くまきち

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最近は自転車も乗ってる

九重町の大吊橋

2007-01-04 23:11:25 | 山と旅
昨年10月に開通した、九重夢大吊橋

一度行ってみたいと思うが、まだ休日は人が多いらしいので、先送り。


その大吊橋だが、先日めでたく入場者数が50万人に達したそうだ(50万だったかな…30万だったかな…まあ、それくらいだ)

それくらいのペースで観光客がきてくれれば、町としてもいいですねーという話を町の人としてたんだが、実はそうでもないらしい。

確かに入場者数は予想よりもかなり多く、それに従って入場料収入も入ってくるのだが、それだけでは困るわけだ。

どこの観光地でもそうだが、目玉になるところがあれば、そこにあるお土産屋やその他商店、レストラン、言えば自動販売機までひっくるめて収入になってくるし、宿泊してくれればさらに地域にお金が落ちるわけだ。中でも、宿泊が一番地域活性化になるそうだ。

ところが、この大吊橋の場合、宿泊地が近くにあまりないのと、客側も、最初から別のところに泊まるように計画してから来るらしいのだ。

たしかに言われてみると、九重には目立った宿泊地がない。
いい宿があるにはあるんだが、あまり大きくないし、有名でもない。

まあ、筋湯温泉くらいは九州内でも知れているのかなあ、と。

大分から行く客は、わざわざ泊まらず、日帰りで家に帰るから宿泊はない。 中には泊まるヒトもいるだろうが、決して多くないだろう。

では県外からはどうなっているのか。


日田、小国、黒川、それに湯布院に泊まるらしい…

結果、見事に九重町を避けてる。

ま、小国はともかく、最近黒川温泉に来る人が多くなってきたそうだ(どこ行っても高いからおれは嫌いだ。だれが風呂代に500円以上出すかつーの)
日田はもともと観光客の収容量が大きいし、種類の多い観光地を抱えてるからいいんでしょうな。
湯布院はこれまた有名になってしまってるしね(これまたおれは嫌いだ。有名になってからというもの、混雑はひどいし、意味不明な店は増えたし、感じの良かった宿はつぶれるし、良さそうに見えるところでも値段を聞くと卒倒しそうになるし。県外観光客向けに特化しているのが敬遠の理由)。


なんでも、日田の商工関係のヒトは「九重に足を向けて寝られない」と、うれしい悲鳴を上げているらしい。

なんか気の毒…




おれは九重町エリアにちょくちょく行くけど、おれみたいな登山客は100円すら落とさずに、山だけ登って帰っちゃうから、役に立つどころか迷惑か(笑)


ま、とにかく一度吊り橋に行ってみよう。


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