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※住宅設備アドバイザー※

福岡 築40年マンションのタイル浴室を、ピカピカにリフォームしました。

2022年06月26日 | 浴室リフォーム

福岡 コンクリートで囲まれた【 古いマンションの浴室 】を【 ピカピカ輝く浴室 】にリフォームしました。

暖か味のある床材・光沢のある壁天井材・安心できる浴槽・工事は博多の建築士三兄弟が行いました♪

実家のリフォームにおススメしたい!!

 

■このブログは、このような方の役に立つと思います!

・古いマンションで、浴室のリフォームをあきらめていた。(囲われた床壁のコンクリートを壊せない。)

・ユニットバスへの取替えが出来ないとあきらめていた。(浴室のサイズの制限に困っている。)

 

↓マンションのタイル浴室のリフォーム

「硬く冷たい床」から、「柔らかく暖か味を感じる床」へ、リフォームをしました。

マンションのタイル浴室のリフォームブログまとめ画像

 

↓床壁天井の内装と、設備を一新したリフォームをしました。

1980年ごろに造られた階段室型の分譲マンションの浴室は、コンクリートで囲まれているため、

ユニットバスが設置できない事例が多く見られます。

タイル浴室のリフォームをしました。

階段室型:エレベーターを設置していない5階以下の建物の分類。

 

 

↓お得意様からのご連絡をいただきました。

 ご家族が長期の帰省をするため、浴室とお部屋のリフォームをキレイにしたい内容でした。

お得意様からのご連絡をいただきました。

以前、トイレや和室のリフォームをさせていただいたお客様で、網戸の新設など、

ときどきお伺いしています。

お客様のお困りごとをしっかり聞いて、良い提案が出来たらと思います。

 

↓築40年のマンションの浴室です。

築40年のマンション。コンクリートで囲われている。

 

↓お客様の困っていることを確認。

お客様の困っていることを確認。

ご要望に沿ったご提案をしました。

 

お客様のキーワードは、

・劣化・変色・剥がれ・割れ・冷たい・思い・暗い・湿気・硬い・カビ・汚れ でした。

順にご覧ください。

 

↓浴槽は、長年使用しているとFRPの表面材が剥がれ、光沢が無くなります。

 経年劣化と、擦り傷・汚れが堆積して、浴槽が変色してきます。黄色化・白化。

浴槽の劣化・変色

 

↓浴室の洗い場のモザイクタイルは、小さい角形タイルが一部剥がれています。

 白いタイル目地も剥がれて、足の裏に引っかかる感じがします。

浴室のタイルの剥がれ

 

↓出入口の下部、框部分は「人工的につくられた大理石」が割れています。

 長年、足で踏みつけているので、割れて変形していました。

 隙間に水が入っているようで、防水面の心配もあります。

浴室の人工大理石の割れ

 

↓アルミ扉は、厚みのあるガラスが使用されていて重たく、丁番の劣化から開閉が重たく感じます。

 最所にお伺いしたのが2月ごろだったので、床のタイルが冷たく感じました。

浴室のタイルが冷たい。扉が重い。

 

↓床面の目地は、小さなクラックが入っているので、水が染み込みなかなか乾燥しません。

 古くなったモザイクタイルの床は、乾きにくいのが難点です。

浴室の床が乾かない。

 

↓壁面もタイルの割れが、ところどころ見られました。

 下地のコンクリートは、地震などでクラックが入ります。連続してタイルにもクラックが入ります。

浴室のタイルの割れ

 

↓天井面は、ケイカル板が使用してありましたが、塗装も劣化しているため、湿気を吸収しているように思います。

照明は、丸形の蛍光管を使用しているので、薄暗く感じます。

(浴室の明るさの設定は、個人の好みによりますが、ほどほどに明るい方が気持ちが良いかなと思います。)

浴室の照明が暗い。天井の劣化。

 

↓天井には壊れたままの換気扇が残っていました。

 錆が進行しすぎたため、ご主人様が換気扇内部の部品を撤去していました。

 配線がむき出しになっているのも、危険で気になります。

 換気扇用のドレン配管が設置してありました。

 現在では、ドレン配管をすることが少なくなっています。

浴室の換気扇が壊れたまま。

 

↓シャワー水栓は、吐水とシャワーの切り替えレバーが硬くなり扱い辛くなっています。

浴室の動きが硬くなった水栓。

 

