福岡 ガス給湯器のメンテナンス会社 (西部ガスリビング指定販売店) 博多の建築士三兄弟
■工事内容:花粉対策 浴室(ユニットバス)のリフォーム 換気乾燥暖房機付き
今回は、中古マンションの購入に伴うリフォームについてご報告いたします。
マンションのユニットバスがどのように交換されるのかご覧ください。
お住まいのマンション管理組合に対する、工事申請についても参考になると思います。
■場所:福岡市南区高宮
↓まずは、ユニットバスのビフォーアフターから ご覧ください。
ユニットバスのサイズはそのままに、機能性を向上させた浴室になりました。
水栓器具の変更で「節水」、断熱性能の向上でエコなユニットバスに大変身。
↓ご家族のご要望は、「暗い浴室をもっと明るく快適にしたい」
↓今回は、特に浴槽にこだわりました! 流線型で、入り心地が抜群です。
お客様は、入浴のし易さと、節水やお湯が冷めにくい機能に魅力を感じたようです。
小さなお子様と一緒に入るお風呂が楽しくなりそうです。
↓浴槽の保温力について
↓肌触りの良い浴槽です。
↓今回は、お客様のご希望で、LIXILのユニットバスをさいようしました。
具体的な商品を選ぶために、
『LIXIL福岡水まわりショールーム』にお客様と一緒に行きました。
↓LIXILショールームの2階にあるユニットバスコーナー
商品を体感しながら、具体的な相談が出来ます。
↓マンションリフォームに適した商品が展示してあります。
↓実際に手に触れて確認できるので、安心して計画を進められます。
知りたいことは、ショールームのスタッフが丁寧に説明してくれました。
↓マンションリフォームに適した商品『リノビオV』 この度、商品が一新されたようです。
↓リノビオVの最新カタログ
↓その他、色見本の中から壁面のカラーが選べます。
後に、イメージパースの作製もしてくれます。
↓ショールーム見学のあとに、イメージパースが完成しました。
(計画の途中で、木目の壁面に変更しました。 設備は変わりません。)
次は、お住まいのマンションに伺って、古いユニットバスの診断です。
↓まずは、ユニットバスの寸法を調査します。
↓幅・奥行・高さ寸法を確認
↓その他、主要な設備を確認します。
古いユニットバスには、暖房乾燥機付き換気扇が設置してありました。 故障中。
↓天井の点検口から、天井裏の状況を確認します。
電気配線・換気扇のダクト方法など、天井裏の高さなども確認します。
↓その他、出入り口の寸法や、壁の厚みを確認します。
↓ユニットバスの出入口には、木製の敷居がありました。
このほか、現状の給湯方式(浴室への追い炊き機能)や給湯器のリモコンなど
細かな仕様も確認します。
↓今回のユニットバスは、前回と同じ1418サイズでつくることになりました。
お住まいによっては、ワンサイズ大きなユニットバスに出来る場合もあります。
診断の情報をもとに、商品の図面やお見積書を作ります。
この作業と並行して、マンション管理組合への申請手続きの準備もします。
★お客様よりご注文をいただきましたので、商品をメーカーに注文しました。
通常、ご注文から商品の納品まで2週間ほどかかります。
リフォーム全体の工期は、仕上げ工事を加えると通常3週間~4週間かかります。
参考にしてください。
↓それでは次に、工事の準備を開始します。
マンション管理組合からの承認を受けた後、上下階や、お隣のご家族へ工事の
ご挨拶をします。
工事の当日には、お住まいが汚れない様に仮設の養生を行います。
↓エレベーターホールも仮設の養生
↓エレベーターホールも仮設の養生
商品の納品まで期間は、ユニットバスの工事を行います。
↓換気扇も止まった密室での作業は、熱さで汗びっしょりです。
水漏れなどが無いように慎重に解体していきます。
↓天井を撤去すると、上階のコンクリートが見えてきます。
この日は、奥さまが工事の見学に来られました。
建物の裏側を見て 「興味深く、面白いものを見せていただきました。」と言われました。
建物の小屋裏や、床下を見るのは、結構面白いのかも知れません!
↓ユニットバスの壁を撤去すると、裏側から遮音目的の断熱材が出てきました。
汚れているので、撤去することにしました。
↓写真の壁の裏側には、左手に廊下、正面に寝室があります。
↓遮音のために、断熱材を新設しました。 換気用のアルミダクトも延長。
↓隙間なく断熱材を敷きつめたので、遮音効果は高まったと思われます。
↓工事中のホコリや、新築当初からと思われるコンクリートの粉塵も、掃除機で
キレイにお掃除します。
■注文から2週間が経ちました。
↓ここで、リフォーム用のユニットバスの構造をご覧ください。
以前よりも細かく分割できるので、搬入もし易く、工期も短縮できます。
↓技術的な情報ですが、ご覧ください。
↓いよいよ、ユニットバス本体の工事が始まります。 朝9時から工事スタート!
