福岡 横幅135cmの洗面化粧台をとりかえました。カウンターのみを取り替えた設置事例です♪
クリナップ製 TIARIS(ティアリス)・輝くカウンターシンク・節湯C1対応水栓付き 博多の建築士三兄弟
水栓から水漏れが発生した時の症状と、「部品の取替え」「水栓の取替え」「洗面化粧台の取替え」の段階的な対策、取替えを行うべきか?など判断材料になります。
取替え事例をご活用いただけたらと思います。
↓横幅135cmの洗面化粧台の取替え工事です。
水漏れにより収納の木部が腐食し取り替えることになりました。
↓水漏れした洗面台の問題を解決! 洗面台の高さを上げて、既存の鏡を再利用!
↓実際の工事事例の紹介です。
お得意様よりご連絡をいただきました。ありがとうございます♪
(以前から、換気扇の交換や、浴室の扉の取替えのご依頼をいただいていました。)
ポイント!
・水漏れした洗面化粧台の交換。症状と対策!
・木製の化粧台から、ステンレス製の化粧台へ交換。
・既存の大型鏡を再利用。
↓専門診断へお伺いしました。 新築から約25年のマンションの一室です。
当初は、水栓の水漏れのご相談だったため、水栓を中心に調査を進めました。
水漏れの位置を特定できませんが、カウンターの上部にも水が溜まっています。
陶器製シンクの割れもありましたが、シンク下の水漏れは確認できませんでした。
↓シンクの下を覗きます。
正面の板に水漏れの跡が見えます。カビの斑点模様が印象的で、全体的に湿気を帯びている様に感じます。
↓カウンターの奥を見上げると、カウンターの裏面の木部が真っ黒になっています。
シャワー用の水栓管の隙間からの水漏れの様です。
ここが水漏れの始まりで、木部全体に広がっていったように思われます。
↓収納底の点検口を開くと、底面にも水漏れのあとがありました。
長い間、水漏れしていたのか全体的にカビが確認できました。
↓水栓からの水漏れが止まらないので緊急工事をすることになりました。
今回は、水漏れのか所が特定できず、部品の取替えでの対応ができませんでした。
同等の水栓に取り替えて、様子を見ていただくことになりました。
↓既存の水栓を撤去しました。写真は、カウンターの裏側です。
シャワー水栓の撤去後の穴廻りは、木部がボロボロに腐食しています。
表面の薄い表面素材(メラミン質)のみが残る状況です。
このままでは、水栓が設置できないので裏表の補強をします。
↓カウンターを補強して水栓を設置しました。
お客様に漏水と腐食の状況をお伝えして、このままご使用いただいて様子を見て抱くことにしました。
2週間程度の時間が経過して・・・
↓新築から約25年経過していることもあり、洗面化粧台取替えのご相談をいただきました。 カビが発生していたのが気になったようです。
改めて、洗面化粧台の取替えのご提案を行います。
■既存の洗面化粧台の情報
・洗面化粧台の寸法:横幅1,375mm×カウンター高さ730mm×奥行600mm。
・既存の鏡の状態は良く、下部の腐食が気になる程度。
↓ご提案する商品はこちらです♪
クリナップ TIARIS・ティアリス センターボールタイプ
水に強いステンレス製の土台で出来ていることが特徴です。
↓洗面化粧台の正面図でカウンターの高さを検証!
今回は、鏡の腐食部分を隠す目的から、900mmの高さを選択しました。
ティアリスのカウンターの高さは、900mm・850mmから選択できます。
■取替え商品の型番:
クリナップ TIARIS・ティアリス
センターボールタイプ クリスタルホワイト シャビーホワイト
・洗面化粧台本体:BANC135SA(I)
・ボール下キャビネット:ANV(H)075FSNNKH
・ベースキャビネット:ANB(H)030FSNNKH
↓お客様に、商品のご検討をいただきました。
数日後、ご注文をいただきました。 ありがとうございます♪
↓工事を開始します♪
洗面化粧台を合わせて、床材の貼り替えも行います。
↓扉を撤去して、給排水管の撤去と工事を進めます。
↓横幅が1,375mmもあるので、分割して撤去することにしました。
ポイント!(管理人さんが困らないように)
多くの木くずが出るので、キレイに梱包してマンションから搬出しました。
↓洗面化粧台の撤去後の床面。
現場と図面を見比べると、排水管が邪魔になりそうです。
情報:給水管は鉄管・給湯管は銅管・排水管はVP管40mm
↓ステンレス製の台を仮設置して、排水管が当たらないか確認しました。
↓床材を切り広げて、排水管を右上に移動させます。
↓止水キャップをして、工事中の水漏れを防止します。
排水管を必要な高さまで立ち上げて、一部の床材を復旧させました。
排水管系の下準備は完了です。
(今回は、照明を扱いませんので、電気工事はありません。)
↓壁の黒い部分は、カビの跡です。
水漏れが横にも広がっていたことが分かります。
大量のアルコール(消毒用エタノール)で消毒をしました。
↓洗面脱衣室全体の写真です。
