彦根市立鳥居本学園 ブログ 

平成27年4月から小中一貫型小中学校として新たな歩みを始めました。学園と鳥居本の魅力満載ブログです。

本当?

2015年07月15日 | 鳥居本小中学校
 「彦根市立鳥居本中学校 左へ二百歩進む」
 鳥居本町南の信号を東へ入って中山道を横切り、100m程進むと揺るかに右にカーブしています。その正面が鳥居本小学校。鳥居本小学校のところを左へ入っていくと鳥居本中学校があります。
 鳥居本小学校の向かって左手の端に、写真の案内がありました。
 200歩!?
 ほんまかいな、と思って歩いてみたら、200歩でした。
 
 















 ただ、200歩めが、校門の方もいれば、玄関の方もいらっしゃると思います。

製材

2015年07月14日 | 鳥居本小中学校
 4月24日男鬼森林学習で2年生が伐採してきた木を製材していただきました。滋賀原木さんという製材所へ森林育成会の会長さんに運んでいただきました。


 ヒノキをすのこ(みざら)の台にするために角材にしてもらったところです。この後、スギをすのこ(みざら)の板に製材していただいて、材料は完成。夏休みの終わり頃、3年生が製品にします。
 樹木を活用するところまで学習するところが、鳥居本中学校の特色です。すのこ以外のものにも挑戦しているグループ
 

ブックトーク

2015年07月13日 | 鳥居本中学校学習
 今朝は恒例の全校朝の会「Good morning 鳥中 Time」。いくつかの次第の中に「ブックトーク」が入っていました。発表している生徒の手には
 『16歳 死ぬ前にしてみたいこと』(2008年、ジェニー・ダウンハム著)
白血病の末期で余命を宣告された少女がどのように残された人生を生きるのか。夏休みが近づき、普段読めない本を読みましょうと呼びかけてくれました。
 発表者の話を聴いていると、「命」、「死」という重いテーマであるからこそ、中学生の時代に読んで欲しいという呼びかけに聞こえました。
 話は変わりますが、昨日の『サンデージャポン』で 杉村太蔵さんが、岩手県の中学生自殺問題に関して、
 「あえて厳しい言い方をします。学校に行かない選択もあるはずだし、とにかく死んだらだめです。中学生の皆さん、どんなに辛くても、死ぬ事だけはやめてください。」
という呼びかけがありました。他の出演者が、学校が悪い、親は守れなかったのかと言う口論しているのを割いて発言されました。
 もしこのブログを中学生が読んでくれていたら、紹介した図書を読んで、皆さんの命を大切にしてください。

町探検

2015年07月12日 | 鳥居本小学校学習
 小学校2年生の生活科の学習には「町探検」があります。
 1984年に理科と社会科を廃止して生活科が誕生したので、生活科はなんとなく理科と社会科が統合されたものというイメージがありますが別の教科として位置付けられています。体験を重視した学習で構成されています。
 その中でもこの「町探検」は生活科の定番中の定番。1年生が学校探検をして、どこに何がるのか実際に行ってみてそれを自分の地図にはめ込んでいきます。2年生は場所を学校のまわり、自分たちの生活圏内に広げて探検をします。その活動の中で、中学校の芝生グラウンドを訪問してくれた感想が貼り付けられています。タンポポを見つけたことや芝生の気持ち良さが書かれています。
 大人になって学校に行けば、教室の机が小さく感じるのとは逆に、子どもたちには、いろんなものが大きく見えていると思います。普段通っている道も、私たちが思っているような見え方をしていないかも知れません。それがだんだん客観的な見方ができるようになります。私たちが失った「子供の目」を子どもたちの書いた(描いた)ものから取り戻すことができます。

日下部鳴鶴揮毫の書

2015年07月11日 | 鳥居本
 鳥居本小学校校長室前廊下には日下部鳴鶴揮毫の書が展示されています。随分日に焼けてはいますが、凛とした文字が背筋が伸びる気がします。鳴鶴は中林梧竹・巌谷一六とともに「明治の三筆」といわれた方です。大久保利光公のもと、書記官として仕事をしていましたが、大久保利光暗殺を機に、政界を退き、書道の道に進まれました。三人のうち鳴鶴には弟子が沢山いたので、鳴鶴の書風は全国に広がり、いま日本で行われている書道のもとになっているそうです。彦根城400年祭では、日下部鳴鶴展が催され、在野に置かれた鳴鶴揮毫の書として出品されました。
 鳴鶴揮毫の書は、護国神社をはじめ彦根には何箇所か書碑があり、紙に書かれたものでは、高宮小学校の体育館にもあります。
 「温良恭謙譲」(論語では「温良恭倹譲」)は、おだやかで,すなおで,うやうやしく,つつましく,人にゆずる態度を表しています。つつましいの部分が「倹」の部分が「謙」の字に変わっているので、「つつましく」ではなく、「へりくだる」とした方がいいのかもしれません。この書がいつ書かれたものかは分かりませんが、鳴鶴の没年が大正11年(1922年)ですから、100年以上昔のものであり、鳥居本小学校は来年130周年を迎えますから、創立間もなくの頃から小学校にあったと思われます。当時としては、学校教育目標のように大切にされていたことと思われます。