↓数時間後、床ができました。
↓浴槽パンを中心に、給水・給湯・排水・追い炊きの配管がされています。
↓左手が出入り口、右手がシャワー水栓が付く壁です。
↓工事に使う部品は数が多く、職人さんも大変そう。
段取り良く丁寧な仕事をしていただきました。 感心しながら見学中!
↓昼食をはさみ午後になり、完成が近づいてきました。
↓写真の状況までがメーカーの施工になります。
ここからは、ガス給湯器や、換気扇のリモコンをトライクルハウスで取り付けます。
↓天井点検口は大きいので、将来のメンテナンスも安心。
天井裏の最終確認をしています。
↓いよいよ私たちの仕事です。
出入り口廻りの壁を再生します。
↓出入口の仕上げ材の写真。硬質な樹脂に、保護シートが貼られています。
↓額縁を規定の寸法に加工しています。 電動丸のこで切ります。
↓額縁を組み立てて、カンナで微調整中!
↓額縁をユニットバスにセットします。
↓額縁をビスで固定中
↓額縁の上部、左右の壁を、石膏ボードで補修しました。照明スイッチも移設。
↓石膏ボードの隙間をパテ埋めして、壁紙を貼る準備をします。
↓壁紙の職人さんに、洗面脱衣室の壁紙、床のクッションフロアを貼ってもらいます。
↓跡形なくキレイに補修が出来ました。
↓床と額縁もキレイになりました。
↓全ての工事が完了したので、仕上げの大掃除をします。
鏡の保護シートを剥がしています。
↓明るく快適なユニットバスが完成しました!
↓ここで、床の中心にある排水口のお話。
↓照明も明るく、以前よりも大きく感じるユニットバスになりました。
↓鏡のお話。
↓採用した浴室シャワー水栓。
↓クランクレス水栓を採用
↓参考に拡大写真を撮りました。
↓左から
↓右から
↓おススメの多機能シャワー 大型のシャワーヘッドでした。
↓節水しながら、気持ちの良いシャワーが浴びられそうです。
↓花粉症対策 換気感想暖房機について
↓換気扇にプラスの機能をつけました。
↓リモコンを見ると、基本的な機能が分かります。
入浴前の暖房や、物干し乾燥の機能が特に気になります。
花粉症の気になるご家庭では、乾燥機能を使って浴室での部屋干しができます。
↓今回採用した機能を、まとめてみました。
↓製造メーカーが作成した提案書より抜粋しました。
ユニットバスの商品の説明はここまでです。
参考になりましたでしょうか?
次は、マンション管理組合への申請についてアドバイスします。
↓管理組合の約款の一例
リフォームの内容が約款の内容に該当しないのか? 確認しましょう!
今回のマンションの約款には、
『専有部分の修繕等の工事を行う良い邸の20日前までに理事長に提出してください。』
とありました。
近々、リフォームをお考えの方は、ご自身のマンションの決まりを確認してみましょう!
↓明るくて快適な浴室になりました♪
↓ご相談から、完成まで約4週間の出来事でした。 参考になりましたでしょうか?
■これから中古マンションのご購入や、リフォームをご検討のお客様へアドバイス。
ご家族ひとりひとりの想いを反映した、快適な住まいを作るために、
出来るだけ早い段階で、住宅の専門家に診断してもらいましょう!
ほとんどのご家庭の浴室は、ユニットバスへの交換が可能です。
どのようなユニットバスがあるのか気になる方は、メーカーのショールームの
ご見学をおススメします。
リフォームを段階的に進めると
①好きな商品を取り扱っているメーカーを見つける。
②その商品の工事ができるリフォーム会社を見つける。
③ショールームでユニットバスを体感してみる。
④計画に必要な図面と、見積りをリフォーム会社に依頼する。
→ 予算と要望のバランスをとりましょう。
⑤マンションであれば、管理組合の承諾を得る。近隣へのご挨拶。
⑥工事実施!
⑦さらに、快適な生活のスタート
⑧将来もメンテナンスも視野に入れましょう。
お客様は、このような要望をもってユニットバスの交換されています。
①浴室をもっと安全にしたい。(バリアフリー・手すりの設置など)
②もっと、快適に入浴したい。
③節水・節電して、エコな浴室にしたい。
④老朽化・漏水対策。
⑤花粉対策として、浴室乾燥機がほしい。
建築士からのアドバイス
①メーカー選びは、お客様の直感がたより!しっかりと情報を得て、直感で決めましょう!
②リフォーム会社選びは、困ったときに駆けつけれくれる会社なのか?が決め手です!
③マンション管理組合への手続きは、意外に大変です。
早めに資料を取り寄せて申請しましょう!
※計画は、出来るだけ早い段階でスタートさせましょう!
(計画開始から利用開始まで、40日が目安!)
まだまだ知りたいことがある方は、住宅設備アドバイザーの無料診断をお申込みください。