右側の洗濯機置き場から、洗濯防水パンを仮撤去しました。
(洗濯防水パンの状態によっては、漏水対策の観点から新品への取替えをおすすめします。)
今回は、洗濯防水パンの再利用となりました。
床のクッションフロアの色が変色しています。
↓床材の貼り替え中です。手間をかけてキレイに剥ぎました。
(古いタイプの床材は、なかなか剥ぎにくい素材でできています。)
↓クッションフロアを貼り替えると、洗面脱衣室が明るくなりました。
今回は、壁紙はそのまま使用します。
↓バランス良くキャビネットを配置していきます。
規格品を選択したため、横幅が25mm小さくなります。
右側の隙間の幅(防水コーキングの幅)を考慮しながら配置します。
↓真ん中の配管部分です。配管がキレイに納まりました。
ステンレスに光が反射して、輝きを感じます。
↓3分割されているキャビネットを、横からビスで固定していきます。
↓左側のキャビネットを固定しています。
↓右側、左側の隙間のバランスを考慮して、設置出来ました。
背面の鏡よりキャビネットの上面が高くなっているのもわかります。
↓人工大理石のカウンター(横幅1,350mm)を設置しました。
カウンターは、下からビスで固定します。
工事中は、保護フィルム+段ボールでカウンターを保護しています。
↓配管の接続工事中です。
↓給湯管に止水バルブを追加して安全性を確保しました。
(将来的に水栓を取り替える時など、管理面からも止水バルブを設置したい。)
↓給水側の鉄管が結露しないのか気になったので、あわせて断熱保護カバーをしました。
↓黄色いマスキングテープをして、隙間をシーリング材で埋めます。
(隙間を防水しないと、隙間から水が浸入しカビが発生します。注意!)
↓約15mmの隙間なので、バックアップ材(隙間埋め材)を利用してコーキングしました。
↓今回は、壁紙を貼り替え内計画になりましたので、側面を化粧パネルでキレイにしました。
↓側面もコーキングでキレイにしました。
※洗面化粧台の左側は、木製の引き戸があるので隙間を開けて、コーキングを行いません。
↓完成しました♪ キレイになりました!
↓カウンターの拡大写真 キラキラとした光沢
メーカー:クリナップ
洗面化粧台:ティアリス
素材:アクリストンクオーツカウンター
カラー:クリスタルホワイト
↓カウンターの右側
防水シーリングと、隙間の化粧パネルが見えます。
右側の額縁に額縁が当たらないように、洗面化粧台を設置しています。
↓シャワー水栓の動作確認をします!
節湯水栓のためカチッと音がするところまで、水が出ます。
↓レバーを持ち上げて、カチッと音がすると水が出ます。
↓シャワーの状態
指先のレバーを右側に回すと、吐水に切り替わります。
↓吐水の状態
軽く手元で操作できるので便利です。
↓シャワー水栓は、引き出して使用できます。
(水栓に異常はありません。)
↓軽い動作のポップアップレバーで、水が溜められます。
↓次は、引出しの動作を確認します。
(収納のしやすさと、収納量の多さをご確認ください。)
↓左上の引出し収納
↓左下の引出し収納
↓右上の引出し収納
↓右下の引出し収納
↓中央上の引出し収納
↓中央下の引出し収納
引出しの特徴:
・軽く引出しをスライドできます。
・引出しが閉じる瞬間は、ゆっくりとブレーキが利いて閉まります。
・底面は、ステンレス素材でできるているため、お手入れが簡単です。
・湿気のこもりやすい空間なので、湿度に強いステンレスが適しています。
↓洗面化粧台の下部です。
かなり低い部分から収納になっていますので、いっぱい収納できます。
↓最後までご覧いただき、ありがとうございます。
最後に、広角写真で工事を振り返ります! 工事前→工事中→完成♪
↓工事前
↓工事中:配管工事中
↓工事中:コーキング工事直後 まもなく完成~
↓完成♪
↓工事の様子はここまでです。ご覧いただき、ありがとうございます。
■後日、お客様とお会いしました。
ご主人様に大変お喜びをいただけました。
「お陰様で、使いやすいです。」というお言葉をいただきました。
ありがとうございました♪
↓今回設置したクリナップの洗面化粧台のホームページのご紹介です。
画像をクリックすると、ホームページが開きます。
↓ミラーの交換も可能です!
ティアリスのミラーのラインナップです。
それぞれ仕様が違いますので、詳しくはショールームでご確認ください。
↓今回は、上位機種のティアリスを採用しました。
↓お近くのクリナップ・ショールームをメーカーホームページでご確認ください。
画像をクリックすると、ホームページが開きます。
↓トライクルハウス株式会社のホームページもご覧ください。
あなたのお役に立ちます!
トライクルハウス株式会社の電話番号は、092-791-1801 お気軽にご相談ください。
メールアドレス:info@tricyclehouse.co.jp
トライクルハウスの所在地:福岡市南区高宮1-9-18