ください。

↓まずは、一軒目から リビング新聞の広告を見てご連絡いただいたお客様。
吊戸棚の家具の中に、換気扇のフードが組み込まれたレンジフードを交換します。

多くのお客様は、システムキッチンを全て注文しないと、レンジフードの交換ができないと
考えがちですが、レンジフード単体での交換が可能です。
↓キッチンの一部になっている家具

↓左側の扉を開くと、プロペラファン用の金属製フードが見えてきました。

↓下から覗くと、プロペラファンが見えてきました。
フードの内側には、お掃除ではなかなか取れない油汚れが見えます。

↓プロペラファンは、きれいにお使いでしたがフードの油汚れが気になります。

↓屋外のフードを見てみると、黒い油汚れが滴り落ちていました。

↓それでは、工事を開始します! まずは、扉を撤去していきます。

↓頑丈に取り付けられていた吊戸棚の大きな骨組みを、丁寧に撤去していきます。

↓一旦、骨組みが撤去できました。
吊戸棚と天井の間の木枠を撤去しています。
骨組みを取り外すと、金属製のフードが見えてきました。

↓木枠を取り外すと、吊戸棚の天井材も無くなりました。

↓レンジフードの設置前に、壁面の下地材と仕上げ材を設置。
空洞になった天井を埋める目的で、天井の仕上げ材も設置します。

↓吊戸棚まで設置できました。
見えにくいですが、右側の壁面もタイルを撤去してキッチンパネルを貼ります。

↓全て完成しました。 レンジフードの整流板が見えます。
照度の高いLED電球に交換したので、以前より明るくなりました。

↓壁も天井も設備もホワイトで統一したので、清潔感があります。
実際、キッチンがとても明るくなりました。 心地よい感じです。

↓浮き上がって割れていたタイルを撤去して、キッチンパネルを貼りました。
お掃除も楽になりそうです。

↓扉のスライド蝶番も、しっかりと調整していきます。
扉は、メーカーからの納品の段階でもバラバラに感じることがあります。

↓屋外のフードもきれいになりました。

■これで、家具一体型のレンジフードの交換工事は完了です。
↓次は、二軒目のご紹介。 以前、キッチンリフォームをしたお客様からのご紹介でした。
ターボファンという、換気能力が低く、お掃除やメンテナンスがし難い
レンジフードからの交換です。 今回も、シロッコファンのレンジフードを採用しています。

↓このレンジフードの問題点は、ターボファンというレンジフードにあります。
とにかく排気能力が低いレンジフードなのです。

↓なので、上部の吊戸棚も撤去して、おススメのシロッコファンに交換します。

レンジフードが故障していたので、焼き魚をすると煙で大変なことになっていたそうです。
↓ターボファンの中身は単純な構造で、金属の箱の中心にファンが設置してあり、
外壁側に幅30cm高さ10cmの穴が開いています。 箱の中は、油まみれなのです。

↓屋外のフードも油汚れが見られました。
フィルターの無い構造なので、どうしようもない。

↓レンジフードの吸引力が悪いと、キッチンの周囲まで悪影響が出ます。
吊戸棚の上や、配線が油まみれでした。 何とか解決したい!!

↓以前、給湯器を交換した時に配線のようですが、アルミサッシの脇から電線が3本も露出していました。 これも何とかしたい!

↓キッチンの手元灯は、古くなったのいるので使っていないとのことでした。
少し汚れが目立ちます。

↓下から写真を撮ると、手元灯の内側が油まみれでした。

↓先ほどの3本の配線のひとつに使わせていたコンセントも油まみれでした。
これも、キレイにしたいです。

↓ここからは、工事の様子です。 張り切って工事を始めたので、写真を撮り忘れていました。
工事開始から、1時間後の様子です。 コア抜きは、職人さんにお願いして開けてもらいました。

いつもですが、見えないところの油汚れは、頑張ってゴシゴシとキレイに落とします。
↓お掃除のあとに、レンジフードを設置します。

↓レンジフードの排気管は、外部にあるベンドキャップに確実に接続します。

↓次は、吊戸棚の設置です。 電気の配線も考えながら設置します。

↓今回採用したのは、20Wの蛍光管を使用した照明です。 最近の照明は、とてもスリムです。

↓全体的に完成しました。

↓今回、交換をしたのは、レンジフード・吊戸棚・ステンレス製の水切棚・手元灯・電源キャップです。

↓照明や、電源キャップなどを交換すると、すごくキレイに見えます。

↓スリムになった照明です。 単品での交換でもキッチンが明るくなると思います。

↓屋外の排気部分であるベンドキャップもキレイに設置できました。

↓交換により露出してしまった壁や天井もキッチンパネルでキレイになりました。

■これで、分割できない吊戸棚Aの工事は完了です。
お客様には、大変お喜びいただけました。
最小限の予算で、最大限の効果が得られたと思います。
↓次は、三軒目のご紹介です。 お隣のお客様からのご紹介で、工事を行うことになりました。
二軒目のキッチンとは、対称の配置になっています。

二軒目のお客様と、工事内容は同じです。
扉の取手の交換や、キッチン天井の照明についての写真も追加しました。
ご覧ください。
↓取手は、外れたり腐食していました。
レンジフードは、数十年大切に使われていたので作動していました。 吸引力は弱く感じました。

↓奥様から、残す吊戸棚の取手も交換してほしい、という要望をいただきましたので
最適な新しい取手を探しました。

↓レンジフードの電源は、露出して油汚れの温床になっていました。 コンセントも黄色く変色。

↓手元照明は、金属部分の腐食と、油汚れが進行していました。

↓手元灯に向かう電線のモールが見えています。
配線は、最小限の露出に抑えたいと思います。

↓吊戸棚を取り外し、天井の一部にキッチンパネルを貼りました。

↓レンジフードの設置に備えて、新しい穴あけと、古い穴の塞ぎを同時に進めます。

↓レンジフードの設置ができました。 古いコンセントを撤去します。

↓レンジ周りの隙間には、油汚れが溜まりやすいようです。

↓配線の露出を最低限にするために、準備を進めます。

↓レンジフードと手元灯に向けた配線ができました。
流し台でジューサーなども使えるように、コンセントは残しています。

↓円形のキャップをして、きれいにお化粧しました。

↓新しいレンジフードが設置できました。

↓次に、吊戸棚を設置して、隙間のシーリング材を充填していきます。
紫に見えるのは、マスキングテープです。

↓屋外の排気部分のベンドキャップも設置完了しました。

↓古い排気フードに外側から蓋をしています。

↓完成しました。 ステンレス製の水切棚も2段設置して、収納力を上げています。

↓奥様のご要望だった、キッチン天井照明のLED化を行います。
以前は四角の照明が設置してありました。 (写真を撮り忘れました。)

↓照明の差込口を新設しました。 ここに新しい照明を引っ掛けます。

↓リモコンでも操作できるLEDのシーリングライトを設置しました。

予算を抑えるために、右側の吊戸棚は残しました。
交換したステンレス製の取手もキレイに輝いています。
■これで、分割できない吊戸棚Bの工事は完了です。
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