↓浴槽には、古い仕様の使わなくなった水栓と、穴の跡が残っていました。

 4か所にビス穴があるなど、別の追い炊き機能や、防熱板があったように思われます。

浴室の不要な設備。

 

↓浴槽の側面のエプロンが取り外しにくいため、浴槽下の空間のお掃除が難しくなっています。

 浴槽の下は、緑色のカビがみられました。

浴槽下のかび。

 

↓モルタルのみで出来た排水桝は、コンクリートから染み出したシリカ質・カルキなどが堆積していました。

排水桝が大きいため、ステンレス板を踏むたびにカタカタと音がして、また冷たいので、どうにかしたいと思います。

排水桝の汚れ。

さまざまな現場の問題点が見えてきました。

お客様の要望と合わせて、問題をしっかり解決したいと思います。

 

↓お客様の「困ったこと」を解決するには、以前から採用している工事を組み合わせるいことで

解決しそうです。

お客様のご要望と、現場の確認OK。

 

↓お客様へは、このようなプランボードでご提案をしました。

 平面図や写真を使用して、説明することで分かりやすいと思います。

 浴槽をまたぐ高さを、現在の約60cmから、50cmに下げることで、安全性があがりそうです。

 (今回は、手すりのご提案はしていませんが、後で取り付けることも可能です。)

お客様へのご提案。プランボード。

あれころとお客様へ説明をして、お話をお伺いして、金額面も調整が出来ました。

お客様のご要望に応えられそうです。

 

↓少し時間が経ってから、ご注文をいただきました。

 いつもありがとうございます!!

ご注文をいただきました。

ご注文後は、工事に向けて「管理組合への申請」が必要になります。

■今回は、申請のために作成した書類は、

・専有部分修繕等工事申請書 (私たちが作成して、お客様にはサインのみをいただきました。)

・工事内容説明書 (平面図・写真・採用する商品の仕様などを1枚にまとめた説明書。)

・工程表 (解体から始まる、工事の日程を分かりやすく説明する表)

・掲示用の書類 (屋外階段の掲示板に設置するご挨拶用の書類)

 

↓管理組合への申請中ですが、許可をいただいて浴室換気扇のみを取り急ぎ取替えました。

浴室の湿気・ジメジメするので。

今回の本工事までには、少しでも浴室を乾燥した状態にしたいので、換気扇を取替えたいと思います。

 

↓金属製の換気扇を撤去します。

故障中の浴室換気扇を急いで取替え。

 

↓コンクリートで囲われた浴室のため、冬場は浴室全体が冷たくなります。

 すこしでも結露を防ぐために、樹脂製の換気扇を採用しました。

結露を防ぐために樹脂製の換気扇を採用。

 

↓不要になったドレン配管も撤去します。

緊急:換気扇の取替え。

気になっていた配線は、スイッチから修繕することで使用できました。

電気・ガス・水道の国家資格を持っているので、なんでも取り扱えて工事できます・・・

 

↓浴室換気扇を取り替えたので、ジメジメ感が無くなりました。

 お客様にご入浴の時以外は、換気扇のスイッチを入れてもらうようにお願いをしました。

浴室換気扇の取替え完了。

浴室が乾燥してくれることを願いつつ、管理組合の許可を待ちます・・・

 

↓2週間後、通常よりも早く許可がもらえました。

 ご主人様にいろいろと頑張っていただけたので、大変助かりました。

 ありがとうございました。

商品の納品と、管理組合の許可が出ました。

 

↓早速、本工事を開始します♪

早速、工事を開始します。

解体 →左官工事 →防水工事 →床シート工事 →壁光沢パネル工事 →設備工事 →アルミ扉工事

の順番に工事が進みます。

 

↓工事開始! 割れてしまった人工大理石の框や、タイルを撤去します。

簡単な型枠を作って、モルタルを流し込みます。

浴室出入口の下枠を撤去。

 

↓ひと廻り小さい排水桝を設置したいと思います。

 排水桝を踏みつけることも少なくなって、冷たく感じることもなくなります。

浴室の排水桝の工事。

 

↓出入口・排水桝廻り、モルタルで補強しました。

 浴槽の幅サイズも考慮して、洗い場の拡張もしました。

浴室の出入口・排水桝をモルタルで補強しました。

 

↓洗い場に防滑シートを貼るために、下地作りを進めます。

 タイル目地に専用のモルタルを塗り込みます。

 平坦にして、やすりで磨き上げたら完成です。

洗い場のタイル目地に専用のモルタルで平坦に均す。

 

