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2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。 藤田幸右(ふじたこうすけ) 管理人

トリチウム汚染水の実態

2023年09月03日 | 核のゴミ
 
── 藤田のFacebook(9月1日)よりシェア ──
 
 
(20)野党議員は放出トリチウムの汚染水の意味をわかっていない
 
汚染水を「処理水だ!」と叫ぶ日本の野党は最低だ。政府やIAEAの「安全基準」「科学的」におびえている。
 
「太平洋にアジ三匹」の広告の国の野党議員とは思えない。「アジ三匹」はクリーンルームの清浄度を示す技術のたとえのコピーである。福島沿岸で汚染水を大量に希釈しても、いかに膨大な毒素が太平洋に拡散するのかということを言っている。野党議員の想像力は貧弱すぎると言わざるをえない。太平洋の水量とて有限である事がわかっていないのだ。
 
ところで、テクノ菱和の広告コピーが「アジ三匹」から「太平洋にアジ10ぴき」(日経新聞 2023.8.31掲載)に代わった。すごいことだ。訂正を速やかに次の広告に反映させている。どこかに検証ミスか計算間違いがあったのだろう。アジ3匹が10匹(、100匹)に代わってもむしろ計算や技術の精密度や必死度が伝わってくる。素人ながらに企業の誠意を覚える。
 
半導体製造装置の微細加工のためのクリーンルームの清浄度レベルがここまで技術革新をしている時代なのだ。単純比較ながら太平洋の水量総量がすでに企業のミクロ的視野に入っていて、新聞広告は、作業空間クリーンルームの一般不純物除去成果の訴求(広告)なのである。0(ゼロ)にはできなかった、アジ数匹が残ってしまう現実がある、という。この逆説的テーマの広告を理解できないズサン思考の野党は政治の世界には向いていない。少なくともリアル太平洋の水量は無限ではなく有限なのだ、と反省 せい。
 
放出されたトリチウムは消えたわけではない。どこかに潜んで蓄積されている。食物連鎖に取り込まれ海の生態系を汚染していることは定説だ。処理水=無害だとか「ごくわずか」(IAEA)はもう言えない。アジ何匹の比較でいえば膨大無限の毒物が今福島の沿岸からドドドドと放出されているのである。
 
(同コメント欄より)
 
小中学校の頃優等生だった野党の国会議員、IAEAのグロッシ事務局長、ホリエモンなど、そして、野党内与党の一部国会議員のアタマの中には数式「1 ÷ ∞ = 0 」がこびりついている。トリチウムの海洋放出もこのアタマで考えてものを言っている。有限の汚染水(=ALPS濾過水)を無限の太平洋の水量で割ったら毒は0(ゼロ)になる、と。汚染水は跡形もなくなる、と。デブリ接触やトリチウムの有機物結合や海流拡散などどんなプロセスも無視、乱暴にも昔の優等生算数でもって「無害」「飲める」すくなくとも「ごくわずか」を吹聴している。硬直したどうにもならないバカものドモだ。テクノ菱和の工場見学でもしてアジの頭でも喰わせてもらって来てもらいたい。とくにホリエモン。君のそのようなアタマでは大樹町のロケットは飛ばないよ。
 
 
日本掲載新聞(2023.8.31)広告
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント
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