彦根市立鳥居本学園 ブログ 

平成27年4月から小中一貫型小中学校として新たな歩みを始めました。学園と鳥居本の魅力満載ブログです。

全国学力・学習状況調査分析(自校採点による)

2015年07月23日 | 鳥居本中学校学習
 今年度は平成27年4月21日(火)に全国学力・学習状況調査が小学校6年、中学校3年を対象に行われました。今年は理科も悉皆(全員が対象)調査として追加され、3教科と学習状況の調査が行われました。
 文部科学省の公式結果は秋に発表されますが、多くの学校では夏休みに細かな分析をするために学校で採点をします。

鳥居本中学校3年生の強みと弱み

国語A(基礎基本)
正答率の高い問題
漢字  ビョウソク5mの風が吹く
    地図のシュクシャクを調べる
    アマったお金を貯金する
    詳細に述べる
    シャツのをまくる
    学校の事が新聞に

最初の3問が片仮名を漢字にし、終わり3問が漢字の読みの問題です。

内容をまとめる問題
大問7  委員会に寄せられた質問に対する回答のうち回答Aの要旨をまとめる問題

正答率の低かった問題
文法用語を問う問題
大問3 『風の又三郎』からの出題
 「どてをぐるっとまわって、どんどん正面をはいってくると」とありますが、ここでの表現の工夫としてもっとも適切なものを選びなさい。
 1擬態語が用いられている
 2倒置法が用いられている
 3体言止めが用いられている
 4直喩が用いられている
大問9の4
 私は伝えたい内容が明確になるように、次のアの文をイに変えました。イの文の方が、器の色が特に目を引き付けたことが伝わります。これは「青い」という①を、「青さ」という②に変えて、主語にしているためです。
 ①②に品詞を選択肢から選択する問題 
 選択肢 名詞、動詞、形容詞、形容動詞

 Aでは基礎的基本的事項の習得をみる問題が出題されています。日頃から漢字ドリルに取り組んでいるせいか、漢字の読み書きは良くできていました。また、鳥居本中学校の場合、人数が少ないために生徒会活動は全員体制で臨んでいることもあり、大問7はなじみ深い問題だったのかも知れません。
 文法や慣用句に関する問題は毎年必ず出題されています。今年はズバリの文法問題なので、知っているか否かの問題といって良いでしょう。そういう意味では、英語だけではなく、国語(日本語)の文法もきちっと学習したかどうかが問われています。
 すべの問題をご覧いただきたい方は、次のホームページでご覧いただけます。
http://www.nier.go.jp/15chousa/15chousa.htm
 
次回は国語Bです。