↓排水桝の廻りは、水がキレイに流れるように意識して、下地を作ります。

 防滑シートと接着剤の厚みを考慮して、平坦に仕上げます。 仕上がりが楽しみです♪

排水廻りも平坦に仕上げる。

 

↓塗り重ねて、やすりで磨いてを繰り返して、洗い場を平坦にします。

浴室の床面を、モルタルで塗り重ねて平坦にします。

 

↓浴槽の下は、しっかりと「洗剤・たわし」で大掃除をしました。

 以前より新設の浴槽の脚が少しずれたので、モルタルで拡張して補強します。

浴槽の下を大掃除して、浴槽下をモルタルで補強。

 

↓モルタルで補強した部分は、エポキシ樹脂系の防水塗装を行います。

浴室の隅をエポキシ樹脂防水塗装しました。

 

↓防水塗装を塗り重ねることで、強い塗膜が出来ます。

 浴槽の下の水の流れが良くなるので、汚れも発生しにくくなると思います。

浴槽下に、防水塗料を塗り重ねました。

 

↓時間をおいて、塗装を乾燥させた後に、防滑シートの接着剤を塗布していきます。

床シートの貼り付けのために接着剤を塗布します。

 

↓防滑シートをローラー器具で圧着しています。

 黄色いシールは、四隅にシーリング材を入れる準備のためのものです。

防滑シートを圧着します。

 

↓光沢パネルは、天井、壁の順に貼り進めました。

 専用両面テープ・専用接着剤を使った工法で、継ぎ目にはジョイント材を使います。

光沢パネル工事:天井、壁の順位貼り進めます。

 

↓今回は浴槽の横に突起があるので、細かく仕上げていきます。

・浴槽の金物も2カ所固定しました。

光沢パネルは細かく仕上げます。

 

↓浴槽を設置しました。

 計算通り壁との隙間は5mm程度と、あふれた水がキレイに流れます。

 床面の水平も取れて、安定した固定が出来ました。

浴槽を設置しました。

 

↓シャワー水栓を取り付けています。

 水道管の穴の間隔が通用よりも狭く、水栓の固定と水平を取るのに手こずりました。

シャワー水栓の設置中。

 

↓シャワー水栓もしっかり設置できました。ひと安心。

 全体的に光が反射して、浴室内が明るくなってきました。

浴室シャワー水栓

 

↓リモコンは配線の都合で、同じ位置に復旧しました。

 タオル掛けの位置は、お客様に再確認して、固定しました。

(将来の縦型手すり、横型手すりの設置スペースも空けてあります。)

給湯器リモコンの復旧とタオル掛けの新設。

 

↓アルミ扉を除く工事が完了しました。

 工期をずらしたのは、扉の納品に時間が掛ったのと、内装仕上げ材の上から固定したほうが、

 防水上メリットがあると判断したからです。

アルミ扉を除く工事が完了しました。

ここから、完成した全体像と細部をご紹介します!

 

↓満足できる工事が出来ました。

 築40年経つ浴室とは思えない。明るい浴室になりました! やってよかった。

築40年とは思えない明るい浴室になりました。

 

↓ホワイトとアイボリーで出来た空間は、全体的に暖か味を感じます。

全体的に暖か味を感じます。

 

↓小さくなったステンレス製の排水桝もキレイにハマりました。

 防滑シートと排水桝の高さが、絶妙にそろってキレイに水が流れます。水の流れが身持ち良い!

ステンレス製の排水桝の設置。

 

↓天井廻りもキレイにまとまりました。

換気扇もホワイトで色をまとめました。

 

↓白色系の1,000ルーメンのLED照明が明るく天井、壁を輝かせます。

照明は明るい1000ルーメンの商品を採用しました。

 

↓素直に・・・ 早く帰って、お風呂に入りたい♪ そんな気持ちになる!

浴室完成写真:早く帰って、お風呂に入りたい。そんな空間。

 

↓工事前の写真を並べてみました。

工事前の浴室の写真。

 

↓ここからは、扉の工事になります。

 扉の工事前後の違いを、説明したいと思います。

ここからは扉の違いをご紹介。

 

↓最近では、着色したアルミサッシを使うことが多くなりました。

 シルバー色だと、少し古さを感じます。

扉の取替え工事前。シルバー色

 

↓工事前のアルミ扉は、回転半径が大きく洗い場に立っていた場合、後退りしなければいけません。

 少し大きすぎて邪魔ですね。

取替える前の扉は大きく開くので邪魔になる。

 

