以前から,息子にハリーポッターを読ませようと,あの手この手でモーションをかけていたがなかなか乗ってこない。興味はあるようだが,本が分厚いために敬遠していたようだった。
それが,先月の終わりごろ,ブックオフで,第1作目から3作目が100円になっていたので, まとめ買いし,本を事前に用意した上でいやなら無理に読まなくていいからと,再度,誘いをか けてみたところ,それならとやっとのってきた。3作目までは劇場やDVDで映画も見ているので映画 と違うところを探すと面白いよ,ともアドバイスした。
するとどうだろう。『賢者の石』でロンのキャラが気に入って,その後,『秘密の部屋』,『アズ カバンの囚人』,『炎のゴブレット』と立て続けに読破し,とうとう最新刊の『不死鳥の騎士団』にまで辿り着いしまった。どうして今回彼が読むようになったのか,良くわからない。だが,きっかけがなければ前には 進めない。禁断の木の実を食べさせてしまったのだろうか。その気にさせておいて,こういうのも何だが,本ばかり読む子どもにもさせたくない,という矛盾した気持も湧いてくる。親も勝手なもんだ。
ところで,私のほうはといえば,1年前に『不死鳥の騎士団』(原書)の122頁まで読んだとこ ろで止まっていて,邦訳上巻を読んだ息子に抜かされてしまった。とほほ,である。 blog Ranking へ