 このブログを書きながら、「す」の文字で「するめ」を思い出す私の頭の中には、川島英五の「時代遅れ」が流れてきました。  
 めだたぬように、はしゃがぬように 似合わぬことに無理をせず ・・・


注 落款の部分の名前が 日下部東作 となっています。これは鳴鶴の本名です。

団対抗球技大会

2015年07月10日 | 鳥居本小中学校
 体育大会に向けて結成されました3つの団で球技大会を行いました。
 あいにくの雨でしたので、体育館で男女混合ビーチボールの対向試合を行いました。

整列、挨拶を行って、

 始まりは、サーブポイントばかりが続き、盛り上がりにかけていたのですが、時間とともに熱が入り、1つのプレーに喝采。励ましたり、讃えたりと いい雰囲気に団のまとまりが出てきたように感じました。
 今年は黄団が優勝。赤と青が同点の2位ということで、体育大会の熱戦が期待できます。
 

あおい琵琶湖

2015年07月09日 | 鳥居本小中学校
 鳥居本といえば、中山道を中心とした歴史・文化と男鬼を中心とした森林学習というイメージがあるかも知れませんが、ご覧の授業は「あおい琵琶湖」という教材を使って、琵琶湖の学習も行っています。
 琵琶湖は日本で一番大きな湖であることはご存知のとおりですが、世界的にもバイカル湖、タンガニーカ湖に次ぐ古代湖でもあります。
 そんな古い湖ですから、琵琶湖固有種という生物がたくさんいます。残念ながらブラックバスやブルーギルといった外来種によって、琵琶湖固有の魚がどんどん減っていることが問題となっていますが、そんな学習も含めて琵琶湖の勉強を行います。

 琵琶湖固有種である魚のページで学習をしています。仏生寺で魚掴みをした子どもたちにとって、淡水魚は親しみがあります。机の上だけの勉強ではなく、体験とともに学習を進めるのが鳥居本学園の目玉といえます。
 

卒業研究

2015年07月08日 | 鳥居本中学校学習
 中学3年生の卒業研究が始まりました。いくつかのグループに分かれて、思い思いのテーマで研究をします。
 昨日は残念ながらかなりの雨でしたが、その雨の中、川に行って来て採取してきた水のようです。どのような研究を考えてくれているのか、これからが楽しみです。
 では、いくつか写真で紹介します。それぞれのグループが何をしようとしているのか、想像してみてください。



まだ他にもありますが、とりあえずこの5グループをご紹介します。
 皇后陛下からいただいた宿題の竹も見えます。

 注:皇后陛下の宿題。鳥中だより 6月号で紹介しています。竹林の利活用について何かできないかとおっしゃっていただきました。

ひらがなの勉強

2015年07月07日 | 鳥居本小学校学習
 小学校1年生の児童は、入学してから時間をかけてひらがなの勉強をします。この日は「す」。「す」から始まる言葉をたくさん見つけたり、写真のように「す」という文字がどんな書き順で、どんな形をしているかを勉強します。「すいか」「すな」という子どもらしい言葉が出てきます。私なら「すもう」とか「するめ」となりそうなところですが。
 
 実はこの活動は、文字の書き順や、形を覚える事が主たる目的なのですが、実は隠された大きなねらいがあります。
 四角を4つの部屋に区切り、どのお部屋のどの部分から書き始めて、どこで終わるのか、お手本をしっかり見て、細部にこだわって一画一画ていねいに書いていきます。
 「1つ目のお部屋のどのあたりから始まっていますか?」
 「左の下のほうです。」
というやりとりがあって「あ、先生、右に行くと少し上がっています。」
ということに気づく子どもがいて・・・。
 そうなんです。これは注意力を高める活動でもあるのです。黒板の右端上部には「みぎ」と書かれたカードが貼ってあって、左右をきちんと覚えます。まだ左右があやふやな子どもに適切な支援をさりげなく施しています。
 低学年の保護者さんがこのブログをお読みでしたら、「よく見てごらん。どこから始まっているかな。」と声をかけてやってください。きっときれいな文字を獲得すると同時に注意力アップが期待できます。
 ついでに黒板の上部、子どもたちの顔を載せておきます。可愛い絵を楽しんでください。

社会を明るくする標語

2015年07月06日 | 鳥居本小中学校
 第65回「社会を明るくする運動・青少年健全育成」彦根大会が7月5日ビバシティ2階で行われました。
 開会行事に続き、標語や作文の表彰がありました。会場には各校の出品作品が展示され、小中学生が考えてくれた力作がそろっていました。
 その中で、鳥居本中学校林君が見事中学の部で特選(第一席)。おめでとうございます。

 どんなに小さく思えることでも、最初の一歩を踏み出すことの大切さを的確に教えてくれる標語だと思います。

 小学校の岡本さん、中学校の木本さんが入選されました。おめでとうございます。
 展示された作品は学級の代表として出品されたものです。みんなしっかりと考えていい作品になりました。