生活指導の面から
今、LINEを利用する子どもが、多くなっています。その中で、他人の画像を無許可載せていたとの報告があり、子どもたちにも、そのことで話をしました。
①1対1のメールと違って、LINEは不特定多数の人が見るため、むやみに画像を載せることは、肖像権の侵害に、また、やりとりの中で、悪口を言ったり、誹謗中傷すれば、名誉棄損、侮辱罪に問われるかもしれないこと。
②LINEのやりとりで生じた噂話から、人間関係のトラブルになり、いじめに発展する可能性があること。(他校でこうした事例が多発しています。)
携帯電話、スマートフォンだけでなく、携帯用音楽機器、ゲーム機にもメール、LINE機能がついているので、これらを持たせるときには、ネット使用にひそむ危険性について子どもに教えましょう。(有害サイトへのアクセス、個人情報の流出、コミュニティサイトの出会い系化、誹謗・中傷(いじめ)の場になりやすいことなど)
子どもとともに考え、「我が家のルール」を決めましょう。(「フィルタリング」「アプリ制限」をかける。「ブロック機能」を活用する。「IDの検索を許可」をオフにする。メールに他人の画像や名前を載せない。サイトで知り合った人物には絶対に会わない。使用する時間帯、場所を限定する。)等
ルールが守れなかった時どうするか?持たせないのが一番です。ネットにつなげないのが二番です。
インターネットに関しては、学校でも話をしていきますが、各ご家庭で話題にし、啓発していただくことが大事ですので、よろしくお願いいたします。
uenoyama