1月下旬、3年生対象の「豊かなセクシャリティ」という講話のなかで『好、恋、愛』の違いについて考える場面がありました。
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* 好・・・一方的に好きになる。一方通行。思っているだけ。
* 恋・・・お互いに好意をもつのだけれど、相手に対する思いよりも自分の思いが中心。
* 愛・・・心が内側に入っている字、相手を思いやり、大切にする。
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男女それぞれの考えや、相手のことを考えた行動をとることが大切だということを再確認した内容だったと思います。
私の会社では毎月、「人権研修」を行っています。
講話いただいた男女間のことはもちろんのこと、人間同士として相手の想いを汲みとる努力が必要だという内容でした。
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クレヨンや色鉛筆に「肌色」という名前の色がなくなったのは広く知られているようです。肌の色は人それぞれ違うのに・・・
それまで問題にされなかったのは、社会にまだ国際的な視点がなかったのではないかと思います。
今は「うすだいだい」とか「ペールオレンジ」と表示されています。売り場に並んだクレヨンに「肌色」はありませんでした。
「それまで問題にならなかった」「なんとなく常識だと考えていた」というだけで正しいと判断することは危険だと感じます。
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私も、自分の言動が相手(子供)を、誰かを傷つけていないか、弱い立場の人、少数派の人の想いを無視していないか
そのためには相手(子供)の話を聞く姿勢をもって一方的な見方に偏らずに多くのことに気付くようにしていきたいと思います。
まだまだ全然できてないですが・・・
以上 (中野)