福岡 ガス衣類乾燥機_乾太くんをマンションの専有バルコニーへ設置しました。リンナイRDT-80
マンション・バルコニーへの設置は、問題が多くて設置できる事例が少ない状況です。
今回の施工事例では、様々な問題がクリアできました。博多の建築士三兄弟
ご自宅のマンションと比較して、バルコニーへの設置が可能なのか?ご検討の材料にしていただけたらと思います。
↓ガス衣類乾燥機をマンションの専有バルコニー(他住戸との接続無し)へ新設しました。
※※ ほとんどのマンションのバルコニーには、設置できません。 ※※
マンションのバルコニーは、ほとんどの場合にマンション管理組合の管理する共用部になります。
(過去に、管理組合からのNGにより、数多くお客様が計画を断念されています。)
↓ガス衣類乾燥機の施工事例ブログを見て、ご連絡をいただきました。
今回のポイントは、マンションのバルコニーの通路幅の確保です。
(一般的に、避難経路として横幅75cm以上の確保が必要になります。)
↓リンナイ製 乾太くん RDT-80・スタンダード・乾燥容量8Kg
↓専門診断へお伺いして、お客様の要望や現状を把握しました。
問題はたくさんありますが、お客様の要望に応えたいと思います。
お客様と協力して、問題を解決していきます。
↓建物は、築十数年の高級なマンションです。
テーブルと椅子が置けそうなほど、広い住戸専有のバルコニーになっています。
隣の住戸のバルコニーと繋がりはなく、独立した空間です。
↓一番適当な赤枠の場所に、設置したいと思います。
避難ハッチがあるため、避難経路の確保も重要になります。
↓広いバルコニーの一角に、ガス給湯器があります。
ここから、ガスと電気を取り出すことが出来そうです。
赤枠の位置にガス衣類乾燥機を置く想定をして、計画を進めていきたいと思います。
↓まずは、お客様に管理会社への確認を行っていただきました。
数日後に、管理会社から「設置の許可」と「避難経路に問題無し」の回答をいただきました。
大枠で設置できそうなことが分かりました。
↓問題解決ポイントについて、図面で検証したいと思います。
・避難経路 ・作業スペース ・電源 ・ガス 屋根や庇
↓バルコニーの平面図です。
屋内の居室から、避難ハッチまで避難経路が確保されています。
今回のガス衣類乾燥機は8kg、横幅650mm・奥行640mmと大型になっています。
居室から出入りして作業がしやすいように、横向きにすることになりました。
↓バルコニーの断面図です。
開放的なバルコニーで、屋根があることも重要な要件です。
↓バルコニーの断面図です。
右側の状態のバルコニーなら設置できます。
↓多くの問題を解決できて、お客様よりご注文をいただくことが出来ました。
ありがとうございます♪
ご注文から商品の納品まで4日程度かかり、その後工事におうかがいしました。
↓それでは、工事を開始します。
専用台を組み立てます♪
↓計画の位置へ置いてみます。
↓バルコニーは、雨水を流すため傾斜がつけられています。
↓水平器で確認すると、居室側の右側が高くなっていました。
↓今回は、高さ10mm程度のゴム足で水平を確保することが出来ました。
↓ガス衣類乾燥機本体を設置して、保護カバー・排湿トップを固定します。
↓本体固定のイメージです。底面
↓ガス給湯器から、ガス・電気を引き出します!
↓ガスと電気のコンセントを新しく接続しました。
↓それぞれ防水用のコンセントを設置しました。
ガスと電気の専門資格が必要です。
ガス漏れの検査後、西部ガスに工事の内容を書面で報告を行いました。
↓すべての工事が完了しました!
↓背面から
排湿トップの向きは、四方選べます。
今回は、作業スペースの反対に向けました。
↓転倒防止のため、壁面に鎖で固定しています。
↓今回は、左側に扉が開くように設定しました。
スタンダードシリーズの商品は、現場で右側に切り替えることもできます。
(デラックスタイプは、購入前に扉の向きを決めないといけません。)
↓工事完了後、試運転を行います。
問題無く作動・燃焼しました!
↓RDT-80の操作盤です。
スイッチを見ると大まかな機能が想像できます。 詳しくは、リンナイホームページで…
ガス衣類乾燥機の設置と、試運転が終わりました。
↓ここからは、ガス衣類乾燥機の内部の紹介です。
↓実際に扉を開いてみます♪
↓写真は、左開きです。 オープン
↓オプションの小物乾燥棚です。 靴など衣類乾燥以外にも活躍します。
(オプションなので、注文時に忘れないように…)
↓糸くずポケットを取り外します。
(スタンダードタイプは、奥に設置してあります。)
↓糸くずポケット・フィルターを取り外したイメージです。
↓つまんで外す。
↓フィルターの裏側です。
このフィルターを通った後に、屋外へ排湿されます。
糸くずがたまりすぎると、操作盤のフィルター掃除ランプ(赤)が点灯・点滅します。
↓スタンダードタイプのドラムの内部は、金属仕上げになっています。
↓衣類を引っ掛ける突起が付いています。
↓写真を撮ってみて、ちょっと気になったので…
内部ドラムの違いをご紹介したいと思います。
↓デラックスタイプの場合(RDT-52SAの特徴)
↓デラックスタイプの場合は、クッション材が貼られています。
表面は強い樹脂が貼られていて、柔らかく弾力性があります。
(デラックスタイプの方が消音性に優れているかもしれません。)
ドラムの比較はここまでです。お役に立てば…
↓ガス衣類乾燥機の底面に、吸気フィルターがあります。
正面から抜き差しできます。
↓キレイに設置できました♪♪ ありがとうございました。
↓専用設置台は3タイプから選択できます。
今回は、低い位置で使用する設置台(低)を採用しました。
↓2020年10月末に入り新商品のアナウンスがありました。
2020年11月3日 現在、別件で新商品を組み立てました。
新商品は、使用する部品も多くなり骨太のがっちりした感じになりました。
地面と接する部分に、ネジ式の脚が付いたので水平の調整がしやすくなっています。
下部を収納として使いやすくした感じです。
参考までに、専用台の情報はここまで。
↓最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
奥様に、大変お喜びいただけました。
ご依頼ありがとうございました。
↓毎日の家事を、もっと時短化!
↓まとめ:ガス衣類乾燥機
マンションのバルコニーに設置する方法。
1.事前に管理規約を確認して、管理組合の承認をもらう。
2.避難経路であれば、有効幅を確保する。
3.家事の作業スペースが確保する。(作業しにくい場所には設置しない。)
4.ガスと電気の確保する。
5.ガス衣類乾燥機の上部に屋根や庇があるか確認。雨にぬれず開放的な空間。
6.チェックポイントが多いので、身近な住宅の専門家へ相談する。
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