すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

メニュー

理解できない福祉保健部の対応ーー再要望に対する回答が届きました

2015年02月11日 | 日記

 知事に再要望した事項について回答が届きました。問題なのは訪問介護サービス時の駐車場確保の問題です。これは11月議会の代表質問でお聞きした案件ですが、その際、担当部長は「関係者から話も聞いて検討したい」との回答でしたが、あいかわらず、同様の回答です。警察署長の許可を取っての駐車が、現実には難しいことから会派要望で丁寧に再度説明して提案しているのに、「警察署長の許可で対応して欲しい」という理解に苦しむ回答があり、その再要望に対する回答が、11月議会に戻ったような対応で、正直、驚いています。これほど会派要望が軽く見られるとは思いませんでした。この問題は次の議会で、きちんとした説明を求めたいと思います。

会派希望の再要望に対する回答

(1 要望事項) スカイマーク社の民事再生法適用申請に関して情報収集に努め、必要な対策も講じていただくよう望みます。

(回答)スカイマーク社の民事再生手続きの開始情報を受け、1月29日に知事をトップとしたスカイマーク便対策会議を緊急開催し、今後の対応について確認した。引き続き情報を収集し、路線維持について働きかけるとともに、官民一体となった利用促進に取り組んでいく。

 

(2 要望事項) 古民家長谷川邸の地域お越しを目指す住民活動を積極的に支援すると共に必要なよそ地を工事、鳥取県の地域創生のモデルケースに育てていただくことを望みます。

(回答)早急に活動団体の方に長谷川邸の活用の現状や今後の活用計画などを確認するとともに、鳥取市と連携して、できる支援について検討していきたい。

 

(3 要望事項) 自動車学校の教習用車両に対する課税免除を望みます。

(回答)平成29年4月に向け国において行われる自動車関係税の抜本的見直しにあわせた本県免除制度全般のあり方の再検証は、制度全体のバランスを見ながら総合的に行う予定であり、教習用自動車に関しては、自動車教習所が現代社会において必要不可欠な教育機関であるとの視点も含め、幅広い視点により検証することとしたい。

 

(4 要望事項) 訪問介護サービス中の駐車場確保を望みます。

(回答) ハートフル駐車場は障がいや高齢などで歩行が困難な方などの利便のため、公共施設等の協力のもとに優先的な駐車スペースをできるだけ当該施設の入口の近くに確保していただいているものである。利用者からは、「もっとハートフル駐車場を確保してほしい」という声もあり、趣旨の違う訪問介護事業者への利用拡大は公共施設等、現在の利用者ともに理解を得るのが難しいと考える。

警察から路上駐車の許可を受けることによりご対応いただければと考えるが、実際に許可手続きを行う上で問題がないか等、訪問介護事業者の意見を伺ってみたい。

 

(5 要望事項) ジパング倶楽部割引区間に智頭急行をカウントするよう JR に対して働きかけることを望みます。

(回答)ジパング倶楽部はJRグループ旅客6社が主に高齢者を対象に提供する会員組織で、JR線の運賃等に割引が受けられるものである。障がい者の方が特別会員として入会した場合の智頭急行区間の取扱いについては、鳥取県身体障害者福祉協会から、要望の背景などをよくお聞きし、JR及び智頭急行に検討を依頼したい。

 

(6 要望事項) 吸い殻清掃などの環境整備活動への支援継続を望みます。

(回答)本県では、県たばこ販売組合が行う環境美化、喫煙マナーの向上、たばこの県内購入の促進等の活動に対して、従前から「県たばこ税収確保対策補助金」を交付しており、支援を継続するために来年度も予算措置を予定している。

・県税納税奨励費(県たばこ税収確保対策補助金)180千円

 

(7 要望事項) 改めてポリティカル・コレクトネスの実行を望みます。

(回答)ポリティカル・コレクトネスについては、職員の意識喚起のための研修も実施しながら、常に点検し、県民や当事者団体等からの意見に絶えず耳を傾け、言い換えが必要な言葉があれば必要に応じて見直しを行うこととしている。

ご指摘のあった「工賃」については、鳥取県人権尊重の社会づくり協議会で意見を聞くなどして見直しを検討する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする