凄味!

2008年07月04日 | 活動報告
魁新聞に、政策大学院教授の飯尾潤氏のコラムが掲載されました。
【半年前まで、夏の北海道洞爺湖サミットの成果を背景に、福田首相が衆議院解散に打って出て、本格政権を狙うのではないかという予測があった。現状では、内閣支持率が低迷し、与党が総選挙に勝つ見通しはつきにくい。サミットにしても、地球温暖化に関する政策とりまとめに苦労したという印象が強く、あまり積極的なイメージがない。こうした時に、福田内閣がいかにして事態を打開すべきか。逆説的のようだが、「解散総選挙に打って出るかもしれない」という「凄味」が求められているような気がする。政策が納得されるのは、それが有権者の要望を的確に捉え、その了解を得ている時である。有権者の了解を得る最大の機会は国政選挙、とりわけ政権の基盤となる衆議院選挙である。その意味で、解散総選挙を恐れる政権は大きな力を持ちえない。それゆえ、日常の政権運営で有権者の信用を得ながら、総選挙を積極的な機会としてとらえ、政権を確保したら、総選挙で約束した政策の実現に全力を挙げるという順序で、政権が運営されるのが望ましい。(秋田魁新聞記事抜粋)】

政治が、こなすべき案件と将来の日本のあるべき姿を示すことによって政権の姿勢を明確にし、選挙に打って世論の支持を得て政策を実行するべきとの飯尾先生の論文に共感します。政党は、国民に対する責任として政権構想を打ち出すことが必要です。今の時代、既成政党の存在価値が国民に問われています。多くの皆さんより、国会は何をやっているのか。政治は国民の生活を解っているのかという声をよく耳にします。現状の政治に不満があるのが実態です。政党がもっと住民の生活の実態をとらえ政策を打ち出すことが必要です。さらに、政治家個人も地域の信頼を得るようを日常活動で努力を積み重ねながら、地域の声・ご意見をしっかりと実感し、政治姿勢・政治理念を明確に提示していく責任があると考えています。私自身、国政を目指す政治家として自覚を持ち、日常活動はもちろんのことの政策理念を皆さんにご理解いただくよう努力を積み重ねて参りますのでよろしくお願いいたします。

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