体との対話をする時間が心を豊かにしてくれている。
それが、なにより「動く」ことの喜びだと思う。
「食べる」喜びは、動くこと(カロリーを消費すること)で倍増する。
どんな調味料より、おなかを減らすことが、食べる感動をもたらしてくれる。
「眠る」喜びは、動くこと(体中に乳酸をためること)で倍増する。
どんな高級ベッドで眠るより、疲れて果てて寝ることが、眠る心地よさをもたらしてくれる。
「動く」ためには、「食べること」と「眠ること」が絶対に必要で、その切っては切れない相関関係を守りながら、地球に生かされている事に感謝しながら、僕の体は、日々成長している。
ヨガという言葉の意味は、「心と体をつなぐ」という意味らしい。
トライアスロンも、僕にとって、ヨガのようなもので、心と体のバランスを保つ大切な手段になっている。
上の目標があり、それが光になっていて、僕は、毎日、希望を胸にトレーニングをする。
僕以外のたくさんのモノに生かされながら。
戦いは、始まったばかり。怪我もするだろうし、挫折もするだろう。
それでも、きっと前向きに、前へ前へ走っていけるだろう。
トライアスロンと出会い、無機質で殺伐としていたあの毎日から解き放たれ、「人生がなかなか面白い」と思えるようになったのだから。
「生きているだけで丸儲け」明石屋さんまの座右の銘。
なんてポジティブな言葉だろう。
彼の娘は「いまる」さん。
「生(い)きているだけで丸(まる)儲け」から取ったらしい。
トライアスロンと出会えただけで丸儲け。
僕の一生で一度の人生は、「なかなか面白い」ものになりそうだ。
そのために、毎日、僕は勝負をしている。