10月度PTA運営委員会 教頭先生のお話

　先日体育祭が開催されましたが、体育祭に入る前に、「体育祭はドラマだよ。その最終回が体育祭本番で、君たちは最終回でどの様なドラマを見せてくれるのかな？」と生徒に話をしました。そしたら本番では、生徒会長を称える、それに応える応援団もいましたし、一番感動したのは、勝った負けたは関係なく、お互いを褒め称える、そういう姿があったというのが印象的でした。つまり、学校全体でこの体育祭を作り上げたという達成感の表れではないかと思います。天候にも恵まれ、短い準備期間であったにも関わらず、非常に素晴らしい体育祭で嬉しく思います。
　今月はいよいよ合唱コンクールで、昨日も中間発表会がありました。職員室にいますと、練習の声が聞こえてきます。中でも一番感動するのは、男性の声です。男性の声は合唱の中で一番低音だけども、ベースとしてはっきりと聞こえてくるので、女性のソプラノ・アルトが生きてくる、つまり、全部のバランスがとれている、という印象を受けました。当日に向けて子供達も頑張っていますので、是非時間を見つけて頂いて足を運んで頂ければと思います。
　最後に、先週、学校便りを通して、全国学力調査の詳細をお示ししましたけど、学力につきましては大変良好であるという分析結果でした。3年に1回、理科のテストが実施されますが、私は理科の教員ですのでドキドキしていましたが、結果にホッとしました。全国、県、市、いずれも本校の平均正答率が高いということで、これまでの授業への取り組み、本人の頑張り、そういうものが結果として表れたのかな、と思いました。だた、日常生活の面、学校生活の面で課題もいくつか挙げられています。これから前期も終了し、いよいよ折り返してゴールを目指していく時期となりますけど、今までの成果・課題を整理しながら、この調査の結果を踏まえた上で、子供達にどの様なアプローチをしていくかということを考えながら、残りの半期の生活を送っていきたいと思いますので、是非またご支援ご協力の程、宜しくお願いしたいと思います。

記事入力　平井