↓防災上もガラスを使用しない方が良いかもしれません。

工事前の扉のガラスは、割れると危ない。

 

↓アルミ製の扉(折戸)に取替えました。

 窓部分は、樹脂製になったので割れにくく安心です。

 ホワイトで統一できたもの良いですね。

浴室の扉を折戸ホワイトに取替えました。樹脂製で安心。

 

↓折戸なので、小さく開くので邪魔にならない。

工事後の扉は、小さく開くので邪魔にならない。

 

↓現場を細かく採寸して、回収後の壁厚に合わせているので、きっちりと納まっています。

工事後の扉は、現場ごとに採寸して、きっちりと納めます。

 

↓片手で軽く開くのも魅力です。

扉は、片手で軽く開きます。

 

↓軽く開く扉は、取り外しも簡単なので、丸洗いできるなどメリット多数です。

軽く開きます。

 

↓最後にまとめの写真になります。

ご覧いただきまして、ありがとうございました。

最後の写真になります。

 

↓タイル浴室 工事前の写真

浴室リフォーム前の写真。

 

↓光沢パネルと防滑シートで仕上げた浴室 工事後の写真

浴室リフォーム後の写真。

 

↓ご依頼いただきまして、ありがとうございました。m(__)m

ありがとうございました。

 

↓採用した商品を、簡単にご紹介します!

採用した商品をご紹介します。

 

↓床材:防滑クッションシート

 東リのバスナフローレ・アイボリーを採用しました。

床材:防滑クッションシート

 

↓気に入っている主な仕様はこちら!

東リのバスナフローレ。

 

↓快適で安全、厚いクッション層があるので、衝撃に優しい。(硬いタイルより良いですよね。)

 冬場のヒートショック対策にもおすすめです。

柔らかい足の裏の感触。

 

↓凹凸があるので滑りにくい。ちょうどよい凹凸です。

凹凸のある防滑シート。

バスナフローレの詳しい情報は、東リのホームページをチェックしてみてください。

※商品サンプルの請求もできるので、利用してみましょう。

↓東リ ホームページ 浴室・浴場用ビニル床シートNS クリック!

■バスナシリーズ_紹介メーカーホームページ

・商品の詳しい特徴・製品情報・お手入れ方法が確認できます。

 

 

↓壁材:光沢のある壁パネル

 フクビの鏡面アルパレージを採用しました。

壁材:光沢のある壁材・鏡面アルパレージ

 

↓鏡面のパネルがおススメです。

フクビのアルパレージ・シリーズ。

ホームページの情報量が少なく感じます。カタログの確認もおススメです。

 

鏡面アルパレージの詳しい情報は、フクビのホームページをチェックしてみてください。

↓フクビ ホームページ 浴室・水回り 浴室用天井材・壁装材 クリック!

■鏡面アルパレージ 紹介メーカーホームページ

・製品カタログのチェック・製品に関するよくある質問が確認できます。

 

 

↓その他、床のみの工事事例があったので簡単にご紹介します。

その他、床のみの工事事例。

 

↓床のみのリフォーム 工事前

 ちょうど2年前に、色見本を見ていた時の写真です。

 洗い場は、ひし形のモザイクタイルが貼られています。

床のみリフォーム・タイル浴室:工事前

 

↓床のみのリフォーム 工事中

 排水口廻りにシリコンを入れている写真です。丁寧に仕上げています♪

床のみリフォーム・タイル浴室:工事中

 

↓床のみのリフォーム 完成♪

 排水口廻りも、キレイに仕上げています。

床のみリフォーム・タイル浴室:完成

 

↓床のみのリフォーム 完成♪

 壁面のタイルはそのままにしています。

 足裏・肌に触れる床面から、施工してみても良いかもしれません。

 当時、奥様に大変お喜びいただけたのを覚えています。ありがとうございます。

床のみリフォーム・タイル浴室:完成

 

 

↓築40年のマンションでも美しくなりました。

築40年のマンションでも美しく。

 

↓最後までごらんいただき、ありがとうございました♪ 博多の建築士三兄弟

最後までごらんいただき、ありがとうございました。

 

 

↓トライクルハウス株式会社のホームページもご覧ください。 あなたのお役に立ちます!

博多の建築士三兄弟のホームページリンク

営業日・営業時間などは、ホームページに記載しています。

 

トライクルハウス株式会社の電話番号は、092-791-1801です。 お気軽にご相談ください!

 

 

 

 

 

感謝!!!