それがぼくには楽しかったから 小学館プロダクション このアイテムの詳細を見る |
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「フィンランドのヘルシンキ大学の院生でしたか,リナックスという基本ソフトを開発して無料でネット上でダウンロードできるようにしましたね。自分の知的財産を独占して金儲けをしようとしないのは,無償で教育を受けてきたからこそ,それを社会に還元しよう,共有しようとするんですね。アメリカのマイクロソフトと全く対照的です。『なぜフィンランドの子どもたちは「学力」が高いか』(P21)」
以前,情報関係の仕事をしているとき,手にした本が一つに,『それがぼくには楽しかったから』がある。リナックスを開発したリーナス・トーバラスの少し早い自伝である。リナックスは,ご存知のとおり,ヘルシンキ大学のリーナス・トーバラスが開発したオープンソースのOSだが,当時も今も,パソコンを買うたびにあるいは組み立てるたびに,マイクロソフトのウィンドウズを購入しなければならないことに辟易していただけに,フリーのOSはとても魅力的だった。
とりわけ,それを開発したのがフィンランドの学生と知り,驚くとともに,世界がコミュニケーションするための基盤を世界の知で構築するプロジェクトの志の高さに感動した。世界のグローバルブレインによる知的資産がリナックスなのである。リナックスには何度か挑戦したが,個人的には使いこなせずに,いまだにウィンドウズのお世話になっている。マイクロソフトに囲いこまれているようで癪だけど,何かのきっかけがあれば,自宅のPCもリナックスに変えたいと今でも思っている。
リーナス・トーバラスは,「それが楽しかったから」というのりでリナックスを開発したけど,あくまでも,無料であること,オープンソースであることにこだわり続けた。これがフィンランドの教育の成果の一端だとするならば,こらはやっぱりすごいことだと思う。だって,志が違うもの。卒業後,リナックスをされに発展させることを雇用条件の一つとして米国のトランスメタ社に就職したリーナス・トーバラス。その後どうしているのだろうか?
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同じような事を話しておられました。うまく話せませんが、金儲けのことばかり考えていると今のような世の中にある。一人の人を助けることをしなさい。それが世界を助ける事になる。もっと自分のやりたい事できる事をしていきなさい。って
今の自分を見て考えさせられました。