新聞配達

2024年09月07日 03時34分39秒 | 日記・断片

あの頃の自分は、しばしば外泊をしていた。

長男が生まれた日も、次男が生まれたにも、外泊していたのだ。

さすがに、妻の母もその翌日、「この家庭は、どうなっているの!もうこれ以上、面倒はみたくない!」と怒りを爆発させて、相模原の自宅に帰る。

祖母になついていた2歳の長男は「バーバ」と泣き叫んで祖母を玄関まで追いかける。

結局、友人たちが協議して、私を新聞配達人とする。

当然、立場・役割としてもう、外泊などできなくなる。

そして、早朝散歩の友人とも出会うこことなるのだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アクセスの解析

2024年09月07日 03時25分51秒 | 日記・断片

時々、アクセスの解析をクリックする。

驚くことに、「過去にこんな情報もアップしていたのか!」と思い知らされるのだ。

その情報は、残念ながらすべて独自にものではない。

つまり、自分が興味を持った情報の集積に過ぎないが、「こんな話題もあったのか」と今更、驚くばかり。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実に恥ずかしい事態に

2024年09月07日 03時03分01秒 | 日記・断片

ビッグAへ酒を買いに行く。

だが、いくら探しても金がないのだ。

少なくともバッグには4000円ほどあったはずだ。

中年の店員が困惑している様子だった。

客が背後に数人並んでいた。

金は、何度探してもない。

ところが、脇に居た人が素早く料金を投じたのだ。

その人を見れば、近所のご婦人であったのだ。

恐縮するばかりであった。

実は、食堂で知人に日本酒をご馳走になって、すでに酔っていた。

暑い日の昼間の酒は酔うものだ。

金は、どこかで落としたようだ、情けない!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

創作 あの頃の自分 13)

2024年09月07日 01時31分39秒 | 創作欄

中川洋子は、山崎瑞奈と向かい合って座っていた。

ともに記者であり、中川洋子は病院と街の薬局を回っていた。

山崎瑞奈は厚生省と国会の記者クラブに所属していたが、編集課長の大野一郎の補佐役にすぎなかった。

編集部長の福島吾郎は大阪本社にいて、専務取締役兼主筆の東賢一は、月に1回は東京支社にやってきた。

京都生まれ京都育ちの瑞奈は、大阪本社で採用されたが、彼女の希望で東京支社勤務となる。

東専務は採用時に瑞奈に面接したことで、彼女がお気に入りの社員の一人であり、「瑞奈ちゃん、美味しいもの食べに行こか」と東京支社に來ると必ず彼女を食事に誘っていた。

中川洋子は、近くにあるデパートでのアイドル歌手の新曲発表会に行ったことを社内で自慢話とした。

午後1時からの催しであり、昼休みの時間が決まっているタイピストの岡村美登里は「あなたち、編集者は時間が自由でいいわね」と反目する。

「まあ、ええやないか」東専務はその場をとりなすのだ。

美登里は、瑞奈を嫌っていたが、それ以上に洋子に辛く当たっていた。

洋子は、彼女の姉が経営する神田駅ガード下のスナックでも働いていた。

そして、美登里は夜の厚化粧の洋子に反感を抱いたのだ、支社長が美登里をお気に入りで、彼女を誘ってその店に行ったのだ。

「あんな人と一緒に働きないわ」と大野課長に言うのである。

性格が温厚な大野課長は困惑する。

結局、洋子の姉が交通事故に遭ったことから、洋子は退社を余儀なくされる。

そのスナックは、昼の時間帯だけ食事が食べられたのだ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする