(結果)
5時間6分55秒 (9位/731人)
(スイムラップ)65位
天候くもり、水温25度。絶好のコンディション。
けれど、苦手なスイムは、やはり苦手なまま終わってしまった。
前を向いて、速い選手の後ろをつくことを心がけたが、いつのまにか、コースを外れ、係員に呼び止められた。
この辺りは、まったく進歩していない!
最短距離を泳ぐ事すらできないのに、速く泳ぐことなど到底できない。
情けなかった。
(バイクラップ)7位
バイクに入ると、天候は曇りから雨、そして土砂降りになった。
去年より、バイクだけは自信を持っていた。
(それが、過信だったと気づくのは、ランに入ってから。。)
前半から後半まで、体力を温存した。足を使わない走り。
それでも30人~40人抜く。
後半から始まるアップダウンにもうまく対応できた。

終盤、去年女子1位の選手をペースメーカーにして追いながら、着実に順位をあげていく。小木の坂も蹴散らす!
特筆すべきだと思うので実名です。
去年6位の成海さんは、すばらしいレース展開でした。
初めからラン勝負のあなたは、確実そして完璧に「ランの足」を残した。
そのスタイルに経験を感じました。
ムキになり、全力を出し切ろうとしている自分がバカみたいだった。
終盤、成海さんが、僕に対して笑顔だった意味が僕には分かった。
「トライアスロンは頭だよ~、バイクは楽しろ~」って事ですね。
彼が、今大会、間違いなく、もっともクレバーな選手だと思います。
バイク残り20キロ。

少し前方に昨年Aタイプ2位、Bタイプ4位だったランのスペシャリストがいる。
ラン勝負になることは、初めから予感していたが、予想どおりのレース展開だった。
成海さんも、同じ集団を走っていた。
ランで勝負することに意気込んだ。
バイクフィニシュ。スプリットは9位。ずっと目標の選手としていた、憧れの選手Kさんとツーリングできてうれしかったです
(ランラップ)16位
スタート直後でアクシデントが起きた。
足が、痙攣を起こし、そのまま大腿四頭筋と後ろの二頭筋を両足つってしまった。
1分ぐらい休み、少し歩いてJOG。3,4人に抜かれ、リタイヤを考える。
何とか3キロぐらい走ってから、また、両方の腿の前と後ろをつってし
まい、2分ぐらいストップ。また3人に抜かれる。DNFを真剣に考えた。
でも諦めないのが信条。
レース中、つった経験は、初めてのトラ大会でも経験している。
休めば、なんとか動けると自分を信じた。
2回目の休憩の時に、動けず、歩道で一人たたずんでいる僕に、ケイチョさんが梅干を差し出してくれた。
とりあえず、僕も梅干だけは握り締め、携帯しておいたので、いただかなくても済んだが、その優しさに、感動しました!!
ありがとう、ケイチョさん!そして苦難を乗り越えての出場、高順位、さすがだと思いました!
4キロを過ぎてから、梅干のおかげか、何とか足取りが、かるくなり、騙し騙し走ることができるようになった。なるべく腿や膝に負担を掛けないように、恐る恐る歩を進める。
折り返しを過ぎて、絶望的に感じていた入賞は、少し芽が出てきたので、残り10キロは、スピードを上げつもりだったが、足は、言うことを聞かない。
バイクで足を使いすぎていたし、ランの練習不足が顕著に現れだした。
結局、5時間を切ることなど到底無理だった。総合入賞どころか、年代別すら取ることもできない。
家庭の事情だが、8月は去年の半分しか練習できなかった。
すべては、練習量が物語たる。
バイクとランは、去年の半分。スイムは去年の3分の2。
これでは、体力を維持することすらできなかった。
ここから這い上がれるか?
つらい練習に耐える、覚悟もなけりゃ、自信も時間もない!
所詮、趣味。
真剣に「今後」のこの趣味に対しての向かい合い方を考えている。
今回、Bタイプで優勝したチームメイトの小野さんは、8月だけでバイク2300キロ走ったそうです。もちろんスイム、ランも死ぬほど練習したのでしょうね。
僕には、その熱意も覚悟がありません。その差です。
いつも刺激を受けています!おめでとうございました!!
チームメイトに感謝!完走することができたことに感謝!家族、大会スタッフ皆さんに感謝ですよん!