なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

書き始めよう

2019-11-26 23:25:41 | 日記

 なんとも2ヶ月放置。

先々月の終わり、嫁がメニエールを発症して、仕事どころか家事全般ができなくなる事態になってしまい、勢い朝から晩まで家の仕事と、素で残業ついてきますよの仕事でてんてこ舞い。基本的に洗濯以外はできるから、茫然自失とまでは行かないまでも家事分担が二倍(娘も早く行って遅く帰るからほとんど戦力外)ともあれ、10月いっぱいはそれどころじゃなかった。

今月は半日勤務でしごとに行ってるけど、自分の平日休みが半日は潰れてしまう(べつに何をするってわけじゃないけど、なんか部屋にこもってパソコンいじってるわけにも、ゴロゴロ読書するのも気がひける)わけで、なんだか休んでる気がしない。ってなわけでこの二ヶ月、ほぼほぼ何もしていない。

10月には裏の畑の草刈りと、裏の空き地の雑木を切ってタマネギ植えようかとか思ってたのも11月の半ばまで出来ずじまいだったし、バイクも車検を7月に入れてから動かしてないからいい加減に動かさないとと思ってたのに、結局寒くなってきたわけで、秋は毎年なにかとトラブルで物事が進まない。ま、そんなもんか。

 

今日に見たニュースで、安倍総理が就職氷河期世代の100万人に公務員の中途採用枠をなんちゃら〜っていうのがあった。

こりゃ、選挙が近い。

就職氷河期世代を公務員にというのは、れいわの山本太郎が最初に言ってた事だと記憶してる。ただ、これは山本太郎が正しかったというわけではなくてたぶん、それくらいしか救済の手立ては残ってない(これから教育して、民間企業で戦力になんて悠長なことはとうてい無理なくらいのおっさん達だ)ということなんだろう。自己責任大好きな日本政府は、40過ぎの本当ならば働き盛りで労働経済や消費の根幹を担うはずだけど努力を怠ったとしか評価してこなかったわけだし、自己責任とかグローバリズムだとかにかこつけて無策状態だったのを自己批判するわけもないのに、救済なんて言い出すのは、この世代をターゲットにしてるれいわ新選組に抱きついていきたい事の方便だと思う。

んで、当の山本太郎。

彼の行状が気に入らない人も結構多くいそうなのだけど、あんがい考えぬかれたことをやってると思う。議員だった頃にはなんにでも噛み付いてた印象だったのに、れいわ新選組になってからは、消費税と生活経済一本でその他のことにはあまり言及してないっぽい。まぁ、いろいろ言いたいこともあるのだろうけど、ネットの中身を見てみればわかるように、ここは賛成だけどこの部分は反対という是々非々というスタンスがどうにも日本人は向いてないわけで、大筋間違っちゃいないけど瑣末な部分が気に入らないから、こいつは全否定という極端に振れることが多々あったりもする。なんだか日本人の議論下手なのは「そういうとこやぞ」っておもう。それを考えれば、最大公約数的に訴えかけれるものは団塊ジュニアというボリュームゾーンの救済を軸に展開してるって印象だし、そもそも将来の日本経済がこのゾーンの有り様に左右されるのは社会的負担も考えれば当然左右されるわけだし、その下の世代への影響も考えれば今すぐにでも手立てを講じなけりゃならないのは当然だと思う。

そのためにも、些細なこと(彼の言うように右だとか左だとかも含むイデオロギー的な雑音)を極力少なくしている印象だ。そして、ドサ回りレベルの地方まわりを地道にしてるのは、マスコミに無視されるのは承知の上だし、地方組織も無いからマンパワーが圧倒的に不利だから、個人丸の生活に焦点を当てた話に絞ってる。つまりそのへんを歩いてる個人を振り向かせることで、既成政党みたいな金とか利権とか義理とか縁とかイデオロギーだとかすっ飛ばして、そのまんまの生活にダイレクトに話を持っていく戦略だ。

あんがい政治離れって言われてる根本の問題がここにあるんじゃないだろうかってつくづく思う。政治家も有権者も悪い意味で冷笑系に慣れっこになっちゃって、なにをどうしたって自分の生活は変わらないし、とか、なんだかんだ言ってても政治家も自分のことが一番だろ、とか、冷めたことしか思えなくなってるわけで、50年位前はまだまだ未舗装の道路とか地方にはたくさんあって、政治家が道路を作ります、企業を誘致します、所得を倍増しますとか言えば、ああ、なんかやってくれるって思えたと思うのだけど(もちろんその頃選挙権は持ってなかったから実感はないけど)いまや、生活が向上するというリアルなパーツが残り少ないわけで、「目に見えて豊かになる」ってのは、せいぜい給料明細の数字が増えるくらい。諦めるか冷笑して自己のアイデンティティをやっとこもってるきがしますな。

 

とはいえ、れいわ新選組を両手放しでっていうわけじゃない。政権を握るには山本太郎は必要だとは思うけど、その後、政治を動かすにはともかくも人間が必要になる。まして政治は基本的に調整能力が必要なわけで、今までの政治家はその調整までも官僚に丸投げしてきたからこんなんなっちゃった感がおおきい。かれらは公務員って名乗ってるけど、勉強して〇〇省に入った偉い人ってベースにあるからある意味そこら辺の企業の偉い人とあまり変わらない。社長とか部長が企業の儲けに敏感になるのは当然のように、国とか国民とかよりも省の組織の利益が優先だわね。そりゃそうなる。以前の自民党政治でまがりなりにも国家の体をなしてたのは、省庁の族議員が官僚からの調整交渉を担っていたからで、それはそれで省庁の利益を代弁するって本末転倒な事だけど大きく道を逸れるには政治家の力関係も緩衝材になってて、ベストじゃなかったけどワーストでもなかった。今はそれがない。

花見に関して言えば、馬鹿の尻拭いに官僚を使うなという、ああ、なんか上司の失敗を繕うために無駄な仕事が湧いて出てきてる感がもりもりだ。

それはさておき、れいわに期待はしている。ただ、あくまでも「起爆剤」

この暴発に近い感じがないと、20年くらい冷笑を続けてきた日本は目を覚まさない。太平の眠りを覚ますのは蒸気船なわけで、当時の日本人からすれば、ほとんどUFOを見たくらいの衝撃だったはず。そりゃ、ペルリなんかグレイなわけですよ。

 

うん、あまり良いオチも思いつかない。

ちょっと反省してまた書き始